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公開番号
2025172279
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2024077646
出願日
2024-05-13
発明の名称
減量効果を予測するための方法
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
C12Q
1/6876 20180101AFI20251118BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】被検者毎に、食事管理による減量効果を予測するための技術に関する。
【解決手段】本発明に係る食事管理による被検者の減量効果を予測するための方法は、前記被検者の遺伝子情報として、MRPL51、DNM2、SLC35A5、及びZFAND2Bの4遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルを取得する取得工程を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
食事管理による被検者の減量効果を予測するための方法であって、
前記被検者の遺伝子情報として、MRPL51、DNM2、SLC35A5、及びZFAND2Bの4遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルを取得する取得工程を含む、
減量効果を予測するための方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記減量効果の予測は、体重の減少についての予測、又は内臓脂肪の減少についての予測の少なくとも一方を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記減量効果の予測は、体重の減少についての予測を含み、
前記取得工程では、前記遺伝子情報として、さらに、ASNA1、NXPH3、ICMT、SPECC1、TSTA3、KRTAP3-3、C9orf123、MZT2A、INF2、RAB5B、DYNLT3、C12orf44、EPC2、SLC39A8、AZI2、SLC44A1、NUPL1、ARGLU1、C10orf55、SAP30BP、ZNF295、ERI1、及びSTRN3の23遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルを取得する、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記減量効果の予測は、内臓脂肪量の減少についての予測を含み、
前記取得工程では、前記遺伝子情報として、さらに、RCN1、LRRFIP2、HNRNPH3、FAM103A1、SEMA3C、及びCRIP2の6遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルを取得する、
請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記取得工程では、前記遺伝子情報として、さらに、C17orf96、SLC25A6、KRTAP21-2、ABCA11P、RAB11FIP1、C11orf57、ISOC2、SMARCD2、HIST1H4C、ARHGAP17、CCL22、LUZP1、LOC100216545、FBXL17、TINF2、KRT8、SPOPL、EVI5、OSBPL11、TATDN1、MED4、HCG26、FNDC3A、FAM162A、ABHD2、及びSMCHD1の26遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルを取得する、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記遺伝子又はその発現産物の発現レベルが、mRNAの発現量である、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項7】
前記遺伝子情報が、前記被検者から非侵襲的に採取された生体試料由来である、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項8】
前記生体試料が、前記被検者の皮膚表上脂質である、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
取得された前記発現レベルに基づいて、食事管理による前記被検者の減量効果を予測する予測工程を含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項10】
食事管理による被検者の減量効果を予測する予測方法であって、
前記被検者の遺伝子情報として取得された、MRPL51、DNM2、SLC35A5、及びZFAND2Bの4遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルに基づいて、食事管理による前記被検者の減量効果を予測する予測工程を含む、
減量効果の予測方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食事管理による被検者の減量効果を予測するための技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
健康増進、肥満症の改善及び美容等のため、減量効果の高い減量方法が模索されている。例えば、食事管理や食事管理による減量効果は知られているが、その一方で、これらによる減量効果には個人差があることも知られている。そこで、食事管理及び運動量増加等による減量効果に関与する因子について検討されている。
【0003】
例えば特許文献1には、共役リノール酸(CLA)の投与、高タンパク質食の消費、および運動の増加、を含む1種類以上の痩せ表現型促進処理の結果、痩せの表現型を示す動物において差次的に発現する複数のポリヌクレオチドを含む組み合わせが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2012-501175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1には、共役リノール酸(CLA)の投与、及び高タンパク質食の消費等の痩せ表現型促進処理の結果として発現が変化する複数のポリヌクレオチドを含む組み合わせについては記載されているが、被検者毎に、食事管理による減量効果を予測するための方法については記載されていない。
【0006】
本発明は、被検者毎に、食事管理による減量効果を予測するための技術に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態に係る、食事管理による被検者の減量効果を予測するための方法は、
前記被検者の遺伝子情報として、MRPL51、DNM2、SLC35A5、及びZFAND2Bの4遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルを取得する取得工程を含む。
【0008】
本発明の他の形態に係る、食事管理による被検者の減量効果を予測する予測方法は、
前記被検者の遺伝子情報として取得された、MRPL51、DNM2、SLC35A5、及びZFAND2Bの4遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルに基づいて、食事管理による前記被検者の減量効果を予測する予測工程を含む。
【0009】
本発明のさらに他の形態に係る予測装置は、食事管理による被検者の減量効果を予測する予測装置であって、制御部を具備する。
前記制御部は、
前記被検者の遺伝子情報として取得された、MRPL51、DNM2、SLC35A5、及びZFAND2Bの4遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物の発現レベルに基づいて、食事管理による前記被検者の減量効果を予測する。
【0010】
本発明のさらに他の形態に係る予測マーカーは、食事管理による被検者の減量効果を予測するための予測マーカーであって、
MRPL51、DNM2、SLC35A5、及びZFAND2Bの4遺伝子からなる群から選択される少なくとも1つの遺伝子又はその発現産物からなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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