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公開番号2025176583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082837
出願日2024-05-21
発明の名称遠隔接客システム、情報処理装置、及び遠隔接客方法
出願人株式会社日立製作所
代理人藤央弁理士法人
主分類G06Q 30/06 20230101AFI20251127BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザに対する遠隔接客を速やかに開始させる。
【解決手段】遠隔接客システムは、サーバと、複数の店舗それぞれに配置され、ユーザ端末に接続可能であるカメラと、を備え、サーバは、カメラそれぞれの撮影可能エリアに含まれる来場客の人数及びカメラそれぞれに接続中のユーザ端末の数に基づく客の混雑度と、カメラそれぞれの撮影可能エリアに含まれる店員の人数と、に基づいて、カメラごとの指標値を算出し、算出した指標値に基づいて、第1ユーザ端末に接続するカメラを選択し、第1ユーザ端末と、選択したカメラと、の間で遠隔コミュニケーションが実行される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
遠隔接客システムであって、
サーバと、
複数の店舗それぞれに配置され、ユーザ端末に接続可能であるカメラと、を備え、
前記サーバは、
前記カメラそれぞれの撮影可能エリアに含まれる店員の人数及び来場客の人数、並びに前記カメラそれぞれに接続中のユーザ端末を示すカメラ管理情報を保持し、
第1ユーザ端末から店舗ログインリクエストを受信し、
前記撮影可能エリアに含まれる前記来場客の人数及び前記接続中のユーザ端末の数に基づく客の混雑度と、前記撮影可能エリアに含まれる店員の人数と、に基づいて、前記カメラごとの指標値を算出し、
前記指標値に基づいて、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを選択し、
前記第1ユーザ端末と、前記選択したカメラと、の間で遠隔コミュニケーションが実行される、遠隔接客システム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遠隔接客システムであって、
前記指標値は、前記撮影可能エリアに含まれる前記来場客の人数と、前記接続中のユーザ端末の数と、の和を、前記撮影可能エリアに含まれる店員の人数で割った値である、遠隔接客システム。
【請求項3】
請求項1に記載の遠隔接客システムであって、
前記サーバは、
前記カメラそれぞれの位置と、前記店員それぞれの位置と、を示す位置管理情報を保持し、
前記撮影可能エリアに含まれる店員それぞれの位置と、前記カメラの位置と、の距離の平均値を、前記カメラごとに算出し、
前記指標値と前記平均値とに基づいて、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを選択する、遠隔接客システム。
【請求項4】
請求項1に記載の遠隔接客システムであって、
前記サーバは、
前記ユーザ端末のユーザの商材に対する興味を示す情報を含むユーザ管理情報と、
前記カメラそれぞれが撮影可能な商材を示す商材管理情報と、を保持し、
前記ユーザ管理情報に含まれる前記興味を示す情報と、前記カメラが撮影可能な商材と、前記指標値と、に基づいて、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを選択する、遠隔接客システム。
【請求項5】
請求項4に記載の遠隔接客システムであって、
前記ユーザ管理情報は、前記ユーザが興味を抱いている興味商材を示し、
前記サーバは、前記ユーザ管理情報と前記商材管理情報とを参照して、前記興味商材を撮影可能な前記カメラを特定し、
前記特定したカメラから、前記指標値に基づいて、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを選択する、遠隔接客システム。
【請求項6】
請求項4に記載の遠隔接客システムであって、
前記ユーザ管理情報は、前記ユーザが商材それぞれに対して抱いている興味の強さを示す興味度を保持し、
前記サーバは、前記指標値と、前記カメラが撮影可能な商材に対する前記興味度と、に基づいて、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを選択する、遠隔接客システム。
【請求項7】
請求項4に記載の遠隔接客システムであって、
前記サーバは、
前記第1ユーザ端末と、前記選択したカメラと、の間で実行された前記遠隔コミュニケーションにおける会話データを取得し、
前記会話データにおける商材の出現頻度に基づいて、前記第1ユーザ端末のユーザの商材に対する前記興味を示す情報を生成し、
前記生成した興味を示す情報を前記ユーザ管理情報に格納する、遠隔接客システム。
【請求項8】
請求項1に記載の遠隔接客システムであって、
前記第1ユーザ端末をさらに備え、
前記第1ユーザ端末は、
入力装置を含み、
前記第1ユーザ端末に表示されている、前記第1ユーザ端末に接続中のカメラによって撮影されている映像内の他のカメラの選択を、前記入力装置への入力を介して受け付け、
前記第1ユーザ端末に接続中のカメラを前記他のカメラに変更する、遠隔接客システム。
【請求項9】
情報処理装置であって、
プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、複数の店舗それぞれに配置され、ユーザ端末に接続可能であるカメラそれぞれの撮影可能エリアに含まれる店員の人数及び来場客の人数、並びに前記カメラそれぞれに接続中のユーザ端末を示すカメラ管理情報を保持し、
前記プロセッサは、
第1ユーザ端末から店舗ログインリクエストを受信し、
前記撮影可能エリアに含まれる前記来場客の人数及び前記接続中のユーザ端末の数に基づく客の混雑度と、前記撮影可能エリアに含まれる店員の人数と、に基づいて、前記カメラごとの指標値を算出し、
前記第1ユーザ端末と、前記選択したカメラと、の間の遠隔コミュニケーションのために、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを、前記指標値に基づいて選択する、情報処理装置。
【請求項10】
遠隔接客システムによる遠隔接客方法であって、
前記遠隔接客システムは、
サーバと、
複数の店舗それぞれに配置され、ユーザ端末に接続可能であるカメラと、を有し、
前記サーバは、前記カメラそれぞれの撮影可能エリアに含まれる店員の人数及び来場客の人数、並びに前記カメラそれぞれに接続中のユーザ端末を示すカメラ管理情報を保持し、
前記遠隔接客方法は、
前記サーバが、第1ユーザ端末から店舗ログインリクエストを受信し、
前記サーバが、前記撮影可能エリアに含まれる前記来場客の人数及び前記接続中のユーザ端末の数に基づく客の混雑度と、前記撮影可能エリアに含まれる店員の人数と、に基づいて、前記カメラごとの指標値を算出し、
前記サーバが、前記指標値に基づいて、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを選択し、
前記第1ユーザ端末と、前記選択したカメラと、の間で遠隔コミュニケーションが実行される、遠隔接客方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔接客システム、情報処理装置、及び遠隔接客方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2019-79269号公報(特許文献1)がある。この公報には、「遠隔接客プログラムは、商品を特定する情報及び当該商品の使用を予定する地域を特定する情報の入力又は選択を顧客の端末から受け付ける処理をコンピュータに実行させる。遠隔接客プログラムは、当該商品を取り扱う、当該地域に関連する販売員を特定する処理をコンピュータに実行させる。また、遠隔接客プログラムは、選択された販売員の端末と顧客の端末との間で通信を行わせる処理をコンピュータに実行させる。」と記載されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-79269号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、顧客と店員をマッチングすることで、顧客が遠隔で接客を受けることができるようになるが、マッチングされた店員が取り込み中である場合等には、顧客は遠隔接客を速やかに受けることができない。そこで、本発明の一態様は、ユーザに対する遠隔接客を速やかに開始させる。
【0005】
そこで、本発明の一態様は、客の手間を減少させ、かつ売上機会の損失を抑制する遠隔接客を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様は以下の構成を採用する。遠隔接客システムは、サーバと、複数の店舗それぞれに配置され、ユーザ端末に接続可能であるカメラと、を備え、前記サーバは、前記カメラそれぞれの撮影可能エリアに含まれる店員の人数及び来場客の人数、並びに前記カメラそれぞれに接続中のユーザ端末を示すカメラ管理情報を保持し、第1ユーザ端末から店舗ログインリクエストを受信し、前記撮影可能エリアに含まれる前記来場客の人数及び前記接続中のユーザ端末の数に基づく客の混雑度と、前記撮影可能エリアに含まれる店員の人数と、に基づいて、前記カメラごとの指標値を算出し、前記指標値に基づいて、前記第1ユーザ端末に接続するカメラを選択し、前記第1ユーザ端末と、前記選択したカメラと、の間で遠隔コミュニケーションが実行される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、ユーザに対する遠隔接客を速やかに開始させることができる。
【0008】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における遠隔接客システムの構成例を示すブロック図である。
実施例1におけるXR(Extended Reality/Cross Reality)サーバの構成例を示すブロック図である。
実施例1における店舗サーバの構成例を示すブロック図である。
実施例1における店舗システムが配置されている店舗Xのレイアウトの一例を示す説明図である。
実施例1における店舗システムが配置されている店舗Yのレイアウトの一例を示す説明図である。
実施例1における店舗システムが配置されている店舗Zのレイアウトの一例を示す説明図である。
実施例1におけるユーザ管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店員管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Xの位置情報管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Yの位置情報管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Zの位置情報管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Xのカメラ管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Yのカメラ管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Zのカメラ管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Xの商材種別管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Yの商材種別管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における店舗Zの商材種別管理表のデータ構成例を示す図である。
実施例1における遠隔接客システムの全体処理の一例を示すシーケンス図である。
実施例1における遠隔接客システムの全体処理の一例を示すシーケンス図である。
実施例1における出店街表示画面の画面構成例を示す図である。
実施例1におけるユーザ管理処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1における店舗選択処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1における接客管理処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1におけるカメラ管理表更新処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態において、同一の構成には原則として同一の符号を付け、繰り返しの説明は省略する。なお、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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