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公開番号2025177436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024084276
出願日2024-05-23
発明の名称ケース、コンデンサ
出願人株式会社指月電機製作所
代理人個人,個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20251128BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】放熱部材の位置決めが簡単なケースを提供する。
【解決手段】コンデンサモジュール10と放熱部材20とを収容するためのケース30であって、コンデンサモジュール10と放熱部材20とを収容した際にコンデンサモジュール10と放熱部材20との間に介在する、放熱部材20を差し込み収容可能な仕切り32を備えている。仕切り32は、間隔を開けた状態で対向する2枚の板状部32aと、2枚の板状部32aの間に形成された、放熱部材20の基板部20aを上から差し込み収容することができる差し込み部32bを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
電気部品と放熱部材とを収容するためのケースであって、
放熱部材を差し込み収容可能な差し込み部を備えている、ケース。
続きを表示（約 110 文字）【請求項２】
請求項１記載のケースに、電気部品として、コンデンサ素子と、コンデンサ素子に接続された電極板とを有するコンデンサモジュールを収容するとともに、差し込み部に放熱部材を差し込み収容した、コンデンサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、電子部品と放熱部材とを収容するためのケースと、そのケースを用いたコンデンサに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、コンデンサケースに収容された２つのコンデンサ素子の間に冷却板を設け、コンデンサの冷却を図ることが記載されている。また、特許文献２には、複数の略円柱状のコンデンサ素子を並べた際に生じる隙間にボルトを挿入することで、ボルトを介してケース内の熱を排出することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１７８８３９号公報
特開２０１４－０７８５４９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
冷却板やボルトのような放熱部材は、発熱源に近いほど放熱効果が得られる。そのため、ケース内での位置決めが重要になる。
【０００５】
本発明は、放熱部材の位置決めが簡単なケースの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明のケースは、電気部品（コンデンサモジュール１０）と放熱部材２０とを収容するためのケース３０であって、放熱部材２０を差し込み収容可能な差し込み部３２ｂを備えていることを特徴としている。
【０００７】
また、本発明のコンデンサは、上記ケース３０に、電気部品として、コンデンサ素子１１と、コンデンサ素子１１に接続された電極板１２とを有するコンデンサモジュール１０を収容するとともに、差し込み部３２ｂに放熱部材２０を差し込み収容したことを特徴としている。
【発明の効果】
【０００８】
上記本発明によれば、差し込み部に放熱部材を差し込み収容するだけで、放熱部材のケース内での位置決めが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１Ａはコンデンサの断面図であり、図１Ｂはケースに放熱部材を差し込み収容したときの要部平面図である。
コンデンサの分解斜視図である。
樹脂を省略したコンデンサの斜視図である。
仕切りの変形例を示す概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の一実施形態に係るコンデンサ１について説明する。図１Ａ及び図２に示すように、コンデンサ１は、コンデンサモジュール（電気部品）１０と、コンデンサ１内の熱を外部に排出するための放熱部材２０と、コンデンサモジュール１０と放熱部材２０とを収容するためのケース３０とを備えている。以下、上記各部品について説明するが、「上下」の概念はケース３０内に樹脂４０を充填する際のものであり、必ずしも使用時の「上下」を規定するものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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