TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025170407
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-18
出願番号
2025145469,2022059248
出願日
2025-09-02,2022-03-31
発明の名称
包装体
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B65D
75/18 20060101AFI20251111BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 被包装体の角部が当たる部分から破れにくく、かつ、包装体の封止性が良好な、紙基材を主体とした包装基材で被包装体が包装された包装体の提供。
【解決手段】
複数個の衛生用紙カートンを包装基材で包装した衛生用紙カートン包装体であって、包装基材は、紙基材と、包装体を封止するためのシール層と、を含む層構成を有し、包装基材の坪量は、30g/m
2
以上90g/m
2
以下であり、包装体の高さ方向における包装基材の破断伸びと包装体の高さ方向に対して垂直な包装体の幅方向における包装基材の破断伸びとの幾何平均破断伸びは、2.5%以上であり、包装体は、底面と、底面に隣接する側面とを有し、包装体には、両端部が包装体の側面に接合され、これにより、包装体と持ち手との間に手を差し入れて持ち手を把持可能である、包装体を持ち運ぶための持ち手が取り付けられており、包装体の高さ方向における包装基材の引張強度は、1.4kN/m以上である衛生用紙カートン包装体。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数個の衛生用紙カートンを包装基材で包装した衛生用紙カートン包装体であって、
前記包装基材は、紙基材と、前記包装体を封止するためのシール層と、を含む層構成を有し、
前記包装基材の坪量は、30g/m
2
以上90g/m
2
以下であり、
前記包装体の高さ方向における前記包装基材の破断伸びと前記包装体の高さ方向に対して垂直な前記包装体の幅方向における前記包装基材の破断伸びとの幾何平均破断伸びは、2.5%以上であ
り、
前記包装体は、底面と、前記底面に隣接する側面とを有し、
前記包装体には、両端部が前記包装体の前記側面に接合され、これにより、前記包装体と持ち手との間に手を差し入れて前記持ち手を把持可能である、前記包装体を持ち運ぶための持ち手が取り付けられており、
前記包装体の高さ方向における前記包装基材の引張強度は、1.4kN/m以上である
ことを特徴とする衛生用紙カートン包装体。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記包装体の幅方向における前記包装基材の引張強度は、2.0kN/m以上であることを特徴とする請求項
1
に記載の衛生用紙カートン包装体。
【請求項3】
前記包装基材の透明度は、60%以上であることを特徴とする請求項1
または2
に記載の衛生用紙カートン包装体。
【請求項4】
前記紙基材は、グラシン紙であることを特徴とする請求項1から
3
のいずれか一項に記載の衛生用紙カートン包装体。
【請求項5】
前記包装体の包装形式は、キャラメル包装形式であることを特徴とする請求項1から
4
のいずれか一項に記載の衛生用紙カートン包装体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生用紙が収容されたカートンを包装基材で包装した包装体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、世界的にプラスチックごみ問題が深刻化しており、地球環境改善のために包装の素材をプラスチックから他の素材に代えることが望まれている。紙製品を包装する包装体の分野おいても、包装の素材をプラスチックフィルムから紙を主体とするものに代えて、紙製品を包装紙で包装した包装体が提案されている(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-70501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ティシュカートン(ティシュボックスともいう)のような角部を有する被包装体を包装基材で包装すると、角部が当たる部分に力が集中するため、角部が当たる部分から包装基材が破れやすい傾向がある。
【0005】
角部を有する被包装体を、紙基材を主体とした包装基材で包装する場合、破れ防止のために包装基材の坪量を重くすると、包装体を封止するための包装基材の接合のためのヒートシール処理時に、熱伝達が不十分となり、良好な接合強度を得ることができず、包装体の封止性が劣ってしまう場合がある。
【0006】
そこで本発明では、被包装体の角部が当たる部分から破れにくく、かつ、包装体の封止性が良好な、紙基材を主体とした包装基材で角部を有する被包装体が包装された包装体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために鋭意検討を行った結果、本発明者らは、複数個の衛生用紙カートンを包装基材で包装した衛生用紙カートン包装体であって、包装基材は、紙基材と、包装体を封止するためのシール層と、を含む層構成を有し、包装基材の坪量は、30g/m
2
以上90g/m
2
以下であり、包装体の高さ方向における包装基材の破断伸びと包装体の高さ方向に対して垂直な包装体の幅方向における包装基材の破断伸びとの幾何平均破断伸びは、2.5%以上である衛生用紙カートン包装体により、上記課題を解決し得ることを見出した。
【0008】
具体的には、本発明は、以下の構成を有する。
[1] 複数個の衛生用紙カートンを包装基材で包装した衛生用紙カートン包装体であって、包装基材は、紙基材と、包装体を封止するためのシール層と、を含む層構成を有し、包装基材の坪量は、30g/m
2
以上90g/m
2
以下であり、包装体の高さ方向における包装基材の破断伸びと包装体の高さ方向に対して垂直な包装体の幅方向における包装基材の破断伸びとの幾何平均破断伸びは、2.5%以上であ
り、包装体は、底面と、底面に隣接する側面とを有し、包装体には、両端部が包装体の側面に接合され、これにより、包装体と持ち手との間に手を差し入れて持ち手を把持可能である、包装体を持ち運ぶための持ち手が取り付けられており、包装体の高さ方向における包装基材の引張強度は、1.4kN/m以上である
ことを特徴とする衛生用紙カートン包装体。
[
2
] 包装体の幅方向における包装基材の引張強度は、2.0kN/m以上であることを特徴とする
[1]
に記載の衛生用紙カートン包装体。
[
3
] 包装基材の透明度は、60%以上であることを特徴とする[1]
または[2]
に記載の衛生用紙カートン包装体。
[
4
] 紙基材は、グラシン紙であることを特徴とする[1]から[
3
]のいずれかに記載の衛生用紙カートン包装体。
[
5
] 包装体の包装形式は、キャラメル包装形式であることを特徴とする[1]から[
4
]のいずれかに記載の衛生用紙カートン包装体。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、被包装体の角部が当たる部分から破れにくく、かつ、包装体の封止性が良好な、紙基材を主体とした包装基材で角部を有する被包装体が包装された包装体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る包装体を示す図である。
本発明の実施形態に係る包装基材の1つの態様を示す図である。
本発明の実施形態に係る包装基材の別の態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
収容箱
4か月前
個人
束ね具
8日前
個人
コンベア
6か月前
個人
段ボール箱
7か月前
個人
角筒状構造体
6か月前
個人
テープ引出機
8日前
個人
楽ちんハンド
5か月前
個人
バンド
2か月前
個人
廃棄物収容容器
3か月前
個人
お薬の締結装置
6か月前
個人
包装容器
2か月前
個人
棒状体収容容器
12日前
株式会社バンダイ
物品
1か月前
個人
積み重ね用補助具
3か月前
個人
蓋閉止構造
4か月前
個人
把手付米袋
5か月前
個人
蓋閉止構造
4か月前
株式会社コロナ
梱包材
6か月前
株式会社和気
包装用箱
22日前
株式会社KY7
封止装置
4か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
26日前
株式会社ナベル
検査装置
20日前
個人
搬送システム
7か月前
個人
コード折り畳み器具
5か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
7か月前
個人
介護用コップ
3か月前
三甲株式会社
容器
2か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
株式会社イシダ
搬送装置
7か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
株式会社デュプロ
包装装置
3か月前
三甲株式会社
運搬具
13日前
三甲株式会社
運搬具
今日
個人
袋の自立保持具
5か月前
個人
簡単レジ袋オープナー
3か月前
続きを見る
他の特許を見る