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公開番号
2025178575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085244
出願日
2024-05-27
発明の名称
刃先交換式ドリル
出願人
株式会社不二越
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
,
個人
主分類
B23B
51/00 20060101AFI20251202BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】切れ刃の刃先強度を維持した状態で被削材に対する食い付き性を向上し、かつドリル自体の振れ回りを抑制できる刃先交換式ドリルを提供することを課題とする。
【解決手段】中心軸Oから外方へ向かって施された二以上の切れ刃を備えた刃先部品および、切れ刃の枚数に応じた二以上のねじれ溝9,9およびシャンクを備えた軸体部品を含む刃先交換式ドリル10において、刃先部品の切れ刃1,2はシンニング面3,3に隣接してチゼルエッジ4から刃先交換式ドリル10の外方へ延びる第1切れ刃1,1と、第1切れ刃1,1の端部から刃先交換式ドリル10の外方へ直線状に延びる第2切れ刃2,2から形成して、第1切れ刃1,1の逃げ角は8°以上25°以下の範囲として、第2切れ刃2,2の逃げ角を第1切れ刃1,1の逃げ角と同じとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
中心軸から外方へ向かって施された二以上の切れ刃を備えた刃先部品と、前記切れ刃の枚数に応じた二以上のねじれ溝およびシャンクを備えた軸体部品と、を有する刃先交換式ドリルにおいて、前記切れ刃は、シンニング面に隣接してチゼルエッジから前記刃先交換式ドリルの外方へ延びる第1切れ刃と、前記第1切れ刃の端部から前記刃先交換式ドリルの外方へ直線状に延びる第2切れ刃と、を備えており、前記第1切れ刃の第1逃げ角は8°以上25°以下の範囲であり、前記第2切れ刃の第2逃げ角は前記第1切れ刃の第1逃げ角と同じであることを特徴とする刃先交換式ドリル。
続きを表示(約 71 文字)
【請求項2】
前記第1切れ刃の第1逃げ角は22°以上25°以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の刃先交換式ドリル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工具の表面に穴あけ加工を行う刃先交換式ドリルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のドリル、とりわけ刃先部分と本体部分(シャンク部分)が分離している刃先交換式ドリルは、刃先部分を本体部分にネジ止めすることで固定される固定方式と、刃先部分を本体部分の先端にねじ込むことで固定する掛かり止め方式に分類される(特許文献1および2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7203841号公報
特許第7231305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、これらいずれの固定方式においても、使用時間が長くなるにつれて、徐々に緩みが生じることで加工穴の精度に影響を及ぼすという問題があった。特に、前述の掛かり止め方式で刃先部分が本体部分に締結されている方式では、ねじ止め方式のように増し締めで緩み防止を行うことができない。
【0005】
また、切れ刃が摩耗していない状態では締結部分だけの不具合で切れ刃部分を交換することは効率的では無く、合わせてその交換時期を判断する基準を設けることも難しい。穴加工時におけるドリルの振れ回りは、穴径精度の低下、折損によるドリルヘッドおよびドリルボディの損傷につながる。また、ドリルの逃げ角を大きくすることで、ドリルの振れ回りを低減できるが、被削材との接触が小さくなり、刃先の摩耗を抑制する。しかし、刃先強度が低下する問題が新たに発生する。
【0006】
そこで、本発明は切れ刃の刃先強度を維持した状態で被削材に対する食い付き性を向上し、かつドリル自体の振れ回りを抑制できる刃先交換式ドリルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決するために、本発明の刃先交換式ドリルは中心軸から外方へ向かって施された二以上の切れ刃を備えた刃先部品およびこれらの切れ刃の枚数に応じた二以上のねじれ溝およびシャンクを備えた軸体部品を備える刃先交換式ドリルにおいて、これらの切れ刃をシンニング面に隣接してチゼルエッジから刃先交換式ドリルの外方へ延びる第1切れ刃と当該第1切れ刃の端部から刃先交換式ドリルの外方へ直線状に延びる第2切れ刃から形成する。
【0008】
当該第1切れ刃の逃げ角を8°以上25°以下の範囲として、第2切れ刃2の逃げ角を第1切れ刃の逃げ角と同じにする。なお、第1切れ刃1の逃げ角を22°以上25°以下の範囲としても構わない。
【発明の効果】
【0009】
本発明の刃先交換式ドリルは、切れ刃の刃先強度を維持した状態で被削材に対する食い付き性を向上し、かつドリル自体の振れ回りを抑制できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の刃先交換式ドリル10の正面図である
図1に示す刃先交換式ドリル10のX-X線断面図である
図1に示す刃先交換式ドリル10のY-Y線断面図である
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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