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公開番号
2025169503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2024074217
出願日
2024-05-01
発明の名称
車両用灯具
出願人
市光工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F21S
43/20 20180101AFI20251107BHJP(照明)
要約
【課題】ムラがある光度分布となってしまう可能性を低減することが可能な車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具は、光源と、光源の光出射側に設けられると共に、導入した光源から光を出射する出射面側に、光源の光軸に沿って延びる六角錐台形状となる複数のプリズム31を有したレンズ体と、を備え、複数のプリズム31は、それぞれが、当該プリズム31の先端となると共に導入した光を屈折出射する曲面によって構成された先端部32と、当該プリズム31の側面となると共に光軸に沿った光を全反射する反射部33と、当該プリズム31の根本側となると共に導入した光を屈折出射する曲面によって構成された根本部34とを有し、光軸に対する反射部33の角度が異なることで光軸に沿う高さが異なる複数種のものによって構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、
前記光源の光出射側に設けられると共に、導入した前記光源から光を出射する出射面側に、前記光源の光軸に沿って延びる円錐台又は多角錐台形状となる複数のプリズムを有したレンズ体と、を備え、
前記複数のプリズムは、
それぞれが、当該プリズムの先端となると共に導入した光を屈折出射する曲面によって構成された先端部と、当該プリズムの側面となると共に前記光軸に沿った光を全反射する反射部と、当該プリズムの根本側となると共に導入した光を屈折出射する曲面によって構成された根本部と、を有し、
前記光軸に対する前記反射部の角度が異なることで前記光軸に沿う高さが異なる複数種のものによって構成されている
ことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記複数のプリズムは、前記高さが異なる3種類以上のものが、前記光軸と交差する特定の交差方向に沿って列状に、且つ、前記特定の交差方向に前記高さが次第に高くなるように又は次第に低くなるように配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記複数のプリズムは、特定列において前記特定の交差方向に前記高さが次第に高くなるように配列され、前記特定列と隣接する隣接列において前記特定の交差方向に前記高さが次第に低くなるように配列されている
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記複数のプリズムは、前記根本部が六角形となる六角錐台形状であって、六角形となる前記根本部の辺同士が向かいあって規則的に配列されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記光源と前記レンズ体との間に配置され、前記光源からの光を集光する集光レンズをさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光源と、光源の光出射側に設けられたレンズ体とを備えた光源ユニットが提案されている(例えば特許文献1)。レンズ体は、その出射面側に複数の四角錐台型のプリズムが格子状に配列されている。各プリズムは、四角錐台の先端となる出射面と、四角錐台の側面を構成する全反射面とを備えている。光源ユニットは、レンズ体が光源からの光を光軸に沿った平行光となるように取り込む。取り込まれた光は複数のプリズムに到達して、一部はそのまま先端面から出射し、残りは全反射面での反射を通じて先端面から出射する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-69620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の光源ユニットは、複数のプリズム形状が全て同じであるため、レンズ体の正面とレンズ体に対して特定の角度方向となる位置とにおいて光度が高くなってしまう。このため、光源ユニットは、レンズ体に対して特定の角度方向と異なる他の角度において光度が低くなり、視認者にとってはムラがある見え方となってしまう。すなわち、光源ユニットは、直接先端面から出射される光によって正面の光度が確保され、全反射面を通じて先端面から出射される光によって特定の角度方向の光度が確保される。特定の角度方向は、全反射面の角度に応じた方向となる。このため、光源ユニットは、複数のプリズム形状が全て同じであることから、他の角度において光度が低くなり、ムラのある光度分布を形成するものとなってしまう。
【0005】
本開示はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ムラがある光度分布となってしまう可能性を低減することが可能な車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両用灯具は、光源と、前記光源の光出射側に設けられると共に、導入した前記光源から光を出射する出射面側に、前記光源の光軸に沿って延びる円錐台又は多角錐台形状となる複数のプリズムを有したレンズ体と、を備え、前記複数のプリズムは、それぞれが、当該プリズムの先端となると共に導入した光を屈折出射する曲面によって構成された先端部と、当該プリズムの側面となると共に前記光軸に沿った光を全反射する反射部と、当該プリズムの根本側となると共に導入した光を屈折出射する曲面によって構成された根本部と、を有し、前記光軸に対する前記反射部の角度が異なることで前記光軸に沿う高さが異なる複数種のものによって構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ムラがある光度分布となってしまう可能性を低減することが可能な車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る車両用灯具を示す外観斜視図である。
図1のI-I断面図である。
複数のプリズムを示す斜視図であり、レンズ体の光出射側の一部領域のみの斜視状態を示している。
レンズ体の一部領域におけるプリズムの種類を示す概念的な正面図である。
図4の第1列における構成のII-II断面を示す図である。
図4の第2列における構成のIII-III断面を示す図である。
第1実施形態に係る車両用灯具における光度分布の一例を示す概念図である。
比較例に係る車両用灯具における光度分布の一例を示す概念図である。
第2実施形態に係る車両用灯具を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係る車両用灯具を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0010】
図1は、第1実施形態に係る車両用灯具を示す外観斜視図であり、図2は、図1のI-I断面図である。図1に示す車両用灯具1は、例えば車両の前後部に設けられる方向指示器等の信号灯、及び、車両周囲に向けて表示する装飾灯等に用いられるものである。この車両用灯具1は、図1及び図2に示すように、ハウジングHと、光源10と、インナーパネル20と、レンズ体30とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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