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公開番号
2025172931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2025147843,2024112153
出願日
2025-09-05,2010-10-26
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10D
86/40 20250101AFI20251118BHJP()
要約
【課題】新たな構造の半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、複数のメモリセル200が直列に接続され、複数の記憶素子の一は、第1~第3のゲート電極、第1~第3のソース電極及び第1~第3のドレイン電極を有する第1~第3のトランジスタ201~203を有し、第2のトランジスタ202は、酸化物半導体層を含んで構成され、第1のゲート電極と、第2のソース電極または第2のドレイン電極の一方とは、電気的に接続され、第1の配線SLと、第1のソース電極と、第3のソース電極とは、電気的に接続され、第2の配線BLと、第1のドレイン電極と、第3のドレイン電極とは、電気的に接続され、第3の配線S1と、第2のソース電極または第2のドレイン電極の他方とは、電気的に接続され、第4の配線S2と、第2のゲート電極とは、電気的に接続され、第5の配線WLと、第3のゲート電極とは電気的に接続される。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
マトリクス状に配置された複数の回路を有し、
前記複数の回路の少なくとも一の回路は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、を有し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲート電極と電気的に接続され、
少なくとも前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を介して、データに対応する電位が前記第1のトランジスタのゲート電極に入力される半導体装置であって、
前記第1のトランジスタのチャネル形成領域を有するシリコン半導体層と、
前記シリコン半導体層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第1の導電層と、
前記第1の導電層の上方に配置された領域を有する第1の絶縁層と、
前記第1の絶縁層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第2の導電層と、
前記第1の絶縁層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1の導電層と電気的に接続される第3の導電層と、
前記第2の導電層の上方に配置された領域を有し、前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を有する酸化物半導体層と、
前記酸化物半導体層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第3の導電層の上方に配置された領域を有する第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層の上方に配置された領域を有し、前記酸化物半導体層と電気的に接続され、かつ、前記第3の導電層を介して前記第1の導電層と電気的に接続される第4の導電層と、
前記第2の絶縁層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのソース電極又はドレイン電極の一方と電気的に接続される第5の導電層と、を有し、
前記酸化物半導体層は、前記第1の導電層との重なりを有さない、
半導体装置。
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【請求項2】
マトリクス状に配置された複数の回路を有し、
前記複数の回路の少なくとも一の回路は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、を有し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲート電極と電気的に接続され、
少なくとも前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を介して、データに対応する電位が前記第1のトランジスタのゲート電極に入力され、
前記第2のトランジスタのゲート電極は、第1の配線を介して駆動回路と電気的に接続される半導体装置であって、
前記第1のトランジスタのチャネル形成領域を有するシリコン半導体層と、
前記シリコン半導体層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第1の導電層と、
前記第1の導電層の上方に配置された領域を有する第1の絶縁層と、
前記第1の絶縁層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第2の導電層と、
前記第1の絶縁層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1の導電層と電気的に接続される第3の導電層と、
前記第2の導電層の上方に配置された領域を有し、前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を有する酸化物半導体層と、
前記酸化物半導体層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第3の導電層の上方に配置された領域を有する第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層の上方に配置された領域を有し、前記酸化物半導体層と電気的に接続され、かつ、前記第3の導電層を介して前記第1の導電層と電気的に接続される第4の導電層と、
前記第2の絶縁層の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのソース電極又はドレイン電極の一方と電気的に接続される第5の導電層と、を有し、
前記酸化物半導体層は、前記第1の導電層との重なりを有さない、
半導体装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2において、
前記第4の導電層は、クロム、銅、タンタル、チタン、モリブデン、またはタングステンのいずれか一を少なくとも含む、
半導体装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
前記酸化物半導体層は、In-O系の酸化物半導体を含む、
半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示する発明は、半導体素子を利用した半導体装置およびその作製方法に関するものであ
る。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体素子を利用した記憶装置は、電力の供給がなくなると記憶内容が失われる揮発性記
憶装置と、電力の供給がなくなっても記憶内容は保持される不揮発性記憶装置とに大別さ
れる。
【0003】
揮発性記憶装置の代表的な例としては、DRAM(Dynamic Random Ac
cess Memory)がある。DRAMは、記憶素子を構成するトランジスタを選択
してキャパシタに電荷を蓄積することで、情報を記憶する。
【0004】
上述の原理から、DRAMでは、情報を読み出すとキャパシタの電荷は失われることにな
るため、データの読み出しの度に、再度の書き込み動作が必要となる。また、記憶素子を
構成するトランジスタにはリーク電流が存在し、トランジスタが選択されていない状況で
も電荷が流出、または流入するため、データの保持期間が短い。このため、所定の周期で
再度の書き込み動作(リフレッシュ動作)が必要であり、消費電力を十分に低減すること
は困難である。また、電力の供給がなくなると記憶内容が失われるため、長期間の記憶の
保持には、磁性材料や光学材料を利用した別の記憶装置が必要となる。
【0005】
揮発性記憶装置の別の例としてはSRAM(Static Random Access
Memory)がある。SRAMは、フリップフロップなどの回路を用いて記憶内容を
保持するため、リフレッシュ動作が不要であり、この点においてはDRAMより有利であ
る。しかし、フリップフロップなどの回路を用いているため、記憶容量あたりの単価が高
くなるという問題がある。また、電力の供給がなくなると記憶内容が失われるという点に
ついては、DRAMと変わるところはない。
【0006】
不揮発性記憶装置の代表例としては、フラッシュメモリがある。フラッシュメモリは、ト
ランジスタのゲート電極とチャネル形成領域との間にフローティングゲートを有し、当該
フローティングゲートに電荷を保持させることで記憶を行うため、データの保持期間は極
めて長く(半永久的)、揮発性記憶装置で必要なリフレッシュ動作が不要であるという利
点を有している(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
しかし、書き込みの際に生じるトンネル電流によって記憶素子を構成するゲート絶縁層が
劣化するため、所定回数の書き込みによって記憶素子が機能しなくなるという問題が生じ
る。この問題の影響を緩和するために、例えば、各記憶素子の書き込み回数を均一化する
手法が採られるが、これを実現するためには、複雑な周辺回路が必要になってしまう。そ
して、このような手法を採用しても、寿命の根本的な問題が解消するわけではない。つま
り、フラッシュメモリは、情報の書き換え頻度が高い用途には不向きである。
【0008】
また、フローティングゲートに電荷を導入させるため、または、その電荷を除去するため
には、高い電圧が必要である。さらに、電荷の導入、または除去のためには比較的長い時
間を要し、書き込み、消去の高速化が容易ではないという問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開昭57-105889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上述の問題に鑑み、開示する発明の一態様では、電力が供給されない状況でも記憶内容の
保持が可能で、かつ、書き込み回数にも制限が無い、新たな構造の半導体装置を提供する
ことを目的の一とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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