特許ウォッチ

公開番号2025161498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064731
出願日2024-04-12
発明の名称冷凍装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類F25B 1/00 20060101AFI20251017BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】タンクの数を増やした場合であってもタンクの損傷を防止することができる冷凍装置を提供すること。
【解決方法】圧縮機と、ガスクーラと、膨張弁と、蒸発器と、を循環する冷媒を一時的に貯留する第1タンク及び第2タンクと、前記第1タンクと、前記第2タンクとを、互いに一定の距離に保つように固定する固定部材と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
圧縮機と、ガスクーラと、膨張弁と、蒸発器と、を循環する冷媒を一時的に貯留する第１タンク及び第２タンクと、
前記第１タンクと、前記第２タンクとを、互いに一定の距離に保つように固定する固定部材と
を備える冷凍装置。
続きを表示（約 410 文字）【請求項２】
前記第１タンク及び前記第２タンクの少なくとも一方の内部圧力を、前記冷媒を放出することにより調整する圧力逃し弁をさらに有し、
前記固定部材は、前記圧力逃し弁が放出する前記冷媒の放出方向が一定となるように前記圧力逃し弁を固定する、
請求項１に記載の冷凍装置。
【請求項３】
前記固定部材は、前記放出方向が前記第１タンク及び前記第２タンクが配置されている側とは反対側となるよう前記圧力逃し弁を固定する、
請求項２に記載の冷凍装置。
【請求項４】
前記第１タンクは、前記第１タンクを吊り下げる部材が取り付けられる第１取付部を更に備え、
前記第２タンクは、前記第２タンクを吊り下げる部材が取り付けられる第２取付部を更に備え、
前記固定部材は、前記第１取付部と前記第２取付部との間に設けられる、
請求項１に記載の冷凍装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、冷凍装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に記載の冷凍装置は、圧縮機、ガスクーラ、膨張器、蒸発器を有する冷凍回路を有する。圧縮機で圧縮された冷媒はガスクーラにより放熱される。ガスクーラにより放熱された冷媒は、膨張器により減圧され、蒸発器にて蒸発する。このときの冷媒の蒸発により周囲の空気が冷却される。
【０００３】
近年、冷凍装置の運転効率及び信頼性の向上の観点から、冷凍回路で使用される冷媒の量を調整するための余剰冷媒の量を増やしたいというニーズがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１３－１７４４０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の冷凍装置において、余剰冷媒の量を増やすため、余剰冷媒を一時的に貯留するレシーバタンクを２台とした場合、冷凍装置の輸送中の振動などにより、レシーバタンク同士が接触して、損傷してしまう可能性がある。
【０００６】
本開示の非限定的な実施例は、タンクの数を増やした場合であってもタンクの損傷を防止することができる冷凍装置の提供に資する。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一実施例に係る冷凍装置は、圧縮機と、ガスクーラと、膨張弁と、蒸発器と、を循環する冷媒を一時的に貯留する第１タンク及び第２タンクと、前記第１タンクと、前記第２タンクとを、互いに一定の距離に保つように固定する固定部材と、を備える。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の一実施例によれば、タンクの数を増やした場合であってもタンクの損傷を防止することができる冷凍装置を提供できる。
【０００９】
本開示の一実施例における更なる利点及び効果は、明細書及び図面から明らかにされる。かかる利点及び／又は効果は、いくつかの実施形態並びに明細書及び図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、１つ又はそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施の形態に係る冷凍装置の斜視図
実施の形態に係る冷凍装置の機械室を左側から見た図
実施の形態に係る冷凍装置の冷媒回路の概略構成を示す図
実施の形態に係るレシーバタンクの図
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許