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公開番号2025172922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2025147210,2024213818
出願日2025-09-04,2024-12-06
発明の名称プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
出願人株式会社estie
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/163 20240101AFI20251118BHJP(計算;計数)
要約【課題】商業用不動産の購入を検討するために有益な情報を提示することができるプログラム、情報処理方法及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】プログラムは、各ユーザ又はオペレータから、各商業用不動産に関して、全ユーザに対して公開される公開情報と、該不動産情報を入力したユーザ以外のユーザに対して非公開である非公開情報と、を含む不動産情報の入力を受け付け、入力された不動産情報をデータベースに記憶し、各商業用不動産の公開情報と、類似物件を閲覧するユーザ以外のユーザに対して非公開である非公開情報とに基づき、類似物件の不動産情報を閲覧するユーザが選択した一の商業用不動産と不動産情報が類似する他の商業用不動産を類似物件としてデータベースから抽出し、類似物件の不動産情報を表示部に表示する処理を、コンピュータ(サーバー)に実行させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
各ユーザから、各商業用不動産に関する不動産情報であって、全ユーザに対して公開される公開情報と、該不動産情報を入力したユーザ以外のユーザに対して非公開である非公開情報とを含む不動産情報の入力を受け付け、
入力された不動産情報をデータベースに記憶し、
各商業用不動産の前記公開情報と、類似物件を閲覧するユーザ以外のユーザに対して非公開である前記非公開情報とに基づき、類似物件の不動産情報を閲覧するユーザが選択した一の商業用不動産と不動産情報が類似する他の商業用不動産を類似物件としてデータベースから抽出し、
前記類似物件の不動産情報を表示部に表示する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
ユーザによる商業用不動産の閲覧履歴を記憶部に記憶し、
前記類似物件を抽出する場合、前記一の商業用不動産と不動産情報が類似し、かつ、前記ユーザが閲覧した商業用不動産と不動産情報が類似する他の商業用不動産を前記類似物件として抽出する
請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
各商業用不動産の不動産情報をベクトル化し、
ベクトル化した不動産情報に基づき、前記一の商業用不動産と、前記他の商業用不動産との類似度を算出し、
算出した類似度に基づき、前記一の商業用不動産と類似する前記他の商業用不動産を前記類似物件として抽出する
請求項１に記載のプログラム。
【請求項４】
前記不動産情報は、商業用不動産の物件名又は住所を含み、
商業用不動産の不動産情報の入力を受け付けた場合、商業用不動産の物件名又は住所に基づいて、物件名又は住所と対応付けて商業用不動産のテナント情報又は空室情報を記憶するデータベースから、前記商業用不動産のテナント情報又は空室情報を取得し、
取得した前記テナント情報又は空室情報を前記商業用不動産の不動産情報に追加し、
前記テナント情報又は空室情報を追加した不動産情報に基づき、前記一の商業用不動産と類似する前記他の商業用不動産を前記類似物件として抽出する
請求項１に記載のプログラム。
【請求項５】
各ユーザから、各商業用不動産に関する不動産情報であって、全ユーザに対して公開される公開情報と、該不動産情報を入力したユーザ以外のユーザに対して非公開である非公開情報とを含む不動産情報の入力を受け付け、
入力された不動産情報をデータベースに記憶し、
各商業用不動産の前記公開情報と、類似物件を閲覧するユーザ以外のユーザに対して非公開である前記非公開情報とに基づき、類似物件の不動産情報を閲覧するユーザが選択した一の商業用不動産と不動産情報が類似する他の商業用不動産を類似物件としてデータベースから抽出し、
前記類似物件の不動産情報を表示部に表示する
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項６】
制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部が、
各ユーザから、各商業用不動産に関する不動産情報であって、全ユーザに対して公開される公開情報と、該不動産情報を入力したユーザ以外のユーザに対して非公開である非公開情報とを含む不動産情報の入力を受け付け、
入力された不動産情報をデータベースに記憶し、
各商業用不動産の前記公開情報と、類似物件を閲覧するユーザ以外のユーザに対して非公開である前記非公開情報とに基づき、類似物件の不動産情報を閲覧するユーザが選択した一の商業用不動産と不動産情報が類似する他の商業用不動産を類似物件としてデータベースから抽出し、
前記類似物件の不動産情報を表示部に表示する
情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
購入を検討する商業用不動産を評価し、ユーザに提示するシステムが提案されている。例えば特許文献１では、不動産情報に基づいて不動産評価を算出し、不動産情報と、不動産評価とに基づいて不動産の購入及び維持に掛かる費用のシミュレーション結果を算出し、不動産情報と、不動産評価と、シミュレーション結果とをユーザ端末装置に出力する不動産情報提供システム等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１３９０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
一つの側面では、商業用不動産の購入を検討するために有益な情報を提示することができるプログラム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一つの側面では、プログラムは、各ユーザから、各商業用不動産に関する不動産情報であって、全ユーザに対して公開される公開情報と、該不動産情報を入力したユーザ以外のユーザに対して非公開である非公開情報とを含む不動産情報の入力を受け付け、入力された不動産情報をデータベースに記憶し、各商業用不動産の前記公開情報と、類似物件を閲覧するユーザ以外のユーザに対して非公開である前記非公開情報とに基づき、類似物件の不動産情報を閲覧するユーザが選択した一の商業用不動産と不動産情報が類似する他の商業用不動産を類似物件としてデータベースから抽出し、前記類似物件の不動産情報を表示部に表示する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【０００６】
一つの側面では、商業用不動産の購入を検討するために有益な情報を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
不動産管理システムの構成例を示す説明図である。
サーバの構成例を示すブロック図である。
重要度テーブル、不動産ＤＢ、テナント情報ＤＢ、募集情報ＤＢ、路線価ＤＢのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
端末の表示画面例を示す説明図である。
端末の表示画面例を示す説明図である。
端末の表示画面例を示す説明図である。
サーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態２に係る物件表示欄の表示例を示す説明図である。
実施の形態２に係るサーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
（実施の形態１）
図１は、不動産管理システムの構成例を示す説明図である。本実施の形態では、売りに出ている商業用不動産（賃貸により収益を得ることを想定した収益物件）と類似する他の商業用不動産の情報に基づき、当該商業用不動産の購入を検討（購入するか否かを検討）するための情報を提示（表示）する不動産管理システムについて説明する。不動産管理システムは、情報処理装置１、端末２を含む。各装置は、インターネット等のネットワークＮを介して通信接続されている。
【０００９】
以下の説明では簡潔のため、購入を検討する対象の商業用不動産を「対象物件」と呼び、対象物件と類似する他の商業用不動産を「類似物件」と呼ぶ。また、対象物件及び類似物件を区別せず任意の商業用不動産を指す場合、当該商業用不動産を単に「物件」と呼ぶ。
【００１０】
情報処理装置１は、種々の情報処理、情報の送受信が可能な情報処理装置であり、例えばサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態では情報処理装置１がサーバコンピュータであるものとし、以下では簡潔のためサーバ１と読み替える。サーバ１は、売りに出ている対象物件を登録する入力をユーザから受け付け、登録された対象物件の情報を閲覧可能なサービスを提供する。本実施の形態においてサーバ１は、その対象物件の情報の一つとして、対象物件と類似する類似物件の情報（類似物件の取得価格、鑑定評価額等）を提示する（図５参照）。
（【００１１】以降は省略されています）

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