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公開番号2025177645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024084673
出願日2024-05-24
発明の名称ジョブ実行システム、制御方法、及びプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】コントローラーにおいて生成される複数のジョブが結合された結合ジョブを取得して実行するとき、結合ジョブに含まれる個々のジョブを管理できるようにする。
【解決手段】ジョブ実行システム1は、コントローラー2とジョブ実行装置3とを備える。コントローラー2は、複数のジョブを結合して結合ジョブ42を生成する結合部26と、複数のジョブのうちの少なくとも1つのジョブに関するジョブ情報46、及び、結合ジョブ42を送信する送信部27と、を有する。ジョブ実行装置3は、ジョブ情報46及び結合ジョブ42を取得して管理するジョブ管理部35と、結合ジョブ42を実行する実行部36と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラーとジョブ実行装置とを備えるジョブ実行システムであって、
前記コントローラーは、
複数のジョブを結合して結合ジョブを生成する結合部と、
前記複数のジョブのうちの少なくとも1つのジョブに関するジョブ情報、及び、前記結合ジョブを送信する送信部と、
を有し、
前記ジョブ実行装置は、
前記ジョブ情報及び前記結合ジョブを取得して管理するジョブ管理部と、
前記結合ジョブを実行する実行部と、
を有することを特徴とするジョブ実行システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ジョブ情報は、前記複数のジョブに関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のジョブ実行システム。
【請求項3】
前記ジョブ管理部は、前記複数のジョブに関する情報のうちの少なくとも1つのジョブに関する情報に基づいて前記結合ジョブを管理することを特徴とする請求項2に記載のジョブ実行システム。
【請求項4】
前記ジョブ実行装置は、
所定の条件を満たす場合に、前記ジョブ情報を出力する出力部、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載のジョブ実行システム。
【請求項5】
前記ジョブ実行装置は、
前記結合ジョブに基づいて、連続印刷媒体に画像を形成する画像形成部、
を更に有し、
前記実行部は、前記画像形成部による画像形成の途中で前記結合ジョブを停止させ、
前記出力部は、前記結合ジョブが停止した場合に前記ジョブ情報を出力することを特徴とする請求項4に記載のジョブ実行システム。
【請求項6】
前記ジョブ管理部は、前記ジョブ情報に基づいて前記画像形成部による画像形成を再開させることを特徴とする請求項5に記載のジョブ実行システム。
【請求項7】
前記ジョブ管理部は、前記実行部が停止させた前記結合ジョブの再開位置を決定し、決定した前記再開位置から前記結合ジョブを再開させることを特徴とする請求項5に記載のジョブ実行システム。
【請求項8】
前記ジョブ管理部は、前記ジョブ情報に基づいて前記再開位置を決定することを特徴とする請求項7に記載のジョブ実行システム。
【請求項9】
前記ジョブ実行装置は、
前記結合ジョブに基づいて、連続印刷媒体に画像を形成する画像形成部、
を更に有し、
前記ジョブ管理部は、前記画像形成部による前記結合ジョブの進行に応じて前記ジョブ情報を更新し、
前記出力部は、前記ジョブ管理部によって更新される前記ジョブ情報を出力することを特徴とする請求項4に記載のジョブ実行システム。
【請求項10】
前記ジョブ管理部は、前記ジョブ情報に含まれる、画像形成に要する前記連続印刷媒体の距離に関する情報を更新することを特徴とする請求項9に記載のジョブ実行システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ジョブ実行システム、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ロール紙などの連続印刷媒体に画像を形成する画像形成システムが知られている(例えば特許文献1)。この画像形成システムは、画像形成装置(装置本体)とコントローラーとを備えている。コントローラーは、外部機器とネットワークを介して通信可能であり、外部機器から印刷対象となるデータを受信すると、ジョブを生成して画像形成装置へ出力する。画像形成装置は、コントローラーから出力されるジョブに基づいて連続印刷媒体に画像を形成して出力する。このとき、連続印刷媒体において画像が形成される部分の前後に白紙部分が発生する。白紙部分は、後の断裁工程で断裁されて損紙となる。そのため、従来の画像形成システムは、ジョブとジョブの間の白紙部分を削減するため、コントローラーにおいて複数のジョブを結合した結合ジョブを生成する。画像形成装置は、コントローラーから結合ジョブを受け取ると、その結合ジョブを1つのジョブとして実行する。
【0003】
しかしながら、従来の画像形成システムは、画像形成装置において結合ジョブが実行されているときに結合ジョブが停止すると、結合ジョブに含まれる複数のジョブのうちのどのジョブまでが終了したかを把握することができない。例えば、結合ジョブに第1ジョブと第2ジョブとの2つのジョブが含まれる場合、結合ジョブの停止時に既に第1ジョブが完了しているのであれば、結合ジョブの再開時に第1ジョブを実行する必要がない。ところが、従来の画像形成装置は、結合ジョブを1つのジョブとして管理するため、結合ジョブの停止時に第1ジョブが完了しているか否かを認識することができない。
【0004】
したがって、従来の画像形成システムは、画像形成装置において結合ジョブが停止すると、結合ジョブの再開時には結合ジョブをはじめからやり直す手法と、停止した位置から結合ジョブを再開する手法との2つの手法のうちのいずれかしか選択できない。例えば、結合ジョブに含まれる第1ジョブが既に完了している状態で結合ジョブが停止した場合、結合ジョブの再開時に結合ジョブをはじめからやり直してしまうと、第1ジョブに含まれる画像が再度形成されてしまい、無駄になる。また、結合ジョブの再開時に停止した位置から再開すると、ジョブの再開時にも白紙部分が発生するため、ジョブの途中に白紙が混入する。連続するページ間に白紙が混入すると、後の断裁工程で白紙部分を断裁して取り除かなければならない。このとき、断裁工程において白紙部分が適切に断裁されるように紙送り量を個別設定しなければならず、ユーザーにとって煩わしい作業手間が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-40711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。本発明は、コントローラーにおいて生成される複数のジョブが結合された結合ジョブを取得して実行するとき、結合ジョブに含まれる個々のジョブを管理できるようにしたジョブ実行システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、コントローラーとジョブ実行装置とを備えるジョブ実行システムであって、前記コントローラーは、複数のジョブを結合して結合ジョブを生成する結合部と、前記複数のジョブのうちの少なくとも1つのジョブに関するジョブ情報、及び、前記結合ジョブを送信する送信部と、を有し、前記ジョブ実行装置は、前記ジョブ情報及び前記結合ジョブを取得して管理するジョブ管理部と、前記結合ジョブを実行する実行部と、を有することを特徴とする構成である。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1のジョブ実行システムにおいて、前記ジョブ情報は、前記複数のジョブに関する情報を含むことを特徴とする構成である。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項2のジョブ実行システムにおいて、前記ジョブ管理部は、前記複数のジョブに関する情報のうちの少なくとも1つのジョブに関する情報に基づいて前記結合ジョブを管理することを特徴とする構成である。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1のジョブ実行システムにおいて、前記ジョブ実行装置は、所定の条件を満たす場合に、前記ジョブ情報を出力する出力部、を更に有することを特徴とする構成である。
(【0011】以降は省略されています)

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