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公開番号2025180082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087175
出願日2024-05-29
発明の名称撮影支援装置、撮影支援方法および撮影支援プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類A61B 6/00 20240101AFI20251204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】放射線画像の撮影の際に被検者に対して適切な動きをするよう誘導することが可能な撮影支援装置、撮影支援方法および撮影支援プログラムを提供する。
【解決手段】撮影支援装置は、動態撮影可能な放射線撮影装置の撮影対象の被検者を支援する撮影支援装置であって、被検者の症例に関する情報に基づいて、被検者の動きを誘導する誘導情報を生成する誘導情報生成部と、誘導情報を被検者に対して報知処理する制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
動態撮影可能な放射線撮影装置の撮影対象の被検者を支援する撮影支援装置であって、
前記被検者の症例に関する情報に基づいて、前記被検者の動きを誘導する誘導情報を生成する誘導情報生成部と、
前記誘導情報を前記被検者に対して報知処理する制御部と、
を備える撮影支援装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記誘導情報生成部は、所定被検者が所定動作を行っている動画像データに基づいて訓練された機械学習モデルに基づいて前記誘導情報を生成する、
請求項1に記載の撮影支援装置。
【請求項3】
前記機械学習モデルは、前記症例の情報が入力され、前記動画像データのうち前記所定被検者が特定状況となった特定フレーム画像を出力するモデルであり、
前記誘導情報生成部は、前記被検者の状況が前記特定状況になるように前記被検者の動きを誘導するための前記誘導情報を生成する、
請求項2に記載の撮影支援装置。
【請求項4】
前記所定被検者は、前記撮影対象の被検者とは異なる被検者である、
請求項2に記載の撮影支援装置。
【請求項5】
前記所定被検者は、前記撮影対象の被検者と同じ被検者であり、
前記所定被検者の症例は、前記撮影対象の被検者の症例と同じである、
請求項2に記載の撮影支援装置。
【請求項6】
前記誘導情報生成部は、前記被検者の誘導対象部位の位置に応じて、前記誘導対象部位の動かし方を変更する、
請求項1に記載の撮影支援装置。
【請求項7】
前記誘導情報生成部は、前記被検者の誘導対象部位の位置と、前記誘導対象部位の目標位置との差に応じて、前記被検者の誘導対象部位を動かす速度を変更させる、
請求項6に記載の撮影支援装置。
【請求項8】
動態撮影可能な放射線撮影装置の撮影対象の被検者を支援する撮影支援方法であって、
前記被検者の症例に関する情報に基づいて、前記被検者の動きを誘導する誘導情報を生成することと、
前記誘導情報を前記被検者に対して報知処理することと、
を有する撮影支援方法。
【請求項9】
動態撮影可能な放射線撮影装置の撮影対象の被検者を支援する撮影支援プログラムであって、
コンピューターに、
前記被検者の症例に関する情報に基づいて、前記被検者の動きを誘導する誘導情報を生成する処理と、
前記誘導情報を前記被検者に対して報知処理する処理と、
を実行させる、
撮影支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影支援装置、撮影支援方法および撮影支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被検者の動態撮影を行う放射線撮影システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムでは、動態撮影中において、被検者が特定状況(例えば、痛みを感じる状況)になったときのフレーム画像と、当該フレーム画像の状態のときに被検者が特定状況である旨を報知する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、被検者が特定状況であることと、撮影した画像とを対応付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-11927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、放射線撮影システムでは、被検者の特定状況の程度を正確に把握するため、撮影時に被検者に適切な動きをしてもらう必要がある。そのため、放射線画像の撮影の際に被検者に対して適切な動きをするよう誘導できる構成が望まれる。
【0005】
本発明の目的は、放射線画像の撮影の際に被検者に対して適切な動きをするよう誘導することが可能な撮影支援装置、撮影支援方法および撮影支援プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る撮影支援装置は、
動態撮影可能な放射線撮影装置の撮影対象の被検者を支援する撮影支援装置であって、
前記被検者の症例に関する情報に基づいて、前記被検者の動きを誘導する誘導情報を生成する誘導情報生成部と、
前記誘導情報を前記被検者に対して報知処理する制御部と、
を備える。
【0007】
本発明に係る撮影支援方法は、
動態撮影可能な放射線撮影装置の撮影対象の被検者を支援する撮影支援方法であって、
前記被検者の症例に関する情報に基づいて、前記被検者の動きを誘導する誘導情報を生成することと、
前記誘導情報を前記被検者に対して報知処理することと、
を有する。
【0008】
本発明に係る撮影支援プログラムは、
動態撮影可能な放射線撮影装置の撮影対象の被検者を支援する撮影支援プログラムであって、
コンピューターに、
前記被検者の症例に関する情報に基づいて、前記被検者の動きを誘導する誘導情報を生成する処理と、
前記誘導情報を前記被検者に対して報知処理する処理と、
を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、放射線画像の撮影の際に被検者に対して適切な動きをするよう誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る撮影支援装置を含む放射線撮影システムを示すブロック図である。
本実施の形態による放射線撮影制御装置の要部構成を示すブロック図である。
機械学習モデルを訓練する訓練装置の要部構成を示すブロック図である。
表示装置への誘導情報の表示例を示す図である。
本実施の形態に係る放射線撮影制御装置の処理の動作例を示すフローチャートである。
複数パターンの誘導情報と、誘導対象部位の位置とが関連付けられたテーブルの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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