TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025152152
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053911
出願日
2024-03-28
発明の名称
作業機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人開知
主分類
E02F
9/24 20060101AFI20251002BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】搭乗操作モードから遠隔操作モードへ切換わった際に、オペレータの意図しない動作の発生を防止することができる作業機械を提供する。
【解決手段】ショベルは、運転室5を有する車体と、車体に連結された作業装置10と、運転室5内に配置された操作装置7と、移動可能な遠隔操作用の遠隔操作装置28と、操作装置7の操作に応じて車体及び作業装置10を駆動する搭乗操作モードと遠隔操作装置28の操作に応じて車体及び作業装置10を駆動する遠隔操作モードとの切換えを制御する制御装置25とを備える。制御装置25は、オペレータが運転室5内に存在せず、かつ、遠隔操作装置28が運転室5外に存在することが判定されると、搭乗操作モードから遠隔操作モードへの切換えを許容する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
運転室を有する車体と、
前記車体に連結された作業装置と、
前記運転室内に配置された操作装置と、
移動可能な遠隔操作用の遠隔操作装置と、
前記操作装置の操作に応じて前記車体及び前記作業装置を駆動する搭乗操作モードと前記遠隔操作装置の操作に応じて前記車体及び前記作業装置を駆動する遠隔操作モードとの切換えを制御する制御装置と、を備えた作業機械において、
前記制御装置は、オペレータが前記運転室内に存在せず、かつ、前記遠隔操作装置が前記運転室外に存在することが判定されると、前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えを許容することを特徴とする作業機械。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の作業機械において、
前記制御装置は、オペレータが前記運転室内に存在する場合、または、前記遠隔操作装置が前記運転室内に存在する場合には、前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えを禁止することを特徴とする作業機械。
【請求項3】
請求項1に記載の作業機械において、
前記運転室に設けられ、前記車体及び前記作業装置の駆動を禁止するロック位置と前記車体及び前記作業装置の駆動を許可するロック解除位置とに切換えられるロック装置を備え、
前記制御装置は、オペレータが前記運転室内に存在せず、かつ、前記遠隔操作装置が前記運転室外に存在する場合であっても、前記ロック装置が前記ロック位置にあるときには、前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えを禁止することを特徴とする作業機械。
【請求項4】
請求項1に記載の作業機械において、
前記制御装置は、オペレータが前記運転室内に存在せず、かつ、前記遠隔操作装置が前記運転室外に存在する場合であっても、前記遠隔操作装置が前記作業装置の作業範囲内に存在するときには、前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えを禁止することを特徴とする作業機械。
【請求項5】
請求項1に記載の作業機械において、
前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えの指示を受け付ける入力装置を備え、
前記制御装置は、オペレータが前記運転室内に存在せず、かつ、前記遠隔操作装置が前記運転室外に存在するとき、前記入力装置が前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えの指示を受け付けた場合に、前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えを行うことを特徴とする作業機械。
【請求項6】
請求項1に記載の作業機械において、
前記制御装置は、オペレータが前記運転室内に存在せず、かつ、前記遠隔操作装置が前記運転室外に存在する場合に、前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへ自動的に切換えることを特徴とする作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ショベル等の作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、作業機械の一つであるショベルを開示する。このショベルは、ショベルに搭載され、ショベルを手動操作するための手動用操作具と、オペレータが携帯可能とし、ショベルを遠隔操作するための送信ユニットと、ショベルに搭載された手動-遠隔切換え操作スイッチとを備える。ショベルは、手動用操作具の操作に応じてショベルを駆動する手動制御(搭乗操作モード)と、送信ユニットの操作に応じてショベルを駆動する遠隔制御(遠隔操作モード)とを、手動-遠隔切換え操作スイッチの操作に応じて切換えるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7―71281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
手動用操作具は、ショベルの運転室内に配置されるのが一般的である。特許文献1のような手動用操作具と遠隔操作用の操作ユニットとによってショベルの操作を行う操作システムでは、搭乗操作モードでの手動用操作具による操作のためにオペレータが運転室に搭乗しているときに、接触等の誤操作によって手動-遠隔切換え操作スイッチが操作されてしまうと、搭乗操作モードから遠隔操作モードに切換わってしまう。このとき、他の人が送信ユニットを操作してしまうと、運転室に搭乗したオペレータの意図しない動作がショベルに発生してしまう可能性がある。また、運転室に搭乗したオペレータが遠隔操作用の操作ユニットが運転室内に存在するにも関わらず運転室外にあると誤認した状態で、手動-遠隔切換え操作スイッチにより搭乗操作モードから遠隔操作モードへと切換えてしまった場合、操作ユニットへの接触等の誤操作によって運転室に搭乗したオペレータの意図しない動作がショベルに発生してしまう可能性もある。
【0005】
本発明の目的は、搭乗操作モードから遠隔操作モードへ切換わった際に、オペレータの意図しない動作の発生を防止することができる作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、運転室を有する車体と、前記車体に連結された作業装置と、前記運転室内に配置された操作装置と、移動可能な遠隔操作用の遠隔操作装置と、前記操作装置の操作に応じて前記車体及び前記作業装置を駆動する搭乗操作モードと前記遠隔操作装置の操作に応じて前記車体及び前記作業装置を駆動する遠隔操作モードとの切換えを制御する制御装置と、を備えた作業機械において、前記制御装置は、オペレータが前記運転室内に存在せず、かつ、前記遠隔操作装置が前記運転室外に存在することが判定されると、前記搭乗操作モードから前記遠隔操作モードへの切換えを許容する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、搭乗操作モードから遠隔操作モードへ切換わった際に、オペレータの意図しない動作の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態におけるショベルの構造を表す側面図である。
本発明の一実施形態におけるショベルの駆動システムの構成を表す図である。
本発明の一実施形態における制御装置の処理内容を表すフローチャートである。
本発明の一変形例における制御装置の処理内容を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0010】
図1は、本実施形態におけるショベルの構造を表す側面図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日立建機株式会社
作業機械
2か月前
日立建機株式会社
作業機械
8日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
作業車両
4日前
日立建機株式会社
作業車両
4日前
日立建機株式会社
建設機械
4日前
日立建機株式会社
建設機械
4日前
日立建機株式会社
建設機械
8日前
日立建機株式会社
作業機械
8日前
日立建機株式会社
作業車両
8日前
日立建機株式会社
建設機械
8日前
日立建機株式会社
作業機械
8日前
日立建機株式会社
作業機械
8日前
日立建機株式会社
油圧機器
3日前
日立建機株式会社
建設機械
8日前
日立建機株式会社
作業機械
9日前
日立建機株式会社
作業機械
9日前
日立建機株式会社
作業機械
12日前
日立建機株式会社
建設機械
12日前
日立建機株式会社
作業機械
16日前
日立建機株式会社
作業機械
22日前
日立建機株式会社
作業機械
1か月前
日立建機株式会社
作業機械
1か月前
日立建機株式会社
作業機械
1か月前
日立建機株式会社
建設機械
1か月前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
油圧機器
8日前
日立建機株式会社
作業車両
1日前
日立建機株式会社
作業機械
1日前
日立建機株式会社
作業機械
1日前
日立建機株式会社
建設機械
2日前
日立建機株式会社
建設機械
2日前
日立建機株式会社
作業機械
2日前
日立建機株式会社
転圧機械
2日前
日立建機株式会社
作業車両
2日前
続きを見る
他の特許を見る