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公開番号2025177113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083654
出願日2024-05-22
発明の名称商品販売システム、情報表示方法、及びプログラム
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 20/32 20120101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】店舗における商品の不正購入を防止しつつ、決済完了後の利用者がスムーズに退店することが可能な商品販売システム、情報表示方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】商品販売システム100は、店舗200において利用者が利用者端末3により読み取った商品の商品情報を取得する取得処理部111と、前記商品情報の商品の決済実行指示の入力を受け付けたことに応じて、店舗200のゲート装置2が読み取り可能な二次元コードQを利用者端末3の操作表示部33に表示させる表示処理部313と、を備え、表示処理部313は、前記商品情報の商品の決済が未完了であることを示す未決済情報を含む第1コードQ1を操作表示部33に表示させ、第1コードQ1の表示後に、操作表示部33の表示内容を前記商品情報の商品の決済が完了したことを示す決済完了情報を含む第2コードQ2に更新する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
店舗において利用者が操作端末により入力した商品の商品情報を取得する取得処理部と、
前記商品情報の商品の決済実行指示の入力を受け付けたことに応じて、前記店舗の退店装置が読み取り可能な読取情報を前記操作端末の表示部に表示させる表示処理部と、を備え、
前記表示処理部は、
前記商品情報の商品の決済が未完了であることを示す未決済情報を含む第1読取情報を前記表示部に表示させ、
前記第1読取情報の表示後に、前記表示部の表示内容を前記商品情報の商品の決済が完了したことを示す決済完了情報を含む第2読取情報に更新する、
商品販売システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記決済実行指示を受け付けた後に、前記読取情報の表示指示の入力を受け付ける受付処理部を更に備え、
前記表示処理部は、
前記表示指示が入力されたことに応じて、前記第1読取情報を前記表示部に表示させ、
前記第1読取情報の表示後に、前記表示部の表示内容を前記第2読取情報に更新する、請求項1に記載の商品販売システム。
【請求項3】
前記商品情報の商品の決済が完了したか否かを判定する決済判定処理部を更に備え、
前記表示処理部は、
前記第1読取情報の表示後に前記決済判定処理部によって決済が完了していると判定された場合に、前記表示部の表示内容を前記第2読取情報に更新する、請求項1に記載の商品販売システム。
【請求項4】
前記決済実行指示を受け付けた後に、前記読取情報の表示指示の入力を受け付ける受付処理部と、
前記商品情報の商品の決済が完了したか否かを判定する決済判定処理部と、を更に備え、
前記表示処理部は、
前記第1読取情報の表示後に前記表示指示が入力された場合に、前記決済判定処理部による判定を行い、前記決済判定処理部によって決済が完了していると判定された場合に、前記表示部の表示内容を前記第2読取情報に更新する、請求項1に記載の商品販売システム。
【請求項5】
前記商品情報の商品の決済が完了したか否かを判定する決済判定処理部を更に備え、
前記表示処理部は、
前記決済実行指示が入力された場合に前記決済判定処理部による判定を行い、前記決済判定処理部によって決済が未完了であると判定された場合に、前記第1読取情報を前記表示部に表示させ、
前記第1読取情報の表示後に前記決済判定処理部による判定を行い、前記決済判定処理部によって決済が完了していると判定された場合に、前記表示部の表示内容を前記第2読取情報に更新する、請求項1に記載の商品販売システム。
【請求項6】
前記表示処理部は、
前記第1読取情報とともに、前記商品情報の商品の決済が未完了であること、又は、退店が許可されていない状態であることを示すメッセージを前記表示部に表示させる、請求項1から5のいずれかに記載の商品販売システム。
【請求項7】
前記表示処理部は、
前記表示部に前記第1読取情報を表示させた後に、前記決済実行指示が入力されてから予め定められた設定時間が経過した場合に、前記メッセージを前記表示部に表示させる、請求項6に記載の商品販売システム。
【請求項8】
前記表示処理部は、
前記第1読取情報の表示後に前記表示指示が入力された場合に、前記決済判定処理部による判定を行い、前記決済判定処理部によって決済が未完了である判定された場合に、前記第1読取情報とともに、前記商品情報の商品の決済が未完了であること、又は、退店が許可されていない状態であることを示すメッセージを前記表示部に表示させる、請求項4に記載の商品販売システム。
【請求項9】
店舗において利用者が操作端末により入力した商品の商品情報を取得する取得ステップと、
前記商品情報の商品の決済実行指示の入力を受け付けたことに応じて、前記店舗の退店装置が読み取り可能な読取情報を前記操作端末の表示部に表示させる表示ステップと、を含み、
前記表示ステップは、
前記商品情報の商品の決済が未完了であることを示す未決済情報を含む第1読取情報を前記表示部に表示させ、
前記第1読取情報の表示後に、前記表示部の表示内容を前記商品情報の商品の決済が完了したことを示す決済完了情報を含む第2読取情報に更新し、
前記各ステップを一又は複数のプロセッサが実行する情報表示方法。
【請求項10】
店舗において利用者が操作端末により入力した商品の商品情報を取得する取得ステップと、
前記商品情報の商品の決済実行指示の入力を受け付けたことに応じて、前記店舗の退店装置が読み取り可能な読取情報を前記操作端末の表示部に表示させる表示ステップと、を含み、
前記表示ステップは、
前記商品情報の商品の決済が未完了であることを示す未決済情報を含む第1読取情報を前記表示部に表示させ、
前記第1読取情報の表示後に、前記表示部の表示内容を前記商品情報の商品の決済が完了したことを示す決済完了情報を含む第2読取情報に更新し、
前記各ステップを一又は複数のプロセッサに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、店舗において利用者に対する商品の販売を支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、店舗において、利用者(例えば買物客)が操作端末を利用して、商品のバーコードを読み取るとともに、当該商品の会計を行うセルフレジシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。一般に、商品のバーコードを利用者自らが操作端末で読み取る行為をセルフスキャンと呼ばれている。
【0003】
前記セルフレジシステムでは、利用者は、セルフスキャンした商品の会計を行う際に、操作端末の画面上の決済ボタンを操作(決済操作)する。これにより、買物リストがサーバに送られて、システムが決済処理を行う。決済が完了すると、サーバから決済完了を示す決済済みコードが前記操作端末に送信されて、前記操作端末の画面に表示される。利用者は、決済完了後に前記決済済みコードを所定の読取装置に読み取らせることにより、購入した商品のレシートを前記読取装置から受領することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-27056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、利用者が操作端末を用いてセルフスキャンした商品の会計を行うレジシステムにおいては、決済完了後に発行された退店用コードを操作端末の画面に表示させ、店舗の出口付近に設置されたゲート装置に前記退店用コードを読み取らせることにより、退店を許可する処理が行われる場合がある。
【0006】
利用者によって操作端末で決済操作が行われてから、その後に決済処理が実行され、更にその後に決済完了を示す前記退店用コードが発行される場合、利用者は、前記決済操作を行った時点で決済が完了したと認識し、後は退店するだけという意識を持つ傾向がある。そのため、利用者は、決済処理が完了した後に発行される前記退店用コードに対して注意が向かず、前記退店用コードの存在に気づかぬままゲート装置を通過しようとすることが危惧される。また、前記決済操作が行われてから前記退店用コードが発行されるまでの待機時間中に、利用者が他のことに気をとられて、退店時に前記退店用コードが必要であることを忘れてしまい、前記操作端末を準備せずにゲート装置を通過しようとすることが危惧される。いずれの場合であっても、前記ゲート装置の通過前後で前記退店用コードが退店時に必要であることに気づき、慌てて操作端末を取り出して、前記退店用コードを前記ゲート装置に読み取らせることになる。この場合、前記ゲート装置付近で利用者の流れが滞り、他の利用者がスムーズに前記ゲート装置を通過することができなくなる。
【0007】
一方、前記操作端末で決済操作が行われてすぐに前記退店用コードを発行して、利用者の操作端末に表示させるようにすれば、退店時に前記退店用コードを用いる必要があることを強く利用者に意識づけることができ、前記ゲート装置付近における渋滞が発生しなくなり、退店時の利用者の流れがスムーズになることが期待できる。しかしながら、決済処理が完了する前に前記退店用コードが発行されると、例えば、エラー又は取消操作などによって決済処理が中止された場合、発行済みの退店用コードで前記ゲート装置を通過することが可能となり、未決済状態であるにもかかわらず未払いの利用者の退店を許容してしまい、善意者又は悪意者に関わらず、不正購入を見過ごしてしまうという問題が生じ得る。
【0008】
本発明の目的は、店舗における商品の不正購入を防止しつつ、決済完了後の利用者がスムーズに退店することが可能な商品販売システム、情報表示方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一の局面に係る商品販売システムは、店舗において利用者が操作端末により入力した商品の商品情報を取得する取得処理部と、前記商品情報の商品の決済実行指示の入力を受け付けたことに応じて、前記店舗の退店装置が読み取り可能な読取情報を前記操作端末の表示部に表示させる表示処理部と、を備える。前記表示処理部は、前記商品情報の商品の決済が未完了であることを示す未決済情報を含む第1読取情報を前記表示部に表示させ、前記第1読取情報の表示後に、前記表示部の表示内容を前記商品情報の商品の決済が完了したことを示す決済完了情報を含む第2読取情報に更新する。
【0010】
本発明の他の局面に係る情報表示方法は、店舗において利用者が操作端末により入力した商品の商品情報を取得する取得ステップと、前記商品情報の商品の決済実行指示の入力を受け付けたことに応じて、前記店舗の退店装置が読み取り可能な読取情報を前記操作端末の表示部に表示させる表示ステップと、を含み、前記各ステップを一又は複数のプロセッサが実行する情報表示方法である。前記表示ステップは、前記商品情報の商品の決済が未完了であることを示す未決済情報を含む第1読取情報を前記表示部に表示させ、前記第1読取情報の表示後に、前記表示部の表示内容を前記商品情報の商品の決済が完了したことを示す決済完了情報を含む第2読取情報に更新する。
(【0011】以降は省略されています)

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