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公開番号
2025155992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2025037884
出願日
2025-03-11
発明の名称
発光素子
出願人
住友化学株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H10K
50/12 20230101AFI20251002BHJP()
要約
【課題】外部量子効率が優れる発光素子を提供すること。
【解決手段】陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極の間に設けられた第1の層及び第2の層と、を有する発光素子であって、前記第1の層が、特定の金属錯体と、典型元素のみからなる低分子化合物とを含有する層であり、前記第2の層が、高分子化合物の架橋体を含有する層であり、前記高分子化合物が、式(XL-A)で表される基を有する構成単位と、該式(XL-A)で表される基とは異なる式(XL-B)で表される基を有する構成単位とを含む高分子化合物である、発光素子。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025155992000090.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">21</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極の間に設けられた第1の層及び第2の層と、を有する発光素子であって、
前記第1の層が、式(1)で表される金属錯体と、典型元素のみからなる低分子化合物とを含有する層であり、
前記第2の層が、高分子化合物の架橋体を含有する層であり、
前記高分子化合物が、式(XL-A)で表される基を有する構成単位と、該式(XL-A)で表される基とは異なる式(XL-B)で表される基を有する構成単位とを含む高分子化合物である、発光素子。
TIFF
2025155992000082.tif
61
170
[式中、
Mは、ロジウム原子、パラジウム原子、イリジウム原子又は白金原子を表す。
n
1
は1以上の整数を表し、n
2
は0以上の整数を表す。但し、Mがロジウム原子又はイリジウム原子の場合、n
1
+n
2
は3であり、Mがパラジウム原子又は白金原子の場合、n
1
+n
2
は2である。
E
1
及びE
2
は、それぞれ独立に、炭素原子又は窒素原子を表す。E
1
及びE
2
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環L
1
は、芳香族複素環を表し、この環は置換基を有していてもよい。該置換基が複数
存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環L
1
が複数存在する場合、それらは同一で
も異なっていてもよい。
環L
2
は、多環式の芳香族炭化水素環又は多環式の芳香族複素環を表し、これらの環は
置換基を有していてもよい。該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環L
2
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環L
1
と環L
2
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。
但し、環L
1
が5員環を含む芳香族複素環である場合、環L
2
は多環式の芳香族炭化水素環、又は、環内に硫黄原子及び窒素原子のうち、少なくとも1種の原子を含む多環式の芳香族複素環である。
A
1
-G
1
-A
2
は、アニオン性の2座配位子を表す。A
1
及びA
2
は、それぞれ独立に、
炭素原子、酸素原子又は窒素原子を表し、これらの原子は環を構成する原子であってもよい。G
1
は、単結合、又は、A
1
及びA
2
とともに2座配位子を構成する原子団を表す。A
1
-G
1
-A
2
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
TIFF
2025155992000083.tif
21
170
[式中、
nA及びnBは、それぞれ独立に、0~5の整数を表す。
続きを表示(約 5,700 文字)
【請求項2】
前記式(1)で表される金属錯体が、式(1-A)で表される金属錯体である、請求項1に記載の発光素子。
TIFF
2025155992000084.tif
78
170
[式中、
M、n
1
、n
2
、E
1
、E
2
、環L
1
、及びA
1
-G
1
-A
2
は、前記と同じ意味を表す。
環R
B1
及び環R
B2
はそれぞれ独立に、芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を表し、これらの環は置換基を有していてもよい。該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環R
B1
及び環R
B2
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環L
1
と環R
B1
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成し
てもよい。
X
a
及びX
b
は、それぞれ独立に、直接結合又は2価の基を表し、該基は置換基を有していてもよい。該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。X
a
及びX
b
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環R
B1
とX
a
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。環R
B1
とX
b
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。環R
B2
とX
a
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。環R
B2
とX
b
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。
但し、環L
1
が5員環を含む芳香族複素環である場合、(i)、(ii)及び(iii
)の少なくとも1つを満たす。
(i)X
a
及びX
b
の少なくとも1つは、-S-及び/又は-N(R
Xa’
)-を含む2価の基であり、該基は置換基を有していてもよい。
(ii)環R
B1
及び環R
B2
の少なくとも一方は、環内に硫黄原子及び窒素原子のうち、少なくとも1種の原子を含む芳香族複素環であり、該芳香族複素環は置換基を有していてもよい。
(iii)環R
B1
及び環R
B2
が芳香族炭化水素環であり、かつX
a
及びX
b
は、それぞれ独立に、直接結合又は2価の基であり、当該2価の基は、-C(=O)-及び-C(R
【請求項3】
前記式(1-A)で表される金属錯体が、式(1-A1)、式(1-A2)又は式(1-A3)で表される金属錯体である、請求項2に記載の発光素子。
TIFF
2025155992000085.tif
105
170
[式中、
M、n
1
、n
2
、環L
1
、X
a
、X
b
、及びA
1
-G
1
-A
2
は、前記と同じ意味を表す。
R
5
、R
6
、R
7
、R
8
、R
9
、R
10
、R
11
及びR
12
は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、1価の複素環基、置換アミノ基又はハロゲン原子を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。R
5
、R
6
、R
7
、R
8
、R
9
、R
10
、R
11
及びR
12
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。R
6
とR
7
、R
7
とR
8
、R
8
とR
9
、R
10
とR
11
、R
5
とR
12
、及び、環L
1
が有していても
よい置換基とR
5
は、それぞれ結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
但し、環L
1
が5員環を含む芳香族複素環である場合、X
a
及びX
b
は、それぞれ独立
に、直接結合又は2価の基であり、当該2価の基は、-S-、-C(=O)-、-C(R
Xa
)
2
-及び-N(R
Xa’
)-からなる群より選択される少なくとも1種のみからなる2価の基であり、該基は置換基を有していてもよい。
【請求項4】
前記環L
1
が、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン
環、ジアゾール環又はトリアゾール環であり、これらの環は置換基を有していてもよく、該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、
それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子。
【請求項5】
前記式(XL-A)で表される基を有する構成単位が、式(XL-A1)又は式(XL-A2)で表される構成単位である、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子。
TIFF
2025155992000086.tif
39
170
[式中、
n
A1
は、1~4の整数を表す。
n
A2
は、0又は1を表す。
X
LA
は、前記式(XL-A)で表される基、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。X
LA
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。但し、少なくとも1つのX
LA
は、前記式(XL-A)で表される基である。
Ar
A3
は、芳香族炭化水素基又は複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。
Ar
A5
は、芳香族炭化水素基、複素環基、又は、少なくとも1種の芳香族炭化水素環と少なくとも1種の複素環とが直接結合した基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。
Ar
A4
及びAr
A6
は、それぞれ独立に、アリーレン基又は2価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。
Ar
A4
、Ar
A5
及びAr
A6
はそれぞれ、該基が結合している窒素原子に結合している該基以外の基と、直接結合して、又は、酸素原子若しくは硫黄原子を介して結合して、環を形成していてもよい。]
【請求項6】
前記式(XL-B)で表される基を有する構成単位が、式(XL-B1)又は式(XL-B2)で表される構成単位である、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子。
TIFF
2025155992000087.tif
39
170
[式中、
n
B1
は、1~4の整数を表す。
n
B2
は、0又は1を表す。
X
LB
は、前記式(XL-B)で表される基、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。X
LB
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。但し、少なくとも1つのX
LB
は、前記式(XL-B)で表される基である。
Ar
B3
は、芳香族炭化水素基又は複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。
Ar
B5
は、芳香族炭化水素基、複素環基、又は、少なくとも1種の芳香族炭化水素環と少なくとも1種の複素環とが直接結合した基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。
Ar
B4
及びAr
B6
は、それぞれ独立に、アリーレン基又は2価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。
Ar
B4
、Ar
B5
及びAr
B6
はそれぞれ、該基が結合している窒素原子に結合している該基以外の基と、直接結合して、又は、酸素原子若しくは硫黄原子を介して結合して、環を形成していてもよい。]
【請求項7】
前記X
A
及び前記X
B
の少なくとも一方が、架橋基A群から選ばれる架橋基である、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子。
(架橋基A群)
TIFF
2025155992000088.tif
61
170
[式中、R
XL
は、メチレン基、酸素原子又は硫黄原子を表し、n
XL
は、0~5の整数を表す。R
XL
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。n
XL
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。*1は結合位置を表す。これらの架橋基は置換基を有していてもよく、該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。]
【請求項8】
前記典型元素のみからなる低分子化合物が、式(H-1)で表される化合物である、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子。
TIFF
2025155992000089.tif
28
170
[式中、
Ar
H1
及びAr
H2
は、それぞれ独立に、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。
n
H1
及びn
H2
は、それぞれ独立に、0又は1を表す。n
H1
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。複数存在するn
H2
は、同一でも異なっていてもよい。
n
H3
は、0以上10以下の整数を表す。
L
H1
は、アリーレン基、2価の複素環基、又は、-[C(R
H11
)
2
]n
H11
-で表され
る基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。L
H1
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。n
H11
は、1以上10以下の整数を表す。R
H11
は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。複数存在するR
H11
は、同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに
環を形成していてもよい。
L
H2
は、-N(-L
H21
-R
H21
)-で表される基を表す。L
H2
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。L
H21
は、単結合、アリーレン基又は2価の複素環
基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。R
H21
は、水素原子、アルキル基、
シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。]
【請求項9】
前記第1の層が、正孔輸送材料、正孔注入材料、電子輸送材料、電子注入材料、発光材料及び酸化防止剤からなる群より選ばれる少なくとも1種を更に含有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子。
【請求項10】
前記第1の層と前記第2の層とが隣接している、請求項1~3のいずれか一項に記載の発光素子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子に関する。
続きを表示(約 4,500 文字)
【背景技術】
【0002】
有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、「発光素子」ともいう。)は、ディスプレイ及び照明の用途に好適に使用することが可能であり、研究開発が行われている。例えば、特許文献1には、下記式で表される高分子化合物(P0)を用いて形成された正孔輸送層と、金属錯体(R1)及び化合物(H0)を含有する発光層とを有する発光素子が記載されている。
【0003】
TIFF
2025155992000001.tif
83
170
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/235562号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した発光素子は、外部量子効率が必ずしも十分ではない。
そこで、本発明は、外部量子効率が優れる発光素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の[1]~[11]を提供する。
【0007】
[1]
陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極の間に設けられた第1の層及び第2の層と、を有する発光素子であって、
前記第1の層が、式(1)で表される金属錯体と、典型元素のみからなる低分子化合物とを含有する層であり、
前記第2の層が、高分子化合物の架橋体を含有する層であり、
前記高分子化合物が、式(XL-A)で表される基を有する構成単位と、該式(XL-
A)で表される基とは異なる式(XL-B)で表される基を有する構成単位とを含む高分子化合物である、発光素子。
TIFF
2025155992000002.tif
71
170
[式中、
Mは、ロジウム原子、パラジウム原子、イリジウム原子又は白金原子を表す。
n
1
は1以上の整数を表し、n
2
は0以上の整数を表す。但し、Mがロジウム原子又はイリジウム原子の場合、n
1
+n
2
は3であり、Mがパラジウム原子又は白金原子の場合、n
1
+n
2
は2である。
E
1
及びE
2
は、それぞれ独立に、炭素原子又は窒素原子を表す。E
1
及びE
2
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環L
1
は、芳香族複素環を表し、この環は置換基を有していてもよい。該置換基が複数
存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環L
1
が複数存在する場合、それらは同一で
も異なっていてもよい。
環L
2
は、多環式の芳香族炭化水素環又は多環式の芳香族複素環を表し、これらの環は
置換基を有していてもよい。該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環L
2
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。
環L
1
と環L
2
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。
但し、環L
1
が5員環を含む芳香族複素環である場合、環L
2
は多環式の芳香族炭化水素環、又は、環内に硫黄原子及び窒素原子のうち、少なくとも1種の原子を含む多環式の芳香族複素環である。
A
1
-G
1
-A
2
は、アニオン性の2座配位子を表す。A
1
及びA
2
は、それぞれ独立に、
炭素原子、酸素原子又は窒素原子を表し、これらの原子は環を構成する原子であってもよい。G
1
は、単結合、又は、A
1
及びA
2
とともに2座配位子を構成する原子団を表す。A
1
-G
1
-A
2
が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
TIFF
2025155992000003.tif
21
170
【0008】
[2]
前記式(1)で表される金属錯体が、式(1-A)で表される金属錯体である、[1]に記載の発光素子。
TIFF
2025155992000004.tif
77
170
[式中、
M、n
1
、n
2
、E
1
、E
2
、環L
1
、及びA
1
-G
1
-A
2
は、前記と同じ意味を表す。
環R
B1
及び環R
B2
はそれぞれ独立に、芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を表し、これらの環は置換基を有していてもよい。該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。環R
B1
及び環R
B2
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環L
1
と環R
B1
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成し
てもよい。
X
a
及びX
b
は、それぞれ独立に、直接結合又は2価の基を表し、該基は置換基を有していてもよい。該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。X
a
及びX
b
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
環R
B1
とX
a
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。環R
B1
とX
b
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。環R
B2
とX
a
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。環R
B2
とX
b
とは、直接結合して、又は、2価の基を介して結合して、環を形成していてもよい。
但し、環L
1
が5員環を含む芳香族複素環である場合、(i)、(ii)及び(iii
)の少なくとも1つを満たす。
(i)X
a
及びX
b
の少なくとも1つは、-S-及び/又は-N(R
Xa’
)-を含む2価の基であり、該基は置換基を有していてもよい。
(ii)環R
B1
及び環R
B2
の少なくとも一方は、環内に硫黄原子及び窒素原子のうち、少なくとも1種の原子を含む芳香族複素環であり、該芳香族複素環は置換基を有していてもよい。
(iii)環R
B1
及び環R
B2
が芳香族炭化水素環であり、かつX
a
及びX
b
【0009】
[3]
前記式(1-A)で表される金属錯体が、式(1-A1)、式(1-A2)又は式(1-A3)で表される金属錯体である、[1]又は[2]に記載の発光素子。
TIFF
2025155992000005.tif
106
170
[式中、
M、n
1
、n
2
、環L
1
、X
a
、X
b
、及びA
1
-G
1
-A
2
は、前記と同じ意味を表す。
R
5
、R
6
、R
7
、R
8
、R
9
、R
10
、R
11
及びR
12
は、それぞれ独立に、水素
原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、シクロアルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、1価の複素環基、置換アミノ基又はハロゲン原子を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。R
5
、R
6
、R
7
、R
8
、R
9
、R
10
、R
11
及びR
12
が複数存在する場合、それらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。R
6
とR
7
、R
7
とR
8
、R
8
とR
9
、R
10
とR
11
、R
5
とR
12
、及び、環L
1
が有していても
よい置換基とR
5
は、それぞれ結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい。
但し、環L
1
が5員環を含む芳香族複素環である場合、X
a
及びX
b
は、それぞれ独立
に、直接結合又は2価の基であり、当該2価の基は、-S-、-C(=O)-、-C(R
Xa
)
2
【0010】
[4]
前記環L
1
が、ピリジン環、ジアザベンゼン環、アザナフタレン環、ジアザナフタレン
環、ジアゾール環又はトリアゾール環であり、これらの環は置換基を有していてもよく、該置換基が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく、互いに結合して、それぞれが結合する原子とともに環を形成していてもよい、[1]~[3]のいずれかに記載の発光素子。
(【0011】以降は省略されています)
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