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公開番号2025177867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024085003
出願日2024-05-24
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両の乗客向けにコンテンツを配信するサービスにおいて、乗客の満足度を高めることができる技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置の制御部は、走行予定ルートの途中の所定地点を車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得し、取得した通過時刻に応じて、車両が走行予定ルートの目的地へ到着すると予測される到着予定時刻を演算する。情報処理装置の制御部は、コンテンツの配信終了予定時刻が演算された到着予定時刻よりも早い場合に、到着予定時刻と配信終了予定時刻との差分である余剰時間長を演算する。情報処理装置の制御部は、演算された余剰時間長の情報、及びコンテンツの配信終了予定時刻の遅延を促す情報を含む提案情報を、出力させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
走行予定ルートを走行する車両の乗客に対するコンテンツの配信を管理する情報処理装置であって、
前記走行予定ルートの途中の所定地点を前記車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得することと、
前記通過時刻に応じて、前記車両が前記走行予定ルートの目的地へ到着すると予測される到着予定時刻を演算することと、
前記コンテンツの配信終了予定時刻が前記到着予定時刻よりも早い場合に、前記到着予定時刻と前記配信終了予定時刻との差分である余剰時間長を演算することと、
前記余剰時間長の情報、及び前記コンテンツの前記配信終了予定時刻の遅延を促す情報を含む提案情報を出力させることと、
を実行する制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記コンテンツの前記配信終了予定時刻の遅延を促す情報は、配信中の第1コンテンツの配信時間長を延長することを促す情報を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記コンテンツの前記配信終了予定時刻の遅延を促す情報は、配信中の第1コンテンツの配信終了後に第2コンテンツを配信することを促す情報を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2コンテンツの複数の候補それぞれの配信時間長を格納する記憶部を更に備え、
前記制御部は、
前記余剰時間長及び前記記憶部に格納されている情報に応じて、配信時間長が前記余剰時間長に適合する前記候補を前記第2コンテンツに決定することと、
を更に実行する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第2コンテンツの複数の前記候補の中に配信時間長が前記余剰時間長に適合する前記候補がない場合に、前記制御部は、
前記第2コンテンツの複数の前記候補の中から一つの前記候補の指定を受け付けることと、
指定された前記候補を前記第2コンテンツに決定することと、
前記第2コンテンツの配信時間長に応じて、前記走行予定ルートの途中から他のルートへのルート変更を促す情報を出力させることと、
を更に実行する。
請求項4に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両の乗客向けにコンテンツを配信するシステムにおいて、コンテンツが終了する前に車両が降車位置近傍に到着する場合、コンテンツの途中で配信を終了する、あるいはコンテンツの一部を間引く技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-354489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両の乗客向けにコンテンツを配信するサービスにおいて、乗客の満足度を高めることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、走行予定ルートを走行する車両の乗客に対するコンテンツの配信を管理する情報処理装置である。その場合の情報処理装置は、例えば、
前記走行予定ルートの途中の所定地点を前記車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得することと、
前記通過時刻に応じて、前記車両が前記走行予定ルートの目的地へ到着すると予測される到着予定時刻を演算することと、
前記コンテンツの配信終了予定時刻が前記到着予定時刻よりも早い場合に、前記到着予定時刻と前記配信終了予定時刻との差分である余剰時間長を演算することと、
前記余剰時間長の情報、及び前記コンテンツの配信終了予定時刻の遅延を促す情報を含む提案情報を出力させることと、
を実行する制御部を備えてよい。
【0006】
本開示は、情報処理装置の処理をコンピュータが実行する情報処理方法、当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、又は当該プログラムを格納する非一時的記憶媒体として捉えることもできる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両の乗客向けにコンテンツを配信するサービスにおいて、乗客の満足度を高めることができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態におけるシステムの概要を示す図である。
実施形態におけるシステムに含まれる車載端末、視聴端末、配信端末、運行管理端末、及び運行管理サーバのハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態におけるタイムテーブルの一例を模式的に示す図である。
実施形態におけるコンテンツ情報DBに格納される情報の一例を模式的に示す図である。
実施形態における配信端末で実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
実施形態における配信端末で実行されるサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
公共交通機関の駅等とイベント会場との間で来場者を送迎する車両において、イベント会場で開催されるイベントに関連するコンテンツ等を、車内向けに配信するサービスが検討されている。斯様なサービスにおいて、コンテンツの配信が終了してから車両が目的地に到着するまでの余剰時間長が長くなると、当該サービスに対する乗客の満足度が低くなる可能性がある。よって、余剰時間長を可能な限り短くするための手立てが必要になる。
【0010】
そこで、本開示に係る情報処理装置は、車両の目的地への到着がコンテンツの配信終了予定時刻よりも遅くなると予測される場合に、コンテンツの配信時間長を延長することができるようにした。本開示に係る情報処理装置は、走行予定ルートを走行する車両の乗客に対するコンテンツの配信を管理するためのコンピュータである。斯様な情報処理装置は、コンテンツの配信者が使用する端末、車両の運行管理者が使用する端末、又はサーバ等でよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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