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公開番号2025164400
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024068361
出願日2024-04-19
発明の名称竪型型締装置、竪型射出成形機および竪型型締装置のメンテナンス方法
出願人株式会社日本製鋼所
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類B29C 45/83 20060101AFI20251023BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】型締装置や射出成形機が有するターンテーブルの円滑な回転を長期間に亘って維持する。
【解決手段】一実施の形態では、竪型型締装置20は、固定盤22と、固定盤22に重ねられるターンテーブルと、固定盤22とターンテーブルとの間に設けられてターンテーブルを回転可能に支持するプレート40とを有し、ターンテーブルの下面と対向するプレート40の上面40aに、プレート40の側方から潤滑剤が供給される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
以下を含む、竪型型締装置:
固定盤;
前記固定盤に重ねられ、下側金型が取り付けられる可動プレート部材;
上側金型が取り付けられる可動盤;および
前記固定盤と前記可動プレート部材との間に設けられ、前記可動プレート部材を前記固定盤に対して動作可能に支持するプレート、
ここで、前記可動プレート部材の下面と対向する前記プレートの上面に、前記プレートの側方から潤滑剤が供給される。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の竪型型締装置において、
前記プレートの前記上面に、前記潤滑剤を保持可能な溝が形成されている、竪型型締装置。
【請求項3】
請求項2に記載の竪型型締装置において、
前記潤滑剤の流路を形成する配管をさらに含み、
前記配管の一端側は、前記プレートの側面を横断して前記溝に進入している、竪型型締装置。
【請求項4】
請求項3に記載の竪型型締装置において、
前記配管の少なくとも一部は、前記固定盤と前記可動プレート部材との間の隙間に配策されている、竪型型締装置。
【請求項5】
請求項1に記載の竪型型締装置において、
前記可動プレート部材が、前記固定盤に対して回転するターンテーブルである、竪型型締装置。
【請求項6】
請求項1に記載の竪型型締装置において、
前記可動プレート部材が、前記固定盤に対して直線運動するスライドプレートである、竪型型締装置。
【請求項7】
以下を含む、竪型射出成形機:
金型が取り付けられる竪型型締装置;および
前記竪型型締装置に取り付けられた金型に成形材料を射出する射出装置、
ここで、前記竪型型締装置は、固定盤,可動プレート部材,可動盤およびプレートを有し、
前記可動プレート部材には下側金型が取り付けられ、前記可動盤には上側金型が取り付けられ、
前記プレートは、前記固定盤と前記可動プレート部材との間に設けられ、前記可動プレート部材を前記固定盤に対して動作可能に支持し、
前記可動プレート部材の下面と対向する前記プレートの上面に、前記プレートの側方から潤滑剤が供給される。
【請求項8】
以下を含む、竪型型締装置:
固定盤;
前記固定盤に重ねられ、下側金型が取り付けられる可動プレート部材;
上側金型が取り付けられる可動盤;および
前記固定盤と前記可動プレート部材との間に設けられ、前記可動プレート部材を前記固定盤に対して動作可能に支持するプレート、
ここで、前記プレートの上面と対向する前記可動プレート部材の下面から前記プレートに向けて圧縮空気が噴射される。
【請求項9】
請求項8に記載の竪型型締装置において、
前記プレートの前記上面に潤滑剤を保持可能な溝が形成され、
前記溝に向けて前記圧縮空気が噴射される、竪型型締装置。
【請求項10】
請求項8に記載の竪型型締装置において、
前記可動プレート部材の前記下面に、前記圧縮空気が吐出される噴射口が設けられ、
前記可動プレート部材の外周面に、前記圧縮空気が導入される供給口が設けられ、
前記可動プレート部材の内部に、前記供給口と前記噴射口とを繋ぐ流路が設けられている、竪型型締装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、型締装置および射出成形機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
金型が取り付けられる型締装置と、型締装置に取り付けられた金型に成形材料を供給する射出装置とから構成される射出成形機が知られている。さらに、射出成形機の一例として竪型射出成形機が知られている。
【0003】
特許文献1には、金型が取り付けられるターンテーブルを備えた竪型射出成形機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-124025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ターンテーブル等の可動プレート部材を備える型締装置や射出成形機には、可動プレート部材の円滑な動作を長期間に亘って維持し得ることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示によれば、一実施の形態に係る竪型型締装置は、固定盤と、固定盤に重ねられる可動プレート部材と、可動プレート部材を固定盤に対して動作可能に支持するプレートとを有し、可動プレート部材の下面と対向するプレートの上面に、プレートの側方から潤滑剤が供給される。
【0007】
他の一実施の形態に係る竪型型締装置は、固定盤と、固定盤に重ねられる可動プレート部材と、可動プレート部材を固定盤に対して動作可能に支持するプレートとを有し、プレートの上面と対向する可動プレート部材の下面からプレートに向けて圧縮空気が噴射される。
【0008】
一実施の形態に係る竪型型締装置のメンテナンス方法では、固定盤と可動プレート部材との間に設けられて可動プレート部材を動作可能に支持するプレートに圧縮空気を供給してプレートの表面を浄化する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、可動プレート部材の円滑な動作が長期間に亘って維持される型締装置や射出成形機が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施の形態に係る竪型射出成形機の操作側を模式的に示す平面図である。
一実施の形態に係る型締装置の主要部を示す斜視図である。
一実施の形態に係る型締装置の主要部を示す他の斜視図である。
図2中のA-A線に沿う断面図である。
一実施の形態に係る型締装置が有する固定盤の上面を示す平面図である。
一実施の形態におけるプレートの1つを示す拡大斜視図である。
一実施の形態におけるプレートの他の1つを示す拡大斜視図である。
他の一実施の形態に係る型締装置が有する固定盤およびターンテーブルを示す平面図である。
図7中のB-B線に沿う断面図である。
図7中のC-C線に沿う断面図である。
他の一実施の形態に係る型締装置の主要部を示す斜視図である。
図9に示されるスライドプレートの前進位置を示す説明図である。
図9に示されるスライドプレートの後退位置を示す説明図である。
図9中のD-D線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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