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公開番号
2025171286
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076463
出願日
2024-05-09
発明の名称
多極スイッチ
出願人
ケル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01H
19/62 20060101AFI20251113BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】製造コストを軽減するとともに、よりコンパクト化が可能となる多極スイッチを提供する。
【解決手段】端子収容部11aと、端子収容部11aに並んで配設された複数の固定端子によって構成され、複数の固定端子にそれぞれ設けられた固定接点が端子収容部11a内に一列に並ぶように構成された固定端子群と、端子収容部11aに並んで配設された複数の可動端子によって構成され、複数の可動端子にそれぞれ設けられた可動接点が固定接点と接触可能に対向して一列に並ぶように構成された可動端子群と、可動端子群の各可動接点を、対向する固定端子群の各固定接点に対して一斉に接触または非接触させるカムシャフト20、カップリング22、直流モータ40および制御回路60とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ケースと、
前記ケースに並んで配設された複数の固定端子によって構成され、前記複数の固定端子にそれぞれ設けられた固定接点が前記ケース内に一列に並ぶように構成された固定端子群と、
前記ケースに並んで配設された複数の可動端子によって構成され、前記複数の可動端子にそれぞれ設けられた可動接点が前記固定接点と接触可能に対向して一列に並ぶように構成された可動端子群と、
前記可動端子群の各可動接点を、対向する前記固定端子群の各固定接点に対して一斉に接触または非接触させるオン/オフ切替部とを備えることを特徴とする多極スイッチ。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記オン/オフ切替部は、
前記可動端子が並べられている方向に延伸する回転軸を有し、回転することによって前記可動端子群の各可動接点を、対向する前記固定端子の各固定接点に接触または非接触させるカムシャフトと、
前記カムシャフトを回転させる電気モータと、
前記電気モータを駆動制御することによって前記固定接点に対して前記可動接点を接触または非接触させるオン/オフ制御部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の多極スイッチ。
【請求項3】
前記オン/オフ制御部はプリント基板上に構成され、
前記ケースは、
前記固定端子群、前記可動端子群および前記カムシャフトを収容する端子収容部と、
前記モータを収容するモータ収容部と、
前記端子収容部を覆う端子蓋部と、
前記モータ収容部を覆うモータ蓋部とを有し、
前記モータ蓋部に、前記プリント基板を着脱可能に係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の多極スイッチ。
【請求項4】
前記可動端子群は、前記カムシャフトを挟んで互いに対向して一列に並ぶように構成された第1可動端子群と第2可動端子群とからなり、
前記固定端子群は、前記第1可動端子群に対向して一列に並ぶように構成された第1固定端子群と、前記第2可動端子群に対向して一列に並ぶように構成された第2固定端子群とからなることを特徴とする請求項3に記載の多極スイッチ。
【請求項5】
前記固定端子には、一直線に延びた形状の電気接続端子を有する直線固定端子と、クランク状に屈曲した形状の電気接続端子を有する屈曲固定端子とがあり、
前記可動端子には、一直線に延びた形状の電気接続端子を有する直線可動端子と、クランク状に屈曲した形状の電気接続端子を有する屈曲可動端子とがあり、
前記固定端子群は、前記直線固定端子と前記屈曲固定端子とが前記ケースに並んで交互に配設されており、
前記可動端子群は、前記直線固定端子に前記直線可動端子が対向し、前記屈曲固定端子に前記屈曲可動端子が対向するように前記ケースに並んで交互に配設されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の多極スイッチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の回路を同時にオン/オフすることができる多極スイッチに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のプローブを同時に接続可能な超音波診断装置では、各プローブから出力された信号のうちいずれか1つのプローブから出力された信号を選択するための切替装置を備えている。例えば、特許文献1に記載された超音波診断装置には3つのプローブが接続されており、超音波診断装置内において各プローブが有する電源線、コントロール線および送受信信号線をオン/オフするスイッチが、各プローブに対応して設けられている。そして3つのプローブのうちユーザが1つのプローブを選択すると、超音波診断装置内のコントローラが、選択されたプローブに対応するスイッチをオンにして、選択されたプローブと超音波診断装置との接続を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平02-032810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したプローブの送受信信号線は128本で構成されており、それら各信号線をオン/オフするデバイスとして、従来はリレーを用いることが多かった。しかしながら、小型の信号用リレーを用いたとしても数が多いため、製造コストが嵩むとともにリレーの配置に要するスペースが広くなるため切替装置の小型化が困難であった。また、信号線の他にも切替制御用の配線数も多くなるため、配線の引き回しやリレーの取付作業が煩雑になっていた。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、製造コストを軽減するとともに、よりコンパクト化が可能となる多極スイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的達成のため、本発明に係る多極スイッチは、ケースと、前記ケースに並んで配設された複数の固定端子(例えば、実施形態における直線固定端子301、屈曲固定端子302)によって構成され、前記複数の固定端子にそれぞれ設けられた固定接点が前記ケース内に一列に並ぶように構成された固定端子群(例えば、実施形態における第1固定端子群31F、第2固定端子群32F)と、前記ケースに並んで配設された複数の可動端子(例えば、実施形態における直線可動端子303、屈曲可動端子304)によって構成され、前記複数の可動端子にそれぞれ設けられた可動接点が前記固定接点と接触可能に対向して一列に並ぶように構成された可動端子群(例えば、実施形態における第1可動端子群31M、第2可動端子群32M)と、前記可動端子群の各可動接点を、対向する前記固定端子群の各固定接点に対して一斉に接触または非接触させるオン/オフ切替部(例えば、実施形態におけるカムシャフト20、カップリング22、直流モータ40および制御回路60)とを備える。
【0007】
上記の多極スイッチにおいて、前記オン/オフ切替部は、前記可動端子が並べられている方向に延伸する回転軸を有し、回転することによって前記可動端子群の各可動接点を、対向する前記固定端子の各固定接点に接触または非接触させるカムシャフトと、前記カムシャフトを回転させる電気モータ(例えば、実施形態における直流モータ40)と、前記電気モータを駆動制御することによって前記固定接点に対して前記可動接点を接触または非接触させるオン/オフ制御部(例えば、実施形態における制御回路60)とを備えることが好ましい。
【0008】
上記の多極スイッチにおいて、前記オン/オフ制御部はプリント基板上に構成され、前記ケースは、前記固定端子群、前記可動端子群および前記カムシャフトを収容する端子収容部と、前記電気モータを収容するモータ収容部と、前記端子収容部を覆う端子蓋部と、前記モータ収容部を覆うモータ蓋部とを有し、前記モータ蓋部に、前記プリント基板を着脱可能に係止する係止部(例えば、実施形態における係止部133a、133b、および保持片133c)を設けることが好ましい。
【0009】
上記の多極スイッチにおいて、前記可動端子群は、前記カムシャフトを挟んで互いに対向して一列に並ぶように構成された第1可動端子群と第2可動端子群とからなり、前記固定端子群は、前記第1可動端子群に対向して一列に並ぶように構成された第1固定端子群と、前記第2可動端子群に対向して一列に並ぶように構成された第2固定端子群とからなることが好ましい。
【0010】
上記の多極スイッチにおいて、前記固定端子には、一直線に延びた形状の電気接続端子(例えば、実施形態における挿入部314)を有する直線固定端子と、クランク状に屈曲した形状の電気接続端子(例えば、実施形態における挿入部315)を有する屈曲固定端子とがあり、前記可動端子には、一直線に延びた形状の電気接続端子(例えば、実施形態における挿入部325)を有する直線可動端子と、クランク状に屈曲した形状の電気接続端子(例えば、実施形態における挿入部326)を有する屈曲可動端子とがあり、前記固定端子群は、前記直線固定端子と前記屈曲固定端子とが前記ケースに並んで交互に配設されており、前記可動端子群は、前記直線固定端子に前記直線可動端子が対向し、前記屈曲固定端子に前記屈曲可動端子が対向するように前記ケースに並んで交互に配設されていることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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