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公開番号2025175427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-03
出願番号2024081532
出願日2024-05-20
発明の名称カクテルスモーカー
出願人酒ハックプロジェクト株式会社
代理人個人,個人
主分類C12G 3/07 20060101AFI20251126BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】 グラスに注がれた程度の少量のアルコール飲料に対して、容易に風味を変化させることが可能なカクテルスモーカーを提供することにある。
【解決手段】 酒類を醸造する樽として使用可能な厚板状の木製樽材であるスモークヘッドからなり、スモークヘッドに、グラスにスモークヘッドを載置した際に、グラスの反対側になる非グラス側面からグラスの側になるグラス側面へ貫通する通煙穴が穿設され、スモークヘッドの非グラス側面が、アルコール飲料が注がれたグラスの開口を塞ぐようにグラスにスモークヘッドを載置した状態で、非グラス側面に点火して燃焼させる燃焼面であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
煙によってグラス内のアルコール飲料の風味を変化させるためのカクテルスモーカーにおいて、
酒類を醸造する樽として使用可能な厚板状の木製樽材であるスモークヘッドからなり、
該スモークヘッドに、該グラスに該スモークヘッドを載置した際に、該グラスの反対側になる非グラス側面から該グラスの側になるグラス側面へ貫通する通煙穴が穿設され、
該スモークヘッドの該非グラス側面が、該アルコール飲料が注がれた該グラスの開口を塞ぐように該グラスに該スモークヘッドを載置した状態で、該非グラス側面に点火して燃焼させる燃焼面であることを特徴とするカクテルスモーカー。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記通煙穴が、前記グラスの前記開口の径よりも小径な少なくとも1つの穴からなることを特徴とする請求項1記載のカクテルスモーカー。
【請求項3】
前記スモークヘッドの前記非グラス側面に、前記通煙穴のすべてを底面に配置可能な凹部を設け、
該スモークヘッドの該凹部の板厚が、他の部分の板厚より薄くなっていることを特徴とする請求項2記載のカクテルスモーカー。
【請求項4】
前記スモークヘッドが、既に酒類を醸造する樽として使用された前記木製樽材であることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のカクテルスモーカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、煙によってグラス内のアルコール飲料の風味を変化させるためのカクテルスモーカーに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ワインやウイスキーのようなアルコール飲料に、特定の樹種を燃やして発生する煙を触れさせることで、このアルコール飲料の風味を変化させる方法や用具が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1に示されるスモーク成分を付与したエキス調味料及びその製造方法では、密閉容器に入れて50~80℃に加熱して、流動性を高めたエキス1.000kgに対してスモークウッド等の燻材を120~250kg使用し、スモーク発生機よりエキス中にスモークを吹き込むとともに、真空吸引して効率的にスモーク成分をエキス類に接触吸収させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-107769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の特許文献1に示されている方法では、複雑な容器等の大がかりな装置が必要で、容易に且つ少量のアルコール飲料の風味を変化させることが困難である。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、グラスに注がれた程度の少量のアルコール飲料に対して、容易に風味を変化させることが可能なカクテルスモーカーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載のカクテルスモーカーは、酒類を醸造する樽として使用可能な厚板状の木製樽材であるスモークヘッドからなり、スモークヘッドに、グラスにスモークヘッドを載置した際に、グラスの反対側になる非グラス側面からグラスの側になるグラス側面へ貫通する通煙穴が穿設され、スモークヘッドの非グラス側面が、アルコール飲料が注がれたグラスの開口を塞ぐようにグラスにスモークヘッドを載置した状態で、非グラス側面に点火して燃焼させる燃焼面であることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載のカクテルスモーカーは、請求項1の構成に加え、通煙穴が、グラスの開口の径よりも小径な少なくとも1つの穴からなることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載のカクテルスモーカーは、請求項2の構成に加え、スモークヘッドの非グラス側面に、通煙穴のすべてを底面に配置可能な凹部を設け、スモークヘッドの凹部の板厚が、他の部分の板厚より薄くなっていることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載のカクテルスモーカーは、請求項1~請求項3のいずれか1項の構成に加え、スモークヘッドが、既に酒類を醸造する樽として使用された木製樽材であることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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