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公開番号2025175595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-03
出願番号2024081777
出願日2024-05-20
発明の名称ロータ及びコンプレッサ
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H02K 1/276 20220101AFI20251126BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】バランスウェイトを追加する場合よりも低コストで回転体のアンバランスを抑制することができるロータ及びコンプレッサを提供する。
【解決手段】ロータ(10)は、ロータコア(30)と、前記ロータコアの周方向に並び、前記ロータコアに埋め込まれた複数のマグネット(32)と、を備え、前記複数のマグネットは、第1マグネット(32A)と、前記第1マグネットとは厚み、幅、及び角度ピッチの少なくとも何れかが異なる第2マグネット(32B)とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ロータコア(30)と、
前記ロータコアの周方向に並び、前記ロータコアに埋め込まれた複数のマグネット(32)と、
を備え、
前記複数のマグネットは、第1マグネット(32A)と、前記第1マグネットとは厚み、幅、及び角度ピッチの少なくとも何れかが異なる第2マグネット(32B)とを含む、
ロータ(20)。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2マグネットは、前記第1マグネットとは厚みが異なる、
請求項1に記載のロータ。
【請求項3】
前記第2マグネットは、前記第1マグネットとは幅が異なる、
請求項1に記載のロータ。
【請求項4】
前記第2マグネットは、前記第1マグネットとは角度ピッチが異なる、
請求項1に記載のロータ。
【請求項5】
前記ロータコアの軸方向から見た場合に前記ロータコアの回転中心(C)を通り前記ロータコアの軸方向と直交する方向に延びる仮想線(L)によって前記ロータコアの軸方向の端面を第1領域(A1)及び第2領域(A2)に分割した場合に、前記第1マグネットは、第1領域に配置され、前記第2マグネットは、第2領域(A2)に配置されている、
請求項1に記載のロータ。
【請求項6】
モータ部(12)と、
前記モータ部の軸方向一方側に設けられたコンプレッサ部(14)と、
を備え、
前記モータ部は、
モータハウジング(16)と、
前記モータハウジングの内側に固定されたステータ(18)と、
前記ステータの内側に回転可能に設けられたロータ(20)と、
前記ロータの中心部に設けられたシャフト(22)と、
を備え、
前記コンプレッサ部は、
前記モータハウジングに対して組み付けられたコンプレッサハウジング(34)と、
前記コンプレッサハウジングの内側に固定された固定スクロール(36)と、
前記シャフトに対して偏芯した状態で固定され、前記固定スクロールに対して旋回可能に設けられた可動スクロール(38)と、
を備え、
前記ロータ、前記シャフト、及び前記可動スクロールは、回転体(56)を構成しており、
前記ロータは、
ロータコアと、
前記ロータコアの周方向に並び、前記ロータコアに埋め込まれた複数のマグネットと、
を備え、
前記複数のマグネットが、第1マグネットと、前記第1マグネットとは厚み、幅、及び角度ピッチの少なくとも何れかが異なる第2マグネットとを含むことにより、前記可動スクロールによる前記回転体のアンバランスが補正されている、
コンプレッサ(10)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、ロータ及びコンプレッサに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ロータコアと、ロータコアの周方向に並び、ロータコアに埋め込まれた複数のマグネットとを備えた埋込磁石型のロータがある。このロータは、例えば、モータ部と、コンプレッサ部とを備えるコンプレッサのロータとして用いられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記コンプレッサにおいて、モータ部は、モータハウジングと、モータハウジングの内側に固定されたステータと、ステータの内側に回転可能に設けられたロータと、ロータの中心部に設けられたシャフトとを備える。コンプレッサ部は、モータハウジングに対して組み付けられたコンプレッサハウジングと、コンプレッサハウジングの内側に固定された固定スクロールと、シャフトに対して偏芯した状態で固定され、固定スクロールに対して旋回可能に設けられた可動スクロールとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-105933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記コンプレッサでは、可動スクロールがシャフトに対して偏芯した状態で固定されている。したがって、可動スクロールと、ロータと、シャフトとを含む回転体にアンバランスが発生する。回転体のアンバランスを抑制する一手法として、シャフト又はロータにバランスウェイトを取り付けてアンバランスを補正することが考えられる。しかしながら、この場合には、ロータとは別部品であるバランスウェイトを追加した分、コストアップになる。
【0006】
本開示の技術は、バランスウェイトを追加する場合よりも低コストで回転体のアンバランスを抑制することができるロータ及びコンプレッサを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の技術の第1態様は、ロータコア(30)と、前記ロータコアの周方向に並び、前記ロータコアに埋め込まれた複数のマグネット(32)と、を備え、前記複数のマグネットは、第1マグネット(32A)と、前記第1マグネットとは厚み、幅、及び角度ピッチの少なくとも何れかが異なる第2マグネット(32B)とを含む、ロータ(20)である。
【0008】
本開示の技術の第2態様は、モータ部(12)と、前記モータ部の軸方向一方側に設けられたコンプレッサ部(14)と、を備え、前記モータ部は、モータハウジング(16)と、前記モータハウジングの内側に固定されたステータ(18)と、前記ステータの内側に回転可能に設けられたロータ(20)と、前記ロータの中心部に設けられたシャフト(22)と、を備え、前記コンプレッサ部は、前記モータハウジングに対して組み付けられたコンプレッサハウジング(34)と、前記コンプレッサハウジングの内側に固定された固定スクロール(36)と、前記シャフトに対して偏芯した状態で固定され、前記固定スクロールに対して旋回可能に設けられた可動スクロール(38)と、を備え、前記ロータ、前記シャフト、及び前記可動スクロールは、回転体(56)を構成しており、前記ロータは、ロータコアと、前記ロータコアの周方向に並び、前記ロータコアに埋め込まれた複数のマグネットと、を備え、前記複数のマグネットが、第1マグネットと、前記第1マグネットとは厚み、幅、及び角度ピッチの少なくとも何れかが異なる第2マグネットとを含むことにより、前記可動スクロールによる前記回転体のアンバランスが補正されている、コンプレッサ(10)である。
【0009】
本開示の技術によれば、バランスウェイトを追加する場合よりも低コストで回転体のアンバランスを抑制することができるロータ及びコンプレッサが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
コンプレッサの一例を示す縦断面図である。
第1実施形態に係るロータの平面図である。
第2実施形態に係るロータの平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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