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公開番号
2025111201
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005470
出願日
2024-01-17
発明の名称
中子の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B22C
9/10 20060101AFI20250723BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】広い範囲の製造条件で中子を製造可能であり、更に生産性にも優れる中子の製造方法を提供する。
【解決手段】本開示の中子の製造方法は、粒子状骨材、水ガラス、両性イオン系界面活性剤、および平均粒径が1μm未満の非晶質シリカを含む混合物を調製する工程(i)、工程(i)で調製した前記混合物をホイップ状になるまで混練して、混練物を調製する工程(ii)、および工程(ii)で調製した前記混練物を成型して、中子を作製する工程(iii)を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粒子状骨材、水ガラス、両性イオン系界面活性剤、および平均粒径が1μm未満の非晶質シリカを含む混合物を調製する工程(i)、
工程(i)で調製した前記混合物をホイップ状になるまで混練して、混練物を調製する工程(ii)、および
工程(ii)で調製した前記混練物を成型して、中子を作製する工程(iii)を含む、中子の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、中子(砂鋳型)を製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
混練釜において中子砂(混練砂)をバインダー等と共に混練し、混練された中子砂を金型内に射出して充填することによって中子を造型する中子の造型方法が知られている。
【0003】
本発明者は、先般、粒子状骨材と、水ガラスと、界面活性剤と、平均粒径が0.01μm~0.05μmである特定割合いの非晶質SiO
2
とを混合して、混合物を調製し、前記混合物をホイップ状になるまで混練して混練物を調製し、当該混練物を成型して、中子を作製する工程により、耐吸湿性が高く、鋳物への砂付着を防止できることを報告した(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-153624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
市場では、広い範囲の製造条件で製造可能であり、更に生産性にも優れる中子を製造する方法が望まれている。
【0006】
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、広い範囲の製造条件で中子を製造可能であり、更に生産性にも優れる中子の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために以下の中子の製造方法を提供する。
本開示に係る中子の製造方法は、粒子状骨材、水ガラス、両性イオン系界面活性剤、および平均粒径が1μm未満の非晶質シリカを含む混合物を調製する工程(i)、工程(i)で調製した前記混合物をホイップ状になるまで混練して、混練物を調製する工程(ii)、および 工程(ii)で調製した前記混練物を成型して、中子を作製する工程(iii)を含む。
【0008】
本開示に係る中子の製造方法によれば、バインダーとして機能する水ガラスの含有率が変動しても混練物の流動性の変動を抑制できる。また、非晶質シリカとして例えばコロイダルシリカを用いた場合にも混練物の流動性に優れる。その結果、生産性に優れ、広い範囲の製造条件で中子を製造することが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、広い範囲の製造条件で中子を製造可能であり、更に生産性にも優れる中子の製造方法を提供できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例群および比較例群の水ガラス含有率と動粘度の関係を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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