TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025179289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-10
出願番号
2024085927
出願日
2024-05-28
発明の名称
画像形成方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G03G
9/097 20060101AFI20251203BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本発明の課題は、従来通りの量の離型剤を含有するトナーを用いながら、液状体の定着画像への塗布性及び液状体の定着画像との接着性を向上させることのできる画像形成方法を提供することである。
【解決手段】静電荷像現像用トナーを用いて記録媒体上に画像を形成する工程を有する画像形成方法であって、前記静電荷像現像用トナーが、離型剤を含有するトナー母体粒子を含み、前記画像の表面エネルギーの極性成分γ
p
が、5mN/m
2
以上であり、かつ、前記画像の表面エネルギーの分散成分γ
d
が、20mN/m
2
以上であることを特徴とする画像形成方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
静電荷像現像用トナーを用いて記録媒体上に画像を形成する工程を有する画像形成方法であって、
前記静電荷像現像用トナーが、離型剤を含有するトナー母体粒子を含み、
前記画像の表面エネルギーの極性成分γ
p
が、5mN/m
2
以上であり、かつ、
前記画像の表面エネルギーの分散成分γ
d
が、20mN/m
2
以上である
ことを特徴とする画像形成方法。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記画像の表面エネルギーの極性成分γ
p
が、30mN/m
2
以下であり、かつ、
前記画像の表面エネルギーの分散成分γ
d
が、30mN/m
2
以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
【請求項3】
前記トナー母体粒子が、結晶性ポリエステルを含有し、
前記結晶性ポリエステルの含有量が、0.5~3.0質量%の範囲内である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
【請求項4】
前記トナー母体粒子が、前記離型剤として、少なくともエステル系ワックスを含有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
【請求項5】
静電荷像現像用トナーを用いて記録媒体上に画像を形成する工程において、
三軸上ベルト方式の定着装置を用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
【請求項6】
静電荷像現像用トナーを用いて記録媒体上に画像を形成する工程後、
前記記録媒体がロール状に巻き取られる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成方法に関する。より詳しくは、従来通りの量の離型剤を含有するトナーを用いながら、液状体の定着画像への塗布性及び液状体の定着画像との接着性を向上させることのできる画像形成方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
PP(プロダクションプリント)市場、IP(産業印刷)市場においては、必要枚数分のプリント物をオンデマンドに作成することができ、印刷用の版を必要としないことから、電子写真方式の画像形成方法が用いられることがある。
【0003】
電子写真方式の画像形成方法では、静電荷像現像用トナーを用いることによって記録媒体上にトナー像が熱定着された画像が形成される。以下、「静電荷像現像用トナー」を単に「トナー」ともいい、「トナー像や当該トナー像が熱定着された画像」を「定着画像」ともいう。
【0004】
定着画像には、より高品質なものが求められ、当該定着画像の画像品位や耐久性を向上させるためには、ポストプレス加工を施すことが一般的である。従来、ポストプレス加工を施す前に定着画像に表面処理を施して定着画像の表面改質処理を行っていた。これにより、ポストプレス加工を施しやすい、高品質な定着画像を形成していた。
【0005】
ポストプレス加工としては、例えばニス加工、ラミネート加工、糊加工、及び箔等の加飾剤を供給する加工等が挙げられる。そして、当該ポストプレス加工を施しやすい、高品質な定着画像を形成するための技術が開示されている。
【0006】
例えば特許文献1に開示される技術では、ポストプレス加工を施す前に、定着画像に放電処理(プラズマ)を行い、当該定着画像の水接触角を90度以下にして定着画像の表面処理を行うことで高品質な定着画像を形成している。そして、当該定着画像は、ニス等の液状物質の塗布性に優れる。
【0007】
しかしながら、当該技術によって形成された定着画像に塗布されたニス等の液状物質は、当該定着画像との接着性に劣ることから改善の余地が残されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2011-59575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、固体及び液体には有限の表面エネルギーが存在しており、当該有限の表面エネルギーが、変形や亀裂等の力学的仕事に影響を与え、また、酸化や汚染等の化学的反応として消費される。そして、上記の定着画像の表面エネルギーは、当該定着画像に対するニス等の液状物質の塗布性や当該ニス等の液状物質の塗布後の定着画像との接着性と密接に関連している。以下、「ニス等の液状物質」を単に「液状体」ともいう。
【0010】
なお、本明細書において「塗布性」とは、定着画像に対する液状体の濡れ性の度合いをいうものとする。また、「接着性」とは、定着画像に対して液状体を塗布した後の当該液状体の接着の度合いをいうものとする。また、「液状体」には、流動性が低く、半固体状であるものが含まれるものとする。半固体状のものとしては、例えば接着剤等が挙げられる。したがって、「液状体」の定義には、「ニス等の液状物質」だけでなく、「接着剤等の半固体状のもの」も含まれるものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
表示装置
1か月前
個人
雨用レンズカバー
1か月前
株式会社シグマ
絞りユニット
2か月前
日本精機株式会社
プロジェクタ
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
日本精機株式会社
車両用投射装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
株式会社リコー
画像形成装置
今日
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社オプトル
プロジェクタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
レーザーテック株式会社
光源装置
29日前
アイホン株式会社
カメラシステム
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
8日前
スタンレー電気株式会社
照明装置
2か月前
キヤノン株式会社
レンズキャップ
1か月前
レーザーテック株式会社
光源装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る