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公開番号2025180352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087630
出願日2024-05-30
発明の名称画像形成システム及び画像形成方法
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G03G 9/097 20060101AFI20251204BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】本発明の課題は、画像不良を低減させた高画質な画像を形成する画像形成システム及び画像形成方法を提供することである。
【解決手段】本発明の画像形成システムは、感光体を有する電子写真方式の画像形成装置と、静電荷像現像用トナーとを備える画像形成システムであって、前記感光体が、感光層を有し、前記感光層が、ポリアリレートを含有し、前記静電荷像現像用トナーが、外添剤として、シリコーンオイルで処理された無機粒子A及び無機粒子Bを含み、無機粒子Aの個数平均一次粒径が、5nm以上、60nm未満の範囲内であり、無機粒子Bの個数平均一次粒径が、60nm以上、150nm以下の範囲内であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
感光体を有する電子写真方式の画像形成装置と、静電荷像現像用トナーとを備える画像形成システムであって、
前記感光体が、感光層を有し、
前記感光層が、ポリアリレートを含有し、
前記静電荷像現像用トナーが、外添剤として、シリコーンオイルで処理された無機粒子A及び無機粒子Bを含み、
前記無機粒子Aの個数平均一次粒径が、5nm以上、60nm未満の範囲内であり、
前記無機粒子Bの個数平均一次粒径が、60nm以上、150nm以下の範囲内である
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記無機粒子A及び前記無機粒子Bが、シリカ粒子である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記無機粒子Bが、形状係数SF-2が116以下のシリカ粒子である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記無機粒子Bの個数平均一次粒径が、80nm以上、120nm以下の範囲内である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記静電荷像現像用トナーが、トナー母体粒子を含み、
前記トナー母体粒子の体積平均粒径が、3μm以上、7μm以下の範囲内である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記トナー母体粒子の体積平均粒径が、3μm以上、5μm以下の範囲内である
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記トナー母体粒子が、コア-シェル構造を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記トナー母体粒子の平均円形度が、0.940以上、0.980以下である
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記感光層が、最表層を有し、
前記最表層が、前記ポリアリレートを含有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記感光層が、電荷輸送層を有し、
前記電荷輸送層が、前記ポリアリレートを含有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システム及び画像形成方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
画像の高精細化の観点から、トナーの粒度分布を先鋭にする、トナーを球形化する、トナーを小径化する等の改良が提案されている。しかし、感光体において、球形のトナー又は小径のトナーは、クリーニング時においてブレードをすり抜けやすく残留しやすい。また、トナーの残留を防ぐためにブレードの押圧を強くすると、感光体は、ブレードにより摩耗劣化しやすく耐久性が低下しやすい。摩耗劣化を低減させた感光体としては、ポリアリレートを含有させる技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-181419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術により感光体の耐久性は向上したものの、依然としてトナーは感光体に残留しやすいことがわかった。クリーニング時におけるブレードの押圧を強くしたとしても、一部のトナーはすり抜けてしまい、感光体にトナーが残留することで画像不良が生じてしまう。
【0005】
本発明は、上記問題及び状況に鑑みてなされたものである。本発明の解決課題は、画像不良を低減させた高画質な画像を形成する画像形成システム及び画像形成方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題を解決すべく、上記問題の原因等について検討した。画像形成システムにおいて、画像形成装置がポリアリレートを含有する感光体を有し、静電荷像現像用トナーが特定の外添剤として無機粒子A及び無機粒子Bを含む。これにより、画像不良を低減させた高画質な画像を形成することができる。本発明者は、以上を見出し本発明に至った。
すなわち、本実施形態に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
【0007】
1.感光体を有する電子写真方式の画像形成装置と、静電荷像現像用トナーとを備える画像形成システムであって、
前記感光体が、感光層を有し、
前記感光層が、ポリアリレートを含有し、
前記静電荷像現像用トナーが、外添剤として、シリコーンオイルで処理された無機粒子A及び無機粒子Bを含み、
前記無機粒子Aの個数平均一次粒径が、5nm以上、60nm未満の範囲内であり、
前記無機粒子Bの個数平均一次粒径が、60nm以上、150nm以下の範囲内である
ことを特徴とする画像形成システム。
【0008】
2.前記無機粒子A及び前記無機粒子Bが、シリカ粒子である
ことを特徴とする第1項に記載の画像形成システム。
【0009】
3.前記無機粒子Bが、形状係数SF-2が116以下のシリカ粒子である
ことを特徴とする第1項又は第2項に記載の画像形成システム。
【0010】
4.前記無機粒子Bの個数平均一次粒径が、80nm以上、120nm以下の範囲内である
ことを特徴とする第1項又は第2項に記載の画像形成システム。
(【0011】以降は省略されています)

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