TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025178622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2024085335
出願日2024-05-27
発明の名称用紙特性検出装置、画像形成システム及びプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所,弁理士法人信友国際特許事務所
主分類B65H 7/02 20060101AFI20251202BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】記録媒体の紙厚の検出精度が低下することを抑制できる用紙特性検出装置、画像形成システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】紙特性検出装置は、記録媒体を挟持する挟持部と、紙厚検出センサと、制御部と、を備えている。紙厚検出センサは、挟持部における記録媒体の厚さ方向の変位を検出する。制御部は、紙厚検出センサが検出した検出値に基づいて、記録媒体の厚さを算出する。また、制御部は、記録媒体における搬送方向と直交する幅方向の長さ、又は記録媒体における挟持部と接触する箇所の幅方向の長さに応じて、紙厚検出センサが検出した検出値または厚さを補正し、記録媒体の厚さを取得する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を挟持する挟持部と、
前記挟持部における前記記録媒体の厚さ方向の変位を検出する紙厚検出センサと、
前記紙厚検出センサが検出した検出値に基づいて、前記記録媒体の厚さを算出する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記記録媒体における搬送方向と直交する幅方向の長さ、又は前記記録媒体における前記挟持部と接触する箇所の幅方向の長さに応じて、前記紙厚検出センサが検出した検出値または前記厚さを補正し、前記記録媒体の厚さを取得する
用紙特性検出装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記挟持部は、ローラであることを特徴とする
請求項1に記載の用紙特性検出装置。
【請求項3】
前記挟持部は、
第1ローラと、
前記第1ローラと対向して配置される第2ローラと、を有し、
前記第2ローラを回転可能に支持するローラ軸を備え、
前記紙厚検出センサは、前記ローラ軸における前記厚さ方向の変位を検出する
請求項2に記載の用紙特性検出装置。
【請求項4】
前記挟持部は、弾性を有する部材により形成される
請求項1に記載の用紙特性検出装置。
【請求項5】
前記第1ローラと前記第2ローラは、少なくとも一方が弾性を有する部材により形成される
請求項3に記載の用紙特性検出装置。
【請求項6】
前記記録媒体のサイズを入力する入力部を備え、
前記制御部は、前記入力部に入力されたサイズ情報から前記記録媒体の幅方向の長さを取得する
請求項1に記載の用紙特性検出装置。
【請求項7】
前記記録媒体の幅方向の長さを検出するサイズ検出部を備え、
前記制御部は、前記サイズ検出部が検出した情報から前記記録媒体の幅方向の長さを取得する
請求項1に記載の用紙特性検出装置。
【請求項8】
前記サイズ検出部は、用紙搬送経路に配置されたライン状のセンサである
請求項7に記載の用紙特性検出装置。
【請求項9】
前記記録媒体における前記挟持部と接触する箇所の幅方向の長さは、前記挟持部の配置に関する情報と、前記記録媒体における搬送方向と直交する幅方向の長さに基づき取得される
請求項1に記載の用紙特性検出装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記挟持部の前記幅方向の長さより、前記記録媒体の前記幅方向の長さが大きい場合は前記検出値または前記厚さの補正を行わない
請求項1に記載の用紙特性検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙特性検出装置、画像形成システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置に用紙を供給する用紙供給装置とを備えている。そして、画像形成装置では、出力されたジョブ情報に基づいて、用紙に画像を形成する。また、画像形成システムは、用紙に画像を形成する前に、用紙のサイズや種類を検出する用紙特性検出装置を有している。
【0003】
従来の、この種の用紙特性検出装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、記録媒体を挟持して搬送する第1ローラ及び第2ローラと、第2ローラを回転可能に支持するローラ軸と、軸支持部と、変位検出部と、を備えた技術が記載されている。そして、軸支持部は、ローラ軸を記録媒体の厚さ方向に移動可能に支持する。また、変位検出部は、第2ローラにおける厚さ方向の変位を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-42049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、記録媒体の幅や記録媒体における挟持部と接触する長さが、記録媒体を挟持する部材よりも短い場合、同じ厚さの記録媒体であっても記録媒体のサイズによってばらつく場合があることが分かった。そのため、特許文献1に記載された技術では、記録媒体の紙厚の検出精度が低下する、という問題を有していた。
【0006】
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、記録媒体の紙厚の検出精度が低下することを抑制できる用紙特性検出装置、画像形成システム及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の用紙特性検出装置は、記録媒体を挟持する挟持部と、紙厚検出センサと、制御部と、を備えている。紙厚検出センサは、挟持部における記録媒体の厚さ方向の変位を検出する。制御部は、紙厚検出センサが検出した検出値に基づいて、記録媒体の厚さを算出する。また、制御部は、記録媒体における搬送方向と直交する幅方向の長さ、又は記録媒体における挟持部と接触する箇所の幅方向の長さに応じて、紙厚検出センサが検出した検出値または厚さを補正し、記録媒体の厚さを取得する。
【0008】
本発明の画像形成システムは、記録媒体の画像を形成する画像形成装置と、画像形成装置よりも記録媒体の搬送方向の上流側に配置され、記録媒体の特性を検出する用紙特性検出装置と、を備えている。そして、用紙特性検出装置としては、上述した用紙特性検出装置が用いられる。
【0009】
また、本発明のプログラムは、下記(1)から(3)に示す手順を用紙特性検出装置に実行させるプログラムである。
(1)記録媒体を挟持した挟持部における記録媒体の厚さ方向の変位を検出する手順と、
(2)記録媒体における搬送方向と直交する幅方向の長さ、又は記録媒体における挟持部と接触する箇所の幅方向の長さを取得する手順。
(3)記録媒体における幅方向の長さ、又は記録媒体における挟持部と接触する箇所の幅方向の長さに応じて、検出した検出値または厚さを補正し、記録媒体の厚さを取得する手順。
【発明の効果】
【0010】
上記構成の用紙特性検出装置、画像形成システム及びプログラムによれば、記録媒体の紙厚の検出精度が低下することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

コニカミノルタ株式会社
校正装置
1日前
コニカミノルタ株式会社
画像形成装置
2日前
コニカミノルタ株式会社
画像形成方法
1日前
コニカミノルタ株式会社
画像形成システム
今日
コニカミノルタ株式会社
光学装置及びその組み立て方法
2日前
コニカミノルタ株式会社
後処理装置および画像形成装置
1日前
コニカミノルタ株式会社
搬送スクリュー及び画像形成装置
今日
コニカミノルタ株式会社
画像形成システム及び画像形成方法
今日
コニカミノルタ株式会社
ローラーユニット及び画像形成装置
今日
コニカミノルタ株式会社
動態画像解析装置、方法、及びプログラム
今日
コニカミノルタ株式会社
分析装置、分析方法、および制御プログラム
今日
コニカミノルタ株式会社
超音波診断装置、画像保存方法及びプログラム
今日
コニカミノルタ株式会社
画像形成システム、排出方法およびプログラム
2日前
コニカミノルタ株式会社
超音波診断装置、プログラム及び超音波診断方法
今日
コニカミノルタ株式会社
撮影支援装置、撮影支援方法および撮影支援プログラム
今日
コニカミノルタ株式会社
情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
1日前
コニカミノルタ株式会社
超音波診断装置、超音波診断プログラム、及び超音波診断方法
今日
コニカミノルタ株式会社
超音波診断装置、超音波診断プログラム、及び超音波診断方法
2日前
コニカミノルタ株式会社
インクジェット印刷装置、インクジェット印刷方法及びプログラム
今日
コニカミノルタ株式会社
排紙装置、画像形成装置、後処理装置、制御方法及び制御プログラム
今日
コニカミノルタ株式会社
画像形成装置、画像形成システム、クリーニング方法及びプログラム
1日前
コニカミノルタ株式会社
活性光線硬化型インクジェットインクおよびこれを用いた印刷物の製造方法
2日前
コニカミノルタ株式会社
活性光線硬化型インクジェットインクおよびこれを用いた印刷物の製造方法
2日前
コニカミノルタ株式会社
画像検査システム、画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラム
2日前
コニカミノルタ株式会社
画像検査システム、画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラム
2日前
コニカミノルタ株式会社
フィルムロール及びフィルムロールの製造方法
2日前
コニカミノルタ株式会社
情報を表示する方法、プログラム、および情報処理装置
2日前
個人
収容箱
4か月前
個人
束ね具
1か月前
個人
コンベア
6か月前
個人
ゴミ収集器
8か月前
個人
段ボール箱
8か月前
個人
段ボール箱
8か月前
個人
容器
10か月前
個人
バンド
3か月前
個人
テープ引出機
1か月前
続きを見る