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公開番号2025167465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072094
出願日2024-04-26
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20251030BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】各センサから延びる複数のケーブルを、中継部の少ない簡易な構成で簡易に配策する。コネクタの設置がブームの耐久性に与える影響を小さく抑える。
【解決手段】作業機械は、基端部および先端部を有し、基端部が機体に回動可能に支持されるブームと、ブームの先端部に回動可能に支持されるアームと、ブームの姿勢を検知する第1センサと、アームの姿勢を検知する第2センサと、第1センサから延びる第1ケーブルと、第2センサから延びる第2ケーブルとが入力側に接続され、基端部に向かって延びるメインケーブルが出力側に接続されるコネクタと、を備える。ブームは、基端部から先端部に向かって延びる途中でアーム側に折れ曲がる屈曲部を有する。コネクタは、屈曲部の側方に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基端部および先端部を有し、前記基端部が機体に回動可能に支持されるブームと、
前記ブームの前記先端部に回動可能に支持されるアームと、
前記ブームの姿勢を検知する第1センサと、
前記アームの姿勢を検知する第2センサと、
前記第1センサから延びる第1ケーブルと、前記第2センサから延びる第2ケーブルとが入力側に接続され、前記基端部に向かって延びるメインケーブルが出力側に接続されるコネクタと、を備え、
前記ブームは、前記基端部から前記先端部に向かって延びる途中で前記アーム側に折れ曲がる屈曲部を有し、
前記コネクタは、前記屈曲部の側方に配置される、作業機械。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記屈曲部の上方に配置される第1支持部と、
前記第1支持部に支持される第1端部と、前記アームと連結される第2端部と、を有するアームシリンダと、
前記屈曲部に対して前記第1支持部とは反対側に配置される第2支持部と、
前記ブームの前記基端部よりも前方で前記機体に支持される一端部と、前記第2支持部に支持される他端部と、を有するブームシリンダと、をさらに備え、
前記コネクタは、前記第1支持部よりも下方で、かつ、前記第2支持部よりも後方に配置される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記コネクタの前記入力側が、前記アームシリンダ側であり、
前記コネクタの前記出力側が、前記ブームの前記基端部側である、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記第2ケーブルは、前記ブームの側面における前記アームシリンダ側の縁に沿って配索される、請求項2に記載の作業機械。
【請求項5】
前記ブームの側面に沿って配索される油圧配管をさらに備え、
前記油圧配管は、前記コネクタの後方から上方を通って配索される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項6】
前記第1センサは、前記ブームの前記側面において、前記油圧配管の下方に配置されるとともに、前記コネクタの前方で、かつ、上方に配置される、請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記ブームの前記屈曲部における前記側面に支持される第1支持板をさらに備え、
前記コネクタは、前記第1支持板に取り付けられる、請求項6に記載の作業機械。
【請求項8】
前記ブームの前記屈曲部における前記側面には、前記第1支持板を固定する取付座が設けられる、請求項7に記載の作業機械。
【請求項9】
前記第1センサが取り付けられる第2支持板をさらに備え、
前記第2支持板は、前記第1支持板の上方から前記アーム側へ延びて、前記ブームの前記側面に支持される、請求項7に記載の作業機械。
【請求項10】
前記アームの先端側に取り付けられるアタッチメントと、
前記アタッチメントの姿勢を検知する第3センサと、
前記第3センサから延びる第3ケーブルと、をさらに備え、
前記第3ケーブルは、前記コネクタの前記入力側に接続される、請求項1から9のいずれかに記載の作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネス(ケーブル)が配策された作業機械を備える建設機械が知られている。例えば特許文献1の建設機械では、ブームおよびアームに位置検出用のセンサを設けて、各センサからの送信信号を、ワイヤハーネスを介してキャブ側に伝送する。上記のワイヤハーネスは、複数の中継部によって作業装置に支持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-54526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業装置(例えばブーム)には、掘削等の作業により負荷(例えば応力)がかかる。このため、特許文献1のように、複数の中継部を作業装置の側面に支持する場合、応力が集中する位置を避けて各中継部を設置しなければならない。結果として、ケーブルを簡易に配策できない問題がある。特に、ブームおよびアームにセンサを設けて、各センサから延びるケーブルを中継部で中継してキャブ側に導く場合、中継部の数が多いと、中継部の設置がブームの耐久性に与える影響が大きくなり、上記の問題が顕著となる。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、各センサから延びる複数のケーブルを、中継部(コネクタ)の少ない簡易な構成で簡易に配策することができるとともに、コネクタの設置がブームの耐久性に与える影響を小さく抑えることができる作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る作業機械は、基端部および先端部を有し、前記基端部が機体に回動可能に支持されるブームと、前記ブームの前記先端部に回動可能に支持されるアームと、前記ブームの姿勢を検知する第1センサと、前記アームの姿勢を検知する第2センサと、前記第1センサから延びる第1ケーブルと、前記第2センサから延びる第2ケーブルとが入力側に接続され、前記基端部に向かって延びるメインケーブルが出力側に接続されるコネクタと、を備え、前記ブームは、前記基端部から前記先端部に向かって延びる途中で前記アーム側に折れ曲がる屈曲部を有し、前記コネクタは、前記屈曲部の側方に配置される。
【発明の効果】
【0007】
各センサから延びる複数のケーブルを、中継部(コネクタ)の少ない簡易な構成で簡易に配策することができるとともに、コネクタの設置がブームの耐久性に与える影響を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す側面図である。
上記油圧ショベルのブームを拡大して示す側面図である。
コネクタ取付部のカバーを取り外した状態での上記ブームの側面図である。
上記コネクタ取付部の第1支持板を取り外した状態での上記ブームの側面図である。
図3に示すコネクタおよび各ケーブルを拡大して示す図である。
各ケーブルが接続される前の上記コネクタを示す図である。
上記コネクタを分解して示す図である。
上記ブームの屈曲部からアーム側を拡大して示す側面図である。
図8で示した部材の一部を示す側面図である。
上記ブームを斜め上方から見たときの斜視図である。
図10のA部を拡大して示す斜視図である。
図10のA部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.作業機械〕
図1は、本実施形態の作業機械の一例である油圧ショベル1の概略の構成を示す側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4と、を備える。なお、本明細書では、上部旋回体4のことを、「機体」と称する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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