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公開番号
2025177158
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083738
出願日
2024-05-23
発明の名称
検品装置および検品方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20251128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】検品媒体を保持する保持面の画像の影響を排除する。
【解決手段】媒体に画像が形成された検品媒体を吸着する用紙吸着部と、検品媒体の画像を読み取る読取部と、読取部が読み取った検品用読取画像34aを画像処理した検品画像35aを基準画像33aと比較することにより、検品媒体を検品する検品部とを備え、用紙吸着部の吸着面は、複数の吸着孔7aを有する非無地面であり、検品部は、媒体の透過率に基づいて、検品画像および基準画像の何れか一方または双方を変更する。基準画像33aは、用紙吸着部に保持された透明媒体に画像を形成した基準媒体と、用紙吸着部に保持された透明媒体を撮像した背景画像32aとの差分画像であり、検品画像35aは、検品媒体を読取部で読み取った画像と背景画像32bとの差分画像である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に画像が形成された検品媒体を保持する保持部と、
前記検品媒体の画像を読み取る読取部と、
前記読取部が読み取った読取画像を画像処理した検品画像を基準画像と比較することにより、前記検品媒体を検品する検品部とを備え、
前記保持部の保持面は、非無地面であり、
前記検品部は、前記媒体の透光性に基づいて、前記検品画像および基準画像の何れか一方または双方を変更する
検品装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記媒体は、透明媒体であり、
無媒体の状態で前記保持面を撮像した背景画像または前記保持部に保持された透明媒体を撮像した背景画像を生成する背景画像生成部をさらに備え、
前記基準画像は、前記保持部に保持された透明媒体に前記画像を形成した画像形成透明媒体と前記背景画像との差分画像であり、
前記検品画像は、前記検品媒体を前記読取部で読み取った画像と前記背景画像との差分画像である
請求項1に記載の検品装置。
【請求項3】
前記媒体は、透明媒体であり、
無媒体の状態で前記保持面を撮像した背景画像または前記保持部に保持された透明媒体を撮像した背景画像を生成する背景画像生成部をさらに備え、
前記基準画像は、前記媒体に画像形成するときの画像と前記背景画像とを合成した合成画像であり、
前記検品画像は、前記検品媒体を前記読取部で読み取った画像である
請求項1に記載の検品装置。
【請求項4】
前記媒体は、透光性媒体であり、
前記保持部に保持された透光性媒体を撮像した背景画像を生成する背景画像生成部をさらに備え、
前記基準画像は、前記保持部に保持された透光性媒体に前記画像を形成した画像形成媒体と前記背景画像との差分画像であり、
前記検品画像は、前記検品媒体を前記読取部で読み取った画像と前記背景画像との差分画像である
請求項1に記載の検品装置。
【請求項5】
前記媒体は、透光性媒体であり、
前記保持部に保持された透光性媒体を撮像した背景画像を生成する背景画像生成部をさらに備え、
前記基準画像は、前記媒体に画像形成するときの画像と前記背景画像とを合成した合成画像であり、
前記検品画像は、前記検品媒体を前記読取部で読み取った画像である
請求項1に記載の検品装置。
【請求項6】
前記基準画像は、印刷領域のみとする
請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載の検品装置。
【請求項7】
前記媒体の透光性は、前記媒体の透過率であり、
前記検品部は、前記媒体の透過率が基準値よりも高いときに、検品動作を実行する
請求項2ないし請求項5の何れか一項に記載の検品装置。
【請求項8】
前記媒体の透過率に応じて、前記背景画像の濃度を変更する
請求項7に記載の検品装置。
【請求項9】
前記透過率を指定可能とする入力部をさらに備える
請求項7に記載の検品装置。
【請求項10】
前記媒体の透過率を測定する媒体測定部をさらに備える
請求項7に記載の検品装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検品装置および検品方法に関し、例えば、円筒状のドラムに吸着させて画像形成された透光性媒体の良否を検品する検品装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
検品装置は、媒体に形成された画像の不良や、画像形成された媒体にゴミが付着していたりする不良を検査するものである。特許文献1には、液晶表面の検査方法であって、被検査部の画像と背景画像との差を取って検査対象以外のスジを除去する技術が開示されている。この背景画像は、できるだけ欠陥のないサンプルを複数枚撮像し、その平均化画像を作成、その画像から被検査部の画面部分だけを抽出して作成したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-219072号公報(段落0030,図3(a)(b))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、媒体を円筒状のドラムに吸着・保持させて画像形成する場合、その媒体が透明媒体や半透光性媒体等の透光性媒体であることがある。また、ドラムには、吸着用の複数の孔が形成されている。そのため、検品装置が透光性媒体に形成された画像を検査するとき、吸着用の複数の孔が透けて見えてしまう。検品媒体をドラムに吸着(保持)する吸着面(保持面)の画像を除去するために、検品装置が特許文献1に記載の技術を適用することが考えられる。しかしながら、特許文献1に記載の背景画像は、欠陥のないサンプルを複数枚撮像し、その平均化画像に基づいたものである。つまり、特許文献1に記載の技術は、媒体自体の欠陥を検出するものである。したがって、透光性媒体を介した背景の画像透過を課題対象とする発明には、特許文献1の技術を適用することができない。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、検品媒体を保持する保持面の画像の影響を排除することができる検品装置および検品方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記課題は、下記の手段により解決される。
【0007】
(1)媒体に画像が形成された検品媒体(画像形成媒体)を保持(吸着)する保持部(吸着部)と、前記検品媒体の画像を読み取る読取部と、前記読取部が読み取った読取画像を画像処理した検品画像を基準画像(比較画像)と比較することにより、前記検品媒体を検品する検品部とを備え、前記保持部の保持面は、非無地面(例えば、複数の吸着孔を有する面)であり、前記検品部は、前記媒体の透光性に基づいて、前記検品画像および基準画像の何れか一方または双方を変更する検品装置。
【0008】
(2)前記媒体は、透明媒体(透光性無地媒体)であり、無媒体の状態で前記保持面を撮像した背景画像または前記保持部に保持された透明媒体を撮像した背景画像を生成する背景画像生成部をさらに備え、前記基準画像は、前記保持部に保持された透明媒体に前記画像を形成した画像形成透明媒体と前記背景画像との差分画像であり、前記検品画像は、前記検品媒体を前記読取部で読み取った画像と前記背景画像との差分画像である前記(1)に記載の検品装置。
【0009】
(3)前記媒体は、透明媒体であり、無媒体の状態で前記保持面を撮像した背景画像または前記保持部に保持された透明媒体を撮像した背景画像を生成する背景画像生成部をさらに備え、前記基準画像は、前記媒体に画像形成するときの画像と前記背景画像とを合成した合成画像であり、前記検品画像は、前記検品媒体を前記読取部で読み取った画像である前記(1)に記載の検品装置。
【0010】
(4)前記媒体は、透光性媒体であり、前記保持部に保持された透光性媒体を撮像した背景画像を生成する背景画像生成部をさらに備え、前記基準画像は、前記保持部に保持された透光性媒体に前記画像を形成した画像形成媒体と前記背景画像との差分画像であり、前記検品画像は、前記検品媒体を前記読取部で読み取った画像と前記背景画像との差分画像である前記(1)に記載の検品装置。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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