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公開番号2025172032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2025078080
出願日2025-05-08
発明の名称冷蔵庫の運転制御方法及び冷蔵庫
出願人安克創新科技股フン有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 11/00 20060101AFI20251113BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】できる限り電池の運転温度を低下させ、電池の使用安全性を向上させる冷蔵庫の運転制御方法及び冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本願は、冷蔵庫の運転制御方法及び冷蔵庫に関する。冷蔵庫が電池給電冷凍モードにある場合、冷蔵庫の電池の電池温度をリアルタイムに取得し、電池温度を所定保護温度よりも小さい第1所定温度及び第2所定温度と比較して分析することができる。電池温度が第1所定温度と第2所定温度との間にある場合、冷蔵庫の圧縮機がレベルを下げて運転するように制御し、電池温度が第1所定温度以下である場合、圧縮機のレベルをそのまま維持する。該解決手段によれば、電池温度が高すぎる場合、即ち電池温度が第1所定温度と第2所定温度との間にある場合、圧縮機の運転レベルを下げることで、電池の放電量を低下させ、更に電池の発熱量を低下させることができる。このように、冷蔵庫の起動運転中に電池の運転温度をできる限り低下させて電池の使用安全性を向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵庫が電池給電冷凍モードにある場合、前記冷蔵庫の電池温度をリアルタイムに取得するステップと、
前記電池温度が第1所定温度よりも大きく、かつ第2所定温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫の圧縮機を、レベルを下げて運転するように制御するステップであって、前記第1所定温度及び前記第2所定温度がいずれも所定保護温度よりも小さいステップと、
前記電池温度が前記第1所定温度以下である場合、前記圧縮機を、現在のレベルを維持して運転するように制御するステップと、を含む、ことを特徴とする冷蔵庫の運転制御方法。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記電池温度が第1所定温度よりも大きく、かつ第2所定温度よりも小さい場合、前記方法は、
前記冷蔵庫のファンを、レベルを上げて運転するように制御するステップを更に含み、前記冷蔵庫の電池と前記ファンは、同一のチャンバの内部に設置される、ことを特徴とする請求項1に記載の運転制御方法。
【請求項3】
前記電池温度が第1所定温度よりも大きく、かつ第2所定温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫の圧縮機を、レベルを下げて運転するように制御するステップは、
前記電池温度が前記第1所定温度よりも大きく、かつ前記第2所定温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫の圧縮機の現在下げる必要があるレベルの数を決定するステップと、
前記圧縮機を対応するレベルの数だけ下げて運転するように制御するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の運転制御方法。
【請求項4】
前記電池温度が前記第1所定温度よりも大きく、かつ前記第2所定温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫の圧縮機の現在下げる必要があるレベルの数を決定するステップは、
前記電池温度が前記第1所定温度よりも大きく、かつ第3所定温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫の圧縮機の現在下げる必要があるレベルの数を第1レベル数として決定するステップと、
前記電池温度が前記第3所定温度以上であり、かつ前記第2所定温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫の圧縮機の現在下げる必要があるレベルの数を第2レベル数として決定するステップと、を含み、前記第2レベル数は、前記第1レベル数よりも大きい、ことを特徴とする請求項3に記載の運転制御方法。
【請求項5】
前記冷蔵庫が前記電池給電冷凍モードで運転し、かつ停止条件を満たす場合、前記電池温度が第4所定温度よりも小さいか否かを検証するステップと、
前記電池温度が前記第4所定温度よりも小さい場合、ファン及び前記圧縮機を停止するように制御するステップと、
前記電池温度が前記第4所定温度以上であり、かつ前記所定保護温度よりも小さい場合、前記圧縮機を、運転を停止するように制御するとともに、前記ファンを、運転を継続するように制御するステップと、を更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載の運転制御方法。
【請求項6】
前記電池温度が前記第4所定温度以上であり、かつ前記所定保護温度よりも小さい場合、前記圧縮機を、運転を停止するように制御するとともに、前記ファンを、運転を継続するように制御するステップは、
前記電池温度が前記第4所定温度以上であり、かつ第5所定温度よりも小さい場合、前記圧縮機を、運転を停止するように制御するとともに、前記ファンを、第1所定時間の運転を維持するか又は前記電池温度が前記第4所定温度よりも小さくなるまで運転を維持するように制御するステップと、
前記電池温度が前記第5所定温度以上であり、かつ前記所定保護温度よりも小さい場合、前記圧縮機を、運転を停止するように制御するとともに、前記ファンを、運転を継続するように制御するステップと、を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の運転制御方法。
【請求項7】
前記冷蔵庫に電池給電運転需要がある場合、前記電池温度が前記所定保護温度よりも小さいか否かを検証するステップと、
前記電池温度が前記所定保護温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫を起動して運転するように制御するステップと、
前記電池温度が前記所定保護温度以上である場合、前記冷蔵庫を、運転を停止するように制御するステップと、を更に含む、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の運転制御方法。
【請求項8】
前記電池温度が前記所定保護温度以上である場合、前記冷蔵庫を、運転を停止するように制御するステップは、
前記電池温度をリアルタイムに取得して計時を行うステップと、
計時が第2所定時間になる前に取得された前記電池温度が第6所定温度よりも小さい場合又は計時が前記第2所定時間になった後に取得された前記電池温度が前記所定保護温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫を起動して運転するように制御するステップを更に含み、前記第6所定温度は、前記所定保護温度よりも小さい、ことを特徴とする請求項7に記載の運転制御方法。
【請求項9】
圧縮機、蒸発器、毛細管、凝縮器、ファン、電池及びコントローラを含み、前記圧縮機は、前記蒸発器及び前記凝縮器に接続され、前記凝縮器は、前記毛細管に接続され、前記毛細管は、前記蒸発器に接続され、前記ファンは、前記凝縮器に設置され、前記圧縮機、前記蒸発器、前記凝縮器、前記ファン及び前記コントローラは、それぞれ前記電池に接続され、前記圧縮機、前記蒸発器、前記凝縮器及び前記ファンは、それぞれ前記コントローラに接続され、前記コントローラは、請求項1~8のいずれか一項に記載の冷蔵庫の運転制御方法のステップを実行する、ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項10】
前記冷蔵庫には、圧縮機チャンバが設置され、前記電池、前記圧縮機、前記凝縮器及び前記ファンは、前記圧縮機チャンバの内部に設置される、ことを特徴とする請求項9に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、冷凍技術の分野に関し、特に冷蔵庫の運転制御方法及び冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
屋外/車載冷蔵庫は、車載電源の給電を受けるだけでなく、電池の給電を受けて車両又は他の屋外シーンに適用することができる冷蔵庫であり、携帯しやすく、適応性が強いなどの利点があるため、使用者に好まれている。
【0003】
しかしながら、関連技術では、太陽光の日曝し、トランク置きなどの要因による影響を受けて、屋外/車載冷蔵庫の電池の運転温度が高すぎなりやすいため、電池の使用安全性に深刻な影響を与える。
【発明の概要】
【0004】
これに基づいて、できる限り電池の運転温度を低下させ、電池の使用安全性を向上させる冷蔵庫の運転制御方法及び冷蔵庫を提供する必要がある。
【0005】
第1態様では、本願に係る冷蔵庫の運転制御方法は、冷蔵庫が電池給電冷凍モードにある場合、前記冷蔵庫の電池温度をリアルタイムに取得するステップと、前記電池温度が第1所定温度よりも大きく、かつ第2所定温度よりも小さい場合、前記冷蔵庫の圧縮機を、レベルを下げて運転するように制御するステップであって、前記第1所定温度及び前記第2所定温度がいずれも所定保護温度よりも小さいステップと、前記電池温度が前記第1所定温度以下である場合、前記圧縮機を、現在のレベルを維持して運転するように制御するステップと、を含む。
【0006】
第2態様では、本願に係る冷蔵庫は、圧縮機、蒸発器、毛細管、凝縮器、ファン、電池及びコントローラを含み、前記圧縮機は前記蒸発器及び前記凝縮器に接続され、前記凝縮器は前記毛細管に接続され、前記毛細管は前記蒸発器に接続され、前記ファンは前記圧縮機と前記凝縮器との間に設置され、前記圧縮機、前記蒸発器、前記凝縮器、前記ファン及び前記コントローラはそれぞれ前記電池に接続され、前記圧縮機、前記蒸発器、前記凝縮器及び前記ファンはそれぞれ前記コントローラに接続され、前記コントローラは上記冷蔵庫の運転制御方法のステップを実行する。
【0007】
上記冷蔵庫の運転制御方法及び冷蔵庫によれば、冷蔵庫が電池給電冷凍モードにある場合、冷蔵庫の電池の電池温度をリアルタイムに取得し、電池温度を所定保護温度よりも小さい第1所定温度及び第2所定温度と比較して分析することができる。電池温度が第1所定温度と第2所定温度との間にある場合、冷蔵庫の圧縮機を、レベルを下げて運転するように制御し、電池温度が第1所定温度以下である場合、圧縮機のレベルをそのまま維持する。該解決手段によれば、電池温度が高すぎる場合、即ち電池温度が第1所定温度と第2所定温度との間にある場合、圧縮機の運転レベルを下げることで、電池の放電量を低下させ、更に電池の発熱量を低下させることができる。このように、冷蔵庫の起動運転中に電池の運転温度をできる限り低下させて電池の使用安全性を向上させる。
【0008】
本願の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。明らかに、以下に説明される図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労働をすることなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本願の一実施例における冷蔵庫の運転制御方法の流れを示す概略図である。
本願の別の実施例における冷蔵庫の運転制御方法の流れを示す概略図である。
本願のまた別の実施例における冷蔵庫の運転制御方法の流れを示す概略図である。
本願の更なる実施例における冷蔵庫の運転制御方法の流れを示す概略図である。
本願の別の実施例における冷蔵庫の運転制御方法の流れを示す概略図である。
本願の一実施例に係る冷蔵庫の概略構成図である。
本願の一実施例に係る冷蔵庫の概略構成正面図である。
本願の別の実施例に係る冷蔵庫の概略構成正面図である。
本願の一実施例に係る冷蔵庫の概略構成平面図である。
本願の一実施例に係る冷蔵庫の概略構成平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本願を容易に理解するために、以下、関連図面を参照しながら本願をより全面に説明する。図面には、本願の好ましい実施例が示されている。しかしながら、本願は、多くの異なる形態で達成可能であり、本明細書において説明される実施例に限定されるものではない。逆に、これらの実施例を提供する目的は、本願の開示内容の理解をより徹底的に、全面的にすることである。
(【0011】以降は省略されています)

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