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公開番号
2025125843
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022065
出願日
2024-02-16
発明の名称
冷蔵庫
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20250821BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】野菜容器内の空気環境を適切に維持できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫は、野菜室を有する冷蔵庫本体と、野菜室内に設けられ上面に開口を有する野菜容器と、野菜容器の開口を覆う蓋部と、を備え、蓋部は、蓋部本体と、蓋部本体よりも野菜容器の内部空間の空気中に含まれる水分が結露しやすい結露発生部と、結露発生部よりも野菜容器の内部空間側に設けられ結露発生部で生じた結露水を捕集する捕集部材と、を有し、結露発生部と捕集部材との間には、蓋部の裏面に沿って流れる空気が通過可能な複数の通気路が設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
野菜室を有する冷蔵庫本体と、
前記野菜室内に設けられ上面に開口を有する野菜容器と、
前記野菜容器の前記開口を覆う蓋部と、を備え、
前記蓋部は、蓋部本体と、前記蓋部本体よりも前記野菜容器の内部空間の空気中に含まれる水分が結露しやすい結露発生部と、前記結露発生部よりも前記野菜容器の前記内部空間側に設けられ前記結露発生部で生じた結露水を捕集する捕集部材と、を有し、
前記結露発生部と前記捕集部材との間には、前記蓋部の裏面に沿って流れる空気が通過可能な複数の通気路が設けられる、
冷蔵庫。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記野菜容器と前記蓋部とは、互いに摺動可能に構成されており、
前記野菜容器又は前記蓋部が摺動移動する際に前記蓋部の前記裏面の一部を拭き取る拭き取り部材を更に備える、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記蓋部が前記野菜容器の前記開口を閉鎖した状態で前記野菜容器の前記内部空間と外部とを連通する連通孔と、
前記野菜容器の前記内部空間の水分を吸収する吸収部材を有し、前記連通孔の開口量を調整可能な開口量調整部と、を更に備え、
前記吸収部材は、前記開口量調整部によって前記連通孔の開口量が小さくなるにつれて前記連通孔を遮蔽する度合いが大きくなる、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記蓋部の前記裏面に設けられ負に帯電した気流調節部材を更に備える、
請求項1に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、冷蔵庫に関して、野菜容器上面に容器内を他の部屋と隔離する蓋体を設けるものが知られている。当該蓋体は、野菜容器を引き出した際に後方に傾斜するように設けられている。このため、収納した野菜より蒸散して蓋体に付着した水滴のつぶは後方に集められ容器背壁の内側あるいは外側に流れる。これにより、蓋体に付着した水滴が野菜容器内に収納した野菜あるいはくだものに滴下することが大幅に減少する、ことが図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-070067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来構成では、蓋体に付着した水滴が野菜容器内に収納した野菜等にたれ落ちることが抑制されるが、当該野菜等の乾燥を抑制することが難しい場合がある。すなわち、従来構成では、野菜容器内の空気環境を適切に維持する点において改善の余地があった。
【0005】
そこで、本実施形態は、野菜容器内の空気環境を適切に維持できる冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の冷蔵庫は、野菜室を有する冷蔵庫本体と、前記野菜室内に設けられ上面に開口を有する野菜容器と、前記野菜容器の前記開口を覆う蓋部と、を備え、前記蓋部は、蓋部本体と、前記蓋部本体よりも前記野菜容器の内部空間の空気中に含まれる水分が結露しやすい結露発生部と、前記結露発生部よりも前記野菜容器の前記内部空間側に設けられ前記結露発生部で生じた結露水を捕集する捕集部材と、を有し、前記結露発生部と前記捕集部材との間には、前記蓋部の裏面に沿って流れる空気が通過可能な複数の通気路が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態による冷蔵庫の構成例を概略的に示す断面図
第1実施形態による冷蔵庫について、蓋部が取り付けられた状態の一例を示す平面図
第1実施形態による冷蔵庫について、図2のX3-X3線に沿って切断した一部を拡大して示す断面図
第1実施形態による冷蔵庫について、図3のX4-X4線に沿って切断した一部を拡大して示す断面図
第1実施形態による冷蔵庫について、結露発生部の他の例について示す図4に相当する図
第2実施形態による冷蔵庫について、蓋部が取り付けられた状態の一例を示す平面図
第2実施形態による冷蔵庫について、図6のX7-X7線に沿って切断した一部を拡大して示す断面図
第3実施形態による冷蔵庫について、拭き取り部材によって蓋部の裏面に発生した結露水が除去される様子の一例を示す図
第3実施形態による冷蔵庫について、拭き取り部材によって蓋部の裏面に発生した結露水が除去される様子の他の例を示す図
第4実施形態による冷蔵庫について、蓋部の構成例を概略的に示す斜視図
第5実施形態による冷蔵庫について、蓋部の構成例を概略的に示す斜視図
その他の実施形態による冷蔵庫について、蓋部の構成例を概略的に示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、冷蔵庫に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0009】
(第1実施形態)
冷蔵庫1は、図1に示すように、前面が開口した縦長矩形箱状の冷蔵庫本体10内に複数の貯蔵室を有して構成されている。以下の説明では、冷蔵庫本体10の開口側を冷蔵庫1の前側とし、開口とは反対側を冷蔵庫1の後側とする。また、冷蔵庫1を図1の姿勢で床面に設置した場合における重力方向に対する上下方向を、冷蔵庫1の上下方向とする。冷蔵庫1を前方から見た場合における左右方向を、冷蔵庫1の左右方向つまり幅方向とし、冷蔵庫1の前後方向を、冷蔵庫1の奥行方向とする。
【0010】
冷蔵庫1は、冷蔵庫本体10を主体に構成されている。冷蔵庫本体10は、前面が開口した断熱性を有する矩形の箱体で構成されている。冷蔵庫本体10は、主に鋼板製の外箱と合成樹脂製の内箱で構成されている。冷蔵庫本体10の外箱と内箱との間には、例えば発泡断熱材の一例である硬質発泡ウレタンや、断熱部材の一例である真空断熱パネル等の断熱材が設けられている。冷蔵庫本体10は、貯蔵物を貯蔵するための複数の貯蔵室で区分されている。
(【0011】以降は省略されています)
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