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公開番号2025178297
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025152025,2024036947
出願日2025-09-12,2024-03-11
発明の名称プログラム、方法、及び情報処理装置
出願人株式会社アバウトゼロ
代理人IPTech弁理士法人
主分類G06Q 50/16 20240101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】地域の規制に適合した住戸配分の複数の例を比較検討するための技術を提供する。
【解決手段】プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プロセッサが、ユーザから地域の指定を受け付けるステップと、指定された地域の規制に含まれる所定の要件の対象となるような住戸配分を算出させるための選択肢と、所定の要件の対象外となるような住戸配分を算出させるための選択肢とを含む複数の選択肢をユーザに提示するステップと、ユーザから、選択肢の指定と、敷地に関する情報と、住戸の面積に関する情報と、を含む算出用情報を受け付けるステップと、算出用情報を、ユーザから指定された地域の規制に関する情報と照合することにより、住戸配分を算出するステップと、住戸配分の算出結果をユーザに提示するステップと、を実行するプログラム。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記プロセッサが、
ユーザから地域の指定を受け付けるステップと、
指定された前記地域の規制に含まれる所定の要件の対象となるような住戸配分を算出させるための選択肢と、前記所定の要件の対象外となるような住戸配分を算出させるための選択肢とを含む複数の選択肢をユーザに提示するステップと、
前記ユーザから、前記選択肢の指定と、敷地に関する情報と、住戸の面積に関する情報と、を含む算出用情報を受け付けるステップと、
前記算出用情報を、前記ユーザから指定された前記地域の規制に関する情報と照合することにより、住戸配分を算出するステップと、
前記住戸配分の算出結果を前記ユーザに提示するステップと、
を実行するプログラム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記複数の選択肢をユーザに提示するステップにおいて、前記所定の要件の対象となりつつ、特定の住戸タイプの住戸数が最大となるような住戸配分を算出するための選択肢を提示する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項３】
前記複数の選択肢をユーザに提示するステップにおいて、前記所定の要件の対象外となるように、特定の住戸タイプの住戸を含まない住戸配分を算出するための選択肢を提示する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項４】
前記複数の選択肢をユーザに提示するステップにおいて、特定の住戸タイプの住戸を含みつつ、前記所定の要件の対象外となるような住戸配分を算出するための選択肢を提示する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項５】
前記複数の選択肢をユーザに提示するステップにおいて、前記複数の選択肢のそれぞれについて、他の選択肢との住戸配分の違いを前記ユーザに提示する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項６】
前記複数の選択肢をユーザに提示するステップにおいて、前記所定の要件に関連する説明を、前記選択肢として前記ユーザに提示する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項７】
前記複数の選択肢をユーザに提示するステップにおいて、前記ユーザが操作するユーザ端末に表示される前記選択肢に対する操作を受け付けた場合、前記選択肢に関連する前記所定の要件を提示する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項８】
前記プロセッサが、
前記ユーザにより指定された選択肢に係る住戸タイプごとに、住戸に関する情報を入力可能な入力欄を前記ユーザに提示するステップ、を実行する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項９】
前記住戸配分の算出結果を前記ユーザに提示するステップにおいて、算出された住戸配分に関連する前記所定の要件に関する情報を提示する、
請求項１記載のプログラム。
【請求項１０】
前記プロセッサが、
ユーザから住戸配分案を受け付けるステップと、
前記ユーザから受け付けた前記住戸配分案を、前記ユーザから指定された前記地域の規制に関する情報と照合することにより、前記住戸配分案が前記地域の規制に適合しているか否かを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて判定した判定結果を前記ユーザに提示するステップと、
を実行する、請求項１記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、プログラム、方法、及び情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
所定の地域において住宅を設計する際、当該地域における規制の要件を満たすように、住宅における住戸配分のプランを検討することができる技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許７２８３８２９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１では、第１規制の要件及び建蔽率の要件を満たした３次元の建築範囲が決定され、この建築範囲において住戸の数が最も多くなる第１建物プラン（建物の階数、各階の床面積）が決定され、この第１建物プランに基づいて、容積率の要件を満たした第２建物プラン（各階の住戸数、各住戸の専有部分面積、各階の共用部分面積）が決定される。これにより、建築の規制の要件を満たしつつ、収益性の高い建物のプラン（第１建物プラン、第２建物プラン）を生成することが可能となる、とされている。
【０００５】
しかしながら、住宅の設計に係る規制には多くの要件が含まれている。そのため、規制の要件への対応方法によっては、建築可能な住戸配分が大きく異なることがある。また、人気がある住戸の特徴は地域によって異なるため、一般的に収益性が高いとされている住戸配分とは異なる住戸配分が適切である場合もある。しかしながら、特許文献１では、複数の建物プランの中から、収益性が高いとされる１つの建物プランしか、ユーザに提案されない。したがって、地域の規制に適合した住戸配分の複数の例を比較検討するための技術が必要とされている。
【０００６】
本開示の目的は、地域の規制に適合した住戸配分の複数の例を比較検討するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プロセッサが、ユーザから地域の指定を受け付けるステップと、指定された地域の規制に含まれる所定の要件の対象となるような住戸配分を算出させるための選択肢と、所定の要件の対象外となるような住戸配分を算出させるための選択肢とを含む複数の選択肢をユーザに提示するステップと、ユーザから、選択肢の指定と、敷地に関する情報と、住戸の面積に関する情報と、を含む算出用情報を受け付けるステップと、算出用情報を、ユーザから指定された地域の規制に関する情報と照合することにより、住戸配分を算出するステップと、住戸配分の算出結果をユーザに提示するステップと、を実行するプログラム。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、地域の規制に適合した住戸配分の複数の例を比較検討するための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
システム１の機能構成を示すブロック図である。
端末装置１０の機能構成を示すブロック図である。
サーバ２０の機能構成を示すブロック図である。
ユーザテーブル２０２１のデータ構造を示す図である。
規制情報テーブル２０２２のデータ構造を示す図である。
画面情報テーブル２０２３のデータ構造を示す図である。
選択肢テーブル２０２４のデータ構造を示す図である。
判定条件テーブル２０２５のデータ構造を示す図である。
本実施形態の住戸配分算出処理のフローチャートである。
入力画面Ｄ１の例を示す模式図である。
住戸配分の算出結果画面Ｄ２の例を示す模式図である。
本実施形態の住戸配分判定処理のフローチャートである。
判定画面Ｄ３の例を示す模式図である。
コンピュータ９０の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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