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公開番号2025152909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055090
出願日2024-03-28
発明の名称発光装置及び照明器具
出願人株式会社MARUWA
代理人個人
主分類H10H 20/851 20250101AFI20251002BHJP()
要約【課題】2つの光の混合光により、サーカディアンリズムに配慮して色温度を調整でき、かつ、高演色形クラス3を満たす発光装置を提供する。
【解決手段】1又は複数のLED素子と、複数の蛍光体とを備え、色温度が7500K以上である高色温度側の光と、色温度が2000~3000Kである低色温度側の光とを発し、高色温度側の光と低色温度側の光との混合光は、色温度が2700~7500Kの範囲で平均演色評価数Raが95以上かつ特殊演色評価数R9が75以上であり、かつ、色温度が6000K以上でメラノピック比が1を超える発光装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1又は複数のLED素子と、複数の蛍光体とを備え、
色温度が7500K以上である高色温度側の光と、色温度が2000~3000Kである低色温度側の光とを発し、
高色温度側の光と低色温度側の光との混合光は、色温度が2700~7500Kの範囲で平均演色評価数Raが95以上かつ特殊演色評価数R9が75以上であり、かつ、色温度が6000K以上でメラノピック比が1を超える発光装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
1又は複数のLED素子と、複数の蛍光体とを備え、
色温度が7500K以上である高色温度側の光と、色温度が2000~3000Kである低色温度側の光とを発し、
高色温度側の光と低色温度側の光との混合光は、CIE1931表色系の色度図の色度座標で、色温度が7500Kにおいてxが0.295~0.298、yが0.315~0.331の範囲内であり、色温度が2700Kにおいてxが0.462~0.467、yが0.415~0.425の範囲内である発光装置。
【請求項3】
1又は複数のLED素子と、複数の蛍光体とを備え、
色温度が7500K以上である高色温度側の光と、色温度が2000~3000Kである低色温度側の光とを発し、
高色温度側の光と低色温度側の光との混合光は、CIE1931表色系の色度図の色度座標で、色温度が7500Kにおいてxが0.295~0.298、yが0.315~0.331の範囲内であり、色温度が2700Kにおいてxが0.462~0.467、yが0.415~0.425の範囲内であり、
該混合光は、色温度が2700~7500Kの範囲で平均演色評価数Raが95以上かつ特殊演色評価数R9が75以上であり、かつ、色温度が6000K以上でメラノピック比が1を超える発光装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の発光装置を備えた照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人の概日リズム(サーカディアンリズム)と演色性に配慮した発光装置及び照明器具に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
照明やディスプレイにおいて、サーカディアンリズムに配慮して色温度を調整することが、一部で行われるようになった。
【0003】
また、物の見え方に関わる演色性に配慮することは、従来より一般的に行われている。JIS Z 9112:2019(蛍光ランプ・LEDの光源色及び演色性による区分)では、色温度範囲(2600K~7100K)で平均演色評価数Raが95以上、特殊演色評価数R9(赤色)が75以上を充足すれば、高演色形クラス3(美術館、博物館などで美術品を展示、鑑賞する場合に推奨されるクラス)となる。
【0004】
そして、特許文献1のように、サーカディアンリズムに配慮して色温度を調整でき、かつ、演色性に配慮した発光装置が知られている。しかし、図12に示すように、特許文献1の実施形態に係る第1~第3発光装置のうち最も演色性を考慮した第2発光装置でも、電球色(2700K付近)でR9が68であり、色温度範囲(2600K~7100K)でR9が75以上を充足できていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7174266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明の目的は、2つの光の混合光により、サーカディアンリズムに配慮して色温度を調整でき、かつ、高演色形クラス3を優に満たす発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]1又は複数のLED素子と、複数の蛍光体とを備え、
色温度が7500K以上である高色温度側の光と、色温度が2000~3000Kである低色温度側の光とを発し、
高色温度側の光と低色温度側の光との混合光は、色温度が2700~7500Kの範囲で平均演色評価数Raが95以上かつ特殊演色評価数R9(赤色)が75以上であり、かつ、色温度が6000K以上でメラノピック比が1を超える発光装置。
【0008】
[2]1又は複数のLED素子と、複数の蛍光体とを備え、
色温度が7500K以上である高色温度側の光と、色温度が2000~3000Kである低色温度側の光とを発し、
高色温度側の光と低色温度側の光との混合光は、CIE1931表色系の色度図(以下単に「色度図」)の色度座標で、色温度が7500Kにおいてxが0.295~0.298、yが0.315~0.331の範囲内(より好ましくはxが0.295~0.297、yが0.324~0.330の範囲内)であり、色温度が2700Kにおいてxが0.462~0.467、yが0.415~0.425の範囲内(より好ましくはxが0.463~0.466、yが0.416~0.421の範囲内)である発光装置。
【0009】
[3]1又は複数のLED素子と、複数の蛍光体とを備え、
色温度が7500K以上である高色温度側の光と、色温度が2000~3000Kである低色温度側の光とを発し、
高色温度側の光と低色温度側の光との混合光は、色度図の色度座標で、色温度が7500Kにおいてxが0.295~0.298、yが0.315~0.331の範囲内(より好ましくはxが0.295~0.297、yが0.324~0.330の範囲内)であり、色温度が2700Kにおいてxが0.462~0.467、yが0.415~0.425の範囲内(より好ましくはxが0.463~0.466、yが0.416~0.421の範囲内)であり、
該混合光は、色温度が2700~7500Kの範囲で平均演色評価数Raが95以上かつ特殊演色評価数R9が75以上であり、かつ、色温度が6000K以上でメラノピック比が1を超える発光装置。
【0010】
[4]前記[1]~[3]のいずれか一項に記載の発光装置を備えた照明器具。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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