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公開番号
2025171287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076464
出願日
2024-05-09
発明の名称
多極スイッチ
出願人
ケル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01H
19/62 20060101AFI20251113BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造コストを軽減するとともに、よりコンパクト化が可能となり、かつ簡単な構成でオン/オフ制御を行うことができる多極スイッチを提供する。
【解決手段】複数の固定端子によって構成され、複数の固定端子にそれぞれ設けられた固定接点が端子収容部11a内に一列に並ぶように構成された固定端子群と、複数の可動端子によって構成され、複数の可動端子の各可動接点が固定接点と接触可能に対向して一列に並ぶように構成された可動端子群と、可動端子群の各可動接点を、対向する固定端子群の各固定接点に対して一斉に接触または非接触させるカムシャフト20、直流モータ40および制御回路60とを備え、制御回路60は、直流モータ40を所定回転速度で所定駆動時間だけ駆動することによって可動接点を固定接点に接触または非接触させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ケースと、
前記ケースに並んで配設された複数の固定端子によって構成され、前記複数の固定端子にそれぞれ設けられた固定接点が前記ケース内に一列に並ぶように構成された固定端子群と、
前記ケースに並んで配設された複数の可動端子によって構成され、前記複数の可動端子にそれぞれ設けられた可動接点が前記固定接点と接触可能に対向して一列に並ぶように構成された可動端子群と、
前記可動端子群の各可動端子が並べられている方向に延伸する回転軸を有し、回転することによって前記可動端子群の各可動接点を対向する前記固定接点に接触または非接触させるカムシャフトと、
前記カムシャフトを回転させる電気モータと、
前記電気モータを駆動制御することによって前記固定接点に対して前記可動接点を接触または非接触させるオン/オフ制御部とを備え、
前記オン/オフ制御部は、前記電気モータを所定回転速度で所定駆動時間だけ駆動することによって、前記可動接点を、前記固定接点に非接触している状態から接触した状態、および、前記固定接点に接触している状態から非接触の状態へ変化させることを特徴とする多極スイッチ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記オン/オフ制御部は、
前記電気モータを前記所定回転速度で1回転させる間に前記可動接点が前記固定接点に接触しているオン時間と、前記可動接点が前記固定接点に非接触となっているオフ時間とを計測し、前記電気モータを1回転させた後も引き続き駆動して、前記可動接点が前記固定接点に対して接触状態から非接触状態へ変化したときに、その時点から前記オフ時間の半分の時間だけ駆動した後に前記電気モータを停止させ、当該停止した位置を初期位置とする初期化処理を行い、
前記オフ時間と前記オン時間とを加算した時間の半分の時間を前記所定駆動時間とし、
前記初期位置から前記所定回転速度で前記所定駆動時間ずつ前記電気モータを駆動することによって、前記固定接点に対して前記可動接点を接触および非接触させることを特徴とする請求項1に記載の多極スイッチ。
【請求項3】
前記オン/オフ制御部は、前記電気モータを一方向に回転駆動することによって前記固定接点に対する前記可動接点の接触および非接触を交互に繰り返すことを特徴とする請求項2に記載の多極スイッチ。
【請求項4】
前記オン/オフ制御部は、前記初期化処理を電源が供給されたときに行うことを特徴とする請求項3に記載の多極スイッチ。
【請求項5】
前記固定端子群または前記可動端子群のうちいずれか1つの固定端子または可動端子に所定電圧を印加し、
前記オン/オフ制御部は、前記所定電圧が印加されている固定端子または可動端子に対向する可動端子または固定端子の電圧を検知することによって、前記可動接点が前記固定接点に接触しているか否かを判断することを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1項に記載の多極スイッチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の回路を同時にオン/オフすることができる多極スイッチに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のプローブを同時に接続可能な超音波診断装置では、各プローブから出力された信号のうちいずれか1つのプローブから出力された信号を選択するための切替装置を備えている。例えば、特許文献1に記載された超音波診断装置には3つのプローブが接続されており、超音波診断装置内において各プローブが有する電源線、コントロール線および送受信信号線をオン/オフするスイッチが、各プローブに対応して設けられている。そして3つのプローブのうちユーザが1つのプローブを選択すると、超音波診断装置内のコントローラが、選択されたプローブに対応するスイッチをオンにして、選択されたプローブと超音波診断装置との接続を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平02-032810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したプローブの送受信信号線は128本で構成されており、それら各信号線をオン/オフするデバイスとして、従来はリレーを用いることが多かった。しかしながら、小型の信号用リレーを用いたとしても数が多いため、製造コストが嵩むとともにリレーの配置に要するスペースが広くなるため切替装置の小型化が困難であった。また、信号線の他にも切替制御用の配線数も多くなるため、配線の引き回しやリレーの取付作業が煩雑になっていた。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、製造コストを軽減するとともに、よりコンパクト化が可能となり、かつ簡単な構成でオン/オフ制御を行うことができる多極スイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的達成のため、本発明に係る多極スイッチは、ケースと、前記ケースに並んで配設された複数の固定端子(例えば、実施形態における直線固定端子301、屈曲固定端子302)によって構成され、前記複数の固定端子にそれぞれ設けられた固定接点が前記ケース内に一列に並ぶように構成された固定端子群(例えば、実施形態における第1固定端子群31F、第2固定端子群32F)と、前記ケースに並んで配設された複数の可動端子(例えば、実施形態における直線可動端子303、屈曲可動端子304)によって構成され、前記複数の可動端子にそれぞれ設けられた可動接点が前記固定接点と接触可能に対向して一列に並ぶように構成された可動端子群(例えば、実施形態における第1可動端子群31M、第2可動端子群32M)と、前記可動端子群の各可動端子が並べられている方向に延伸する回転軸を有し、回転することによって前記可動端子群の各可動接点を対向する前記固定接点に接触または非接触させるカムシャフトと、前記カムシャフトを回転させる電気モータ(例えば、実施形態における直流モータ40)と、前記電気モータを駆動制御することによって前記固定接点に対して前記可動接点を接触または非接触させるオン/オフ制御部(例えば、実施形態における制御回路60)とを備え、前記オン/オフ制御部は、前記電気モータを所定回転速度で所定駆動時間だけ駆動することによって、前記可動接点を、前記固定接点に非接触している状態から接触した状態、および、前記固定接点に接触している状態から非接触の状態へ変化させる。
【0007】
上記の多極スイッチにおいて、前記オン/オフ制御部は、前記電気モータを前記所定回転速度で1回転させる間に前記可動接点が前記固定接点に接触しているオン時間と、前記可動接点が前記固定接点に非接触となっているオフ時間とを計測し、前記電気モータを1回転させた後も引き続き駆動して、前記可動接点が前記固定接点に対して接触状態から非接触状態へ変化したときに、その時点から前記オフ時間の半分の時間だけ駆動した後に前記電気モータを停止させ、当該停止した位置を初期位置とする初期化処理を行い、前記オフ時間と前記オン時間とを加算した時間の半分の時間を前記所定駆動時間とし、前記初期位置から前記所定回転速度で前記所定駆動時間ずつ前記電気モータを駆動することによって、前記固定接点に対して前記可動接点を接触および非接触させることが好ましい。
【0008】
上記の多極スイッチにおいて、前記オン/オフ制御部は、前記電気モータを一方向に回転駆動することによって前記固定接点に対する前記可動接点の接触および非接触を交互に繰り返すことが好ましい。
【0009】
上記の多極スイッチにおいて、前記オン/オフ制御部は、前記初期化処理を電源が供給されたときに行うことが好ましい。
【0010】
上記の多極スイッチにおいて、前記固定端子群または前記可動端子群のうちいずれか1つの固定端子または可動端子に所定電圧を印加し、前記オン/オフ制御部は、前記所定電圧が印加されている固定端子または可動端子に対向する可動端子または固定端子の電圧を検知することによって、前記可動接点が前記固定接点に接触しているか否かを判断することが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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