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公開番号
2025170960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024075836
出願日
2024-05-08
発明の名称
鋳型の製造方法および製造設備
出願人
日本鋳造株式会社
代理人
個人
主分類
B22C
9/06 20060101AFI20251113BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】鋳型を高い生産性で製造することができる鋳型の製造方法および製造設備を提供する。
【解決手段】鋳型を製造する鋳型の製造方法は、鋳型を鋳込むための砂型と、砂型の外側を覆う金枠とを有する鋳造部を準備する工程と、砂型内に溶湯を注入して鋳型を鋳造する工程と、鋳造する際に鋳造部に冷却水を噴霧する工程と、溶湯が凝固して得られた鋳型を砂型から取り出す工程とを有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
鋳型を製造する鋳型の製造方法であって、
鋳型を鋳込むための砂型と、前記砂型を覆う金枠と、を有する鋳造部を準備する工程と、
前記砂型内に溶湯を注入して鋳型を鋳造する工程と、
鋳造する際に前記鋳造部に冷却水を噴霧する工程と、
前記溶湯が凝固して得られた鋳型を前記砂型から取り出す工程と、
を有することを特徴とする鋳型の製造方法。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記冷却水は、前記砂型内で前記溶湯が凝固する期間に噴霧されることを特徴とする請求項1に記載の鋳型の製造方法。
【請求項3】
前記冷却水を間欠的に噴霧することを特徴とする請求項1に記載の鋳型の製造方法。
【請求項4】
前記鋳型は筒状をなし、前記鋳造部には、前記砂型の前記鋳型の中空部分に対応する位置に芯金が設けられ、
前記鋳造部に冷却水を噴霧する工程の際に、前記芯金に直接冷却水を供給して前記芯金を冷却することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の鋳型の製造方法。
【請求項5】
鋳型を製造する鋳型の製造設備であって、
溶湯が注入されて鋳型を鋳込むための砂型と、前記砂型を覆う金枠と、を有する鋳造部と、
前記鋳造部に冷却水を噴霧する噴霧部を有する冷却水供給機構と、
を有し、
前記砂型内に溶湯を注入して前記鋳型を鋳造する際に、前記噴霧部から冷却水を前記鋳造部に噴霧することを特徴とする鋳型の製造設備。
【請求項6】
前記噴霧部は、前記砂型内で前記溶湯が凝固する期間に冷却水を噴霧することを特徴とする請求項5に記載の鋳型の製造設備。
【請求項7】
前記噴霧部は、前記冷却水を間欠的に噴霧することを特徴とする請求項5に記載の鋳型の製造設備。
【請求項8】
前記鋳型は筒状をなし、前記砂型には前記鋳型の中空部分に対応する位置に芯金が設けられ、
前記冷却水供給機構は、前記芯金に冷却水を供給する芯金冷却部をさらに有し、前記噴霧部が冷却水を前記鋳造部に噴霧する際に、前記芯金冷却部が前記芯金に直接冷却水を供給することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の鋳型の製造設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋳型の製造方法および製造設備に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉄鋼のように比較的融点の高い金属を鋳造する際には、鋳鉄製の鋳型が用いられている(例えば、特許文献1)。また、鋳鉄等の鋳造物を製造する際においては、一般的に、外側を金枠で覆った砂型を用い、砂型に溶湯を流し込む手法が用いられており(例えば、特許文献2)、このような手法は鋳型の鋳造にも用いることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-95920号公報
特開2016-68114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献2のように、外側を金枠で覆った砂型を用い、砂型に溶湯を流し込む手法では、製品が大型になると、砂型に注入された溶湯が凝固し、所定の温度に冷却されるまでに多大の時間がかかり、生産性が低下してしまう。
【0005】
したがって、本発明は、鋳型を高い生産性で製造することができる鋳型の製造方法および製造設備を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の(1)~(8)の手段を提供する。
【0007】
(1)鋳型を製造する鋳型の製造方法であって、
鋳型を鋳込むための砂型と、前記砂型の外側を覆う金枠と、を有する鋳造部を準備する工程と、
前記砂型内に溶湯を注入して鋳型を鋳造する工程と、
鋳造する際に前記鋳造部に冷却水を噴霧する工程と、
前記溶湯が凝固して得られた鋳型を前記砂型から取り出す工程と、
を有することを特徴とする鋳型の製造方法。
【0008】
(2)前記冷却水は、前記砂型内で前記溶湯が凝固する期間に噴霧されることを特徴とする(1)に記載の鋳型の製造方法。
【0009】
(3)前記冷却水を間欠的に噴霧することを特徴とする(1)に記載の鋳型の製造方法。
【0010】
(4)前記鋳型は筒状をなし、前記鋳造部には、前記砂型の前記鋳型の中空部分に対応する位置に芯金が設けられ、
前記鋳造部に冷却水を噴霧する工程の際に、前記芯金に直接冷却水を供給して前記芯金を冷却することを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の鋳型の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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