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公開番号
2025177006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083466
出願日
2024-05-22
発明の名称
液体吐出装置、信号検知方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20251128BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】複数の集積回路を有するヘッドにおいて、入力信号を効率よく検知する。
【解決手段】液体吐出装置は、駆動IC251~253、制御部40を備える。駆動IC251~253は、インクを吐出するノズル及び圧電素子242を有するヘッド240の所定の圧電素子群に接続され、圧電素子群を駆動する。駆動IC251~253は、入力検知回路2514~2534を有する。入力検知回路2514~2534は、インクの吐出データのデータ信号Sinなどの入力信号が入力され、入力された入力信号が閾値以上か否かを検知する。駆動IC251~253は、データ信号Sinの配線を介して直列接続される。制御部40は、駆動IC251~253のうち、検知結果を検知部から読み出す駆動ICを選択する。入力検知回路2514~2534は、制御部40に並列接続されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出するノズル及び圧電素子を複数有するヘッドの所定の圧電素子群に接続され、当該圧電素子群を駆動する集積回路を複数備え、
前記各集積回路は、インクの吐出データの入力信号を含み、対応する圧電素子群の駆動に関する入力信号が入力され、入力された入力信号が閾値以上か否かを検知し検知結果を生成する検知部を有し、
前記複数の集積回路は、前記吐出データの信号の配線を介して直列接続され、
前記複数の集積回路のうち、検知結果を検知部から読み出す集積回路を選択する制御部を備え、
前記複数の検知部は、前記制御部に並列接続されている液体吐出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、印刷条件に基づく検知可能時間に応じて、前記検知結果を読み出す集積回路を選択する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記複数の集積回路のうち、最終段の集積回路を選択する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記複数の集積回路のうち、最初段の集積回路を選択する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記選択した集積回路への入力元の入力信号と当該集積回路から読み出した検知結果とを比較し、前記最初段の集積回路の検知結果が入力元の入力信号と異なる場合に、前記制御部を含む制御基板と前記ヘッドとの間のケーブルの不具合を示すエラー情報を通知する請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記選択した集積回路への入力元の入力信号と当該集積回路から読み出した検知結果とを比較し、前記最初段の集積回路の検知結果が入力元の入力信号と一致し、当該最初段以外の選択した集積回路の検知結果が入力元の入力信号と異なる場合に、前記ヘッドの不具合を示すエラー情報を通知する請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記エラー情報を通知した後、前記複数の集積回路を選択して追加検知結果を読み出し、当該選択した集積回路への入力元の入力信号と当該集積回路から読み出した追加検知結果とを比較し、当該追加検知結果が入力元の入力信号と一致する場合に、前記エラー情報をクリアする請求項5又は6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記最初段の集積回路の追加検知結果が入力元の入力信号と異なる場合に、前記制御部を含む制御基板の不具合を示すエラー情報を通知する請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記検知部は、前記吐出データの信号を格納するシフトレジスターの最初段及び最終段の論理を検知する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
インクを吐出するノズル及び圧電素子を複数有するヘッドの所定の圧電素子群に接続され、当該圧電素子群を駆動する集積回路を複数備え、
前記各集積回路は、対応する圧電素子群の駆動に関する入力信号が入力され、入力された入力信号が閾値以上か否かを検知し検知結果を生成する検知部を有し、
前記複数の集積回路は、前記入力信号の配線による一筆書き配線で接続され、
前記複数の集積回路のうち、検知結果を検知部から読み出す集積回路を選択する制御部を備える液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、信号検知方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクジェットヘッドにより、インクをノズルから吐出して記録媒体上に着弾させ、画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置では、通常、多数のノズルが用いられる。これらのノズルに吐出不良が生じたりノズル間で吐出状態にむらが生じたりすると、記録の質が劣化する。
【0003】
吐出不良が発生した際の原因は、多岐にわたる。原因解析が行えないと、不必要な部品の交換の発生やインクジェット記録装置のダウンタイム増加要因となってしまう。原因としては、
(1)ケーブルの断線や制御基板-インクジェットヘッド間のデータ転送エラー、
(2)制御基板、ヘッド故障など、
(3)ノズル孔の目詰まり、気泡の混入、ゴミ等の付着、
がある。
【0004】
上記(1)、(2)を検出するインクジェット記録装置が知られている。例えば、記録ヘッドへ転送した1つの記録信号を上位に戻し、記録信号とループバック信号との一致比較を行い、不具合検出を行うインクジェット記録装置が知られている(特許文献1参照)。記録信号は、ノズルごとにインクを打つ/打たないを示す信号である。
【0005】
また、インクジェットヘッドに供給する電源電圧が閾値電圧以上か否かを検知する電圧検出回路を持ち、電力供給系統の異常を検出する記録装置が知られている(特許文献2参照)。当該記録装置は、電圧検出回路を有する集積回路としての1つのドライバーIC(Integrated Circuit)を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平9-314834号公報
特開2010-99967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1、2のインクジェット記録装置、記録装置は、複数のノズルに対応する1つの駆動ICにおける信号の不具合しか検出できない。駆動ICは、1つの(インクジェット)ヘッドあたり複数用いられる。全ての駆動IC(集積回路)の信号線について検知を行うことが理想である。しかし、紙間などの限られた時間に信号検知を行うためにも、効率よく行う必要がある。
【0008】
本発明の課題は、複数の集積回路を有するヘッドにおいて、入力信号を効率よく検知することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の液体吐出装置は、
インクを吐出するノズル及び圧電素子を複数有するヘッドの所定の圧電素子群に接続され、当該圧電素子群を駆動する集積回路を複数備え、
前記各集積回路は、インクの吐出データの入力信号を含み、対応する圧電素子群の駆動に関する入力信号が入力され、入力された入力信号が閾値以上か否かを検知し検知結果を生成する検知部を有し、
前記複数の集積回路は、前記吐出データの信号の配線を介して直列接続され、
前記複数の集積回路のうち、検知結果を検知部から読み出す集積回路を選択する制御部を備え、
前記複数の検知部は、前記制御部に並列接続されている液体吐出装置。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記制御部は、印刷条件に基づく検知可能時間に応じて、前記検知結果を読み出す集積回路を選択する。
(【0011】以降は省略されています)
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