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公開番号
2025172917
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2025146806,2022523253
出願日
2025-09-04,2020-10-16
発明の名称
複数の分析物を用いた糞便抗原検査
出願人
エグザクト サイエンシーズ コーポレーション
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G01N
33/68 20060101AFI20251118BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数の異なるマーカー分析物、例えば、複数の異なるヒトタンパク質、核酸、及び他の分子マーカー分析物について、少量のヒト糞便試料を含む糞便試料を試験するための方法、組成物、ならびにシステム。
【解決手段】i)一定量の安定化液に分散された少量のヒト糞便試料を含む、分散試料を提供することと、ii)様々な量の複数の異なるマーカー分析物について前記分散試料を分析することと、を含む、ヒト糞便試料を特徴付ける方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒト糞便試料を特徴付ける方法であって、
i)一定量の安定化液に分散された少量のヒト糞便試料を含む、分散試料を提供することと、
ii)様々な量の複数の異なるマーカー分析物について前記分散試料を分析することと、を含む、前記方法。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記安定化液の体積が3mL未満、好ましくは2mL未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記複数の異なるマーカー分析物が、複数の異なるタンパク質マーカー分析物を含む、請求項1または請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記複数の異なるタンパク質マーカー分析物が、少なくとも3つの異なるタンパク質マーカー分析物を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記複数の異なるマーカー分析物が、3つ以下の異なるマーカー分析物を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記複数の異なるマーカー分析物が、ヒトマーカー分析物である、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記複数の異なるマーカー分析物が、ヘモグロビン(Hb)、カルプロテクチン、ハプトグロビン(Hp)、補体成分3(C3)、補体成分3a(C3a)、IgG結合タンパク質のFcフラグメント(FCGBP)、レジスチン様β(RETNLB/RELM)、S100カルシウム結合タンパク質A12(S100A12)、及びセルピンファミリーFメンバー2(SERPIN F2)からなる群から選択される、複数のヒトタンパク質マーカーを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の異なるヒトタンパク質マーカー分析物が、Hb、Hp、及びC3を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記複数の異なるヒトタンパク質マーカー分析物が、Hb、Hp、及びC3からなる、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記分析することが、免疫化学的アッセイを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【0001】
[技術分野]
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
本出願は、2019年10月18日出願の米国仮特許出願第62/923,300号の優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
本明細書で提供されるのは、複数の異なるタンパク質、核酸、及び他の分子マーカー分析物について、少量のヒト糞便試料(例えば、糞便免疫化学的試験(FIT)試料収集装置で収集された試料)を含む、糞便試料を試験するための方法、組成物、ならびにシステム(例えば、物品のセット)である。
[背景技術]
【0004】
糞便免疫化学的試験(FIT試験)は、糞便検体中のヘモグロビンを検出する抗体ベースアッセイであり、結腸直腸癌(CRC)のスクリーニングに広く使用されている。いくつかの異なる実験室ベースFIT試験または臨床現場即時FIT試験が利用可能である。利用可能なFIT試験では、通常、特殊な装置を使用して糞便検体から少量の試料を収集し、装置内に含まれる緩衝液に試料を入れて、試料収集時から試料を分析できるようになるまでヘモグロビンを安定化する。FITは、CRCスクリーニングのための便利で手頃な選択肢の一つである。
【0005】
結腸直腸腺腫及び癌に関連する可能性のある他のタンパク質バイオマーカーは、電気泳動及び質量分析を使用して比較的大きな検体をスクリーニングすることによって便中で同定されているが(例えば、Boschへの米国特許公開第2015/0141273A1号及び同第2017/0199196A1号、両方をあらゆる目的で参照により本明細書に組み込む)、実験室ベース及び臨床現場即時FIT試験は、ヘモグロビン試験に限定されたままである。
[発明の概要]
【0006】
本技術は、FIT試料収集装置を使用して、ヘモグロビン以外の、またはヘモグロビンに加えて、タンパク質バイオマーカーを収集及び安定化するための方法と組成物を提供する。したがって、いくつかの実施形態で、本技術は、i)一定量の安定化液に分散された少量のヒト糞便試料を含む分散試料を提供することと、ii)様々な量の複数の異なるマーカー分析物の分散試料を分析することと、を含む、ヒト糞便試料を特徴付ける方法を提供する。本明細書で使用する場合、異なるマーカー分析物は、単一分子の位置の異なる部分(例えば、タンパク質もしくは核酸分析物分子の異なるフラグメントまたは領域)を含み得る。特定の実施形態で、異なるマーカー分析物は、完全に異なる分子(例えば、別のタンパク質及び/または別の遺伝子または他の核酸)である。好ましい実施形態で、複数の異なるマーカー分析物は、複数の異なるタンパク質マーカー分析物を含み、好ましくは、少なくとも3つの異なるタンパク質マーカー分析物を含む。
【0007】
複数の異なるマーカー分析物は、例えば、3つの異なる遺伝子から発現したタンパク質であり得る。特定の実施形態で、複数の異なるマーカー分析物は、3つ以下の異なるマーカー分析物を含む。いくつかの実施形態で、複数の異なるマーカー分析物は、ヒトマーカー分析物(例えば、ヒトタンパク質分析物及び/または核酸分析物)を含む。好ましい実施形態で、複数の異なるマーカー分析物は、ヒトマーカー分析物からなる。
【0008】
本明細書の技術は、少量の糞便試料(例えば、FIT試料収集装置(例えば、少量の糞便試料を安定化するための流体を含む、FIT試料収集装置)を使用して収集された糞便試料)の分析に使用される。したがって、いくつかの実施形態で、分散試料中の安定化液の体積は、好ましくは、FIT試料収集装置での使用に適した体積(例えば、3mL未満、好ましくは2mL未満)である。いくつかの実施形態で、安定化液の体積は、1mL未満である。いくつかの実施形態で、分散試料は、FIT試料収集装置内に提供される。
【0009】
同様に、分析のための糞便試料の質量は特定の質量に限定されないが、特定の実施形態では、糞便試料の質量は、FIT試料収集装置を使用して収集可能な試料の質量である。したがって、特定の実施形態で、少量の糞便試料は、100mg未満、好ましくは50mg未満、好ましくは20mg未満の質量である。
【0010】
本技術は、例えば分散試料中で検出するための特定のマーカー分析物に限定されない。例えば、いくつかの実施形態では、複数の異なるマーカー分析物は、ヘモグロビン(Hb)、カルプロテクチン、ハプトグロビン(Hp)、補体成分3(C3)、補体成分3a(C3a)、IgG結合タンパク質のFcフラグメント(FCGBP)、レジスチン様β(RETNLB/RELM)、S100カルシウム結合タンパク質A12(S100A12)、及びセルピンファミリーFメンバー2(SERPIN F2)からなる群から選択される、複数のヒトタンパク質マーカーを含む。いくつかの実施形態では、複数の異なるヒトタンパク質マーカー分析物は、Hb、Hp、及びC3を含み、いくつかの実施形態では、複数の異なるヒトタンパク質マーカー分析物は、Hb、Hp、及びC3からなる。
(【0011】以降は省略されています)
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