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公開番号2025174767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024090304
出願日2024-05-16
発明の名称モード制御車載用テレビアダプター
出願人株式会社日本電機サービス
代理人
主分類G01C 21/26 20060101AFI20251120BHJP(測定;試験)
要約【課題】車両のナビゲーションシステムの動作を阻害することなく、車両が走行中であってもテレビの視聴を可能とする車載用テレビアダプターを提供する。
【解決手段】テレビアダプター本体(10)は、アクセサリーモードとイグニッションオンモードの複数の動作モードを有するナビゲーションシステムに接続する車載用テレビアダプターであって、車両が走行状態であっても車両から供給されるイグニッションオン信号をアクセサリー信号に変換する機能を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
テレビの視聴機能を有し、アクセサリーモードとイグニッションオンモード含む少なくとも2つ以上の動作モードを有するナビゲーションシステムに接続する車載用テレビアダプターであって、
前記アクセサリーモードと前記イグニッションオンモードとを切替える車両から発生する信号と前記ナビゲーションシステムの間に接続され、
前記イグニッションオンモードの信号をアクセサリーモードの信号に変換する機能を有することを特徴とする車載用テレビアダプター。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車載用テレビアダプターであって、車両から供給される特定の信号を受信している間は、
アクセサリーモードへの変換を一時的に停止することを特徴とする車載用テレビアダプター。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車載用テレビアダプターであって、
アクセサリーモードへ変換及び変換の一時停止をアナログ信号にて行うことを特徴とする車載用テレビアダプター。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の車載用テレビアダプターであって、
アクセサリーモードへ変換及び変換の一時停止をデータ信号にて行うことを特徴とする車載用テレビアダプター。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の車載用テレビアダプターであって、
アクセサリーモードへ変換及び変換の一時停止をアナログ信号とデータ信号の両方にて行うことを特徴とする車載用テレビアダプター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ナビゲーションシステム用のテレビアダプターに関し、特にイグニッションオンの時とアクセサリーモード時の動作に違いがあるナビゲーションシステム用のテレビアダプターに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、純正の車載ナビゲーションシステムに搭載されているテレビは車両の走行中に運転者がテレビの視聴を行うと、わき見運転の可能性があるために安全性を考慮し走行中はテレビの視聴が出来ないような機能が搭載されている。
しかし、それでは運転に支障の無い助手席や後席の同乗者も走行中にテレビを視聴することが出来ないために、走行中であってもテレビの視聴が出来るようにするテレビアダプターが製造販売されている。
【0003】
純正ナビゲーションシステムには車両が走行中であることを検知するために、車速パルス信号(車両の走行速度に応じたパルス信号)やパーキングブレーキ信号(車両が停車中に動作させるパーキングブレーキを使用しているか否かの信号)等が用いられているが、従来の車載用テレビアダプターではこれらの車速パルス信号やパーキングブレーキ信号等を車両が走行中であっても、停車中であるかのように変換して純正ナビゲーションシステムに送信、又はそれらの信号を純正ナビゲーションシステムに送信しないように遮断するという手法がとられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-43064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の手法はナビゲーションシステムの動作に障害をもたらすことがあった。
【0006】
ナビゲーションシステムは表示している地図に自身の車両が走行している位置(自車位置)を表示するために、GPS(Global Positioning System)と車両がどれくらいの速度で走行しているのかを判別する車速パルス信号の両方を使用しているが、従来の手法では車速パルスを車両が走行中であっても停車中であるかのように変換又は遮断するので、地図上に表示する自車位置が不正確になってしまう、又はナビゲーションシステムで正常な車速パルスが入力されないことによって自車位置が全く動かない、さらにはナビゲーションシステムが車両の異常と判別してしまい車両に対して異常であることを示す信号等を送信してしまうことがある。
【0007】
ナビゲーションシステムが異常信号を車両に送信してしまうと、近年の車両ではナビゲーションシステムと連携して動作しているADAS(Advanced Driver-Assistance Systems、先進運転支援システム)が多く、これらが正常に動作しなくなってしまうといった問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本開示の実施形態によれば、ナビゲーションシステムと車両との間に接続され、車両が走行中であってもナビゲーションシステムをアクセサリーモード(通常は「ACCモード」と呼ぶことが多い)で動作させる。
通常の車両は、アクセサリーモード(ACCモード)とイグニッションオンモード(通常は「IGオン」と呼ぶことが多い)があり、アクセサリーモードでは車両に搭載された一部の電装品(ナビゲーションシステム、シガライター電源、USB電源等)のみが使用出来て、車両のエンジンが停止し、車両が停車中に使用が出来る。
【0009】
一方でイグニッションオンモードは車両が走行するために必要な電装品(エンジンECU、スピードメーター、トランスミッションECU等)が全て動作状態となっている。
アクセサリーモードとイグニッションオンモードでは動作している機器の違いからナビゲーションシステムに供給される車両信号も異なる。
【0010】
以上のことから、ナビゲーションシステムにおいても、アクセサリーモードとイグニッションオンモードではその動作に違いがあり、アクセサリーモードでは車速パルスが入力されたとしてもテレビの視聴に制限がかからないことから、車両が走行中(イグニッションオンモード)であってもナビゲーションシステムのみをアクセサリーモードとなるように、車両からナビゲーションシステムに供給される動作モードの信号を変換することによって、走行中であっても車速パルスの信号を変換するとなくテレビの視聴を可能とすることが出来る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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