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公開番号2025160757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063526
出願日2024-04-10
発明の名称基板取付構造およびフレキシブルプリント回路基板
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H05K 7/14 20060101AFI20251016BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】FPCへの悪影響を抑えることができる基板取付構造およびフレキシブルプリント回路基板を提供すること。
【解決手段】一面にコネクタが設けられ、第1の貫通穴を備えたFPCと、一面の背面に貼り付けられ、第1の貫通穴に対応する位置に第2の貫通穴を備えた補強板と、を有し、第1の貫通穴および第2の貫通穴に挿入された締結部材により、FPCが対象物に固定される基板取付構造であって、補強板は、背面のうち一面のコネクタ設置領域に対応する領域を被覆するように設けられ、第2の貫通穴の径は第1の貫通穴の径よりも小さく、一面側から見たときに第2の貫通穴から覗く補強板の一部分が締結部材の座面として機能する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一面にコネクタが設けられ、第1の貫通穴を備えたフレキシブルプリント回路基板と、
前記一面の背面に貼り付けられ、前記第1の貫通穴に対応する位置に第2の貫通穴を備えた補強板と、を有し、
前記第1の貫通穴および前記第2の貫通穴に挿入された締結部材により、前記フレキシブルプリント回路基板が対象物に固定される基板取付構造であって、
前記補強板は、前記背面のうち前記一面のコネクタ設置領域に対応する領域を被覆するように設けられ、
前記第2の貫通穴の径は前記第1の貫通穴の径よりも小さく、前記一面側から見たときに前記第1の貫通穴から覗く前記補強板の一部分が前記締結部材の座面として機能する、
基板取付構造。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記対象物は、車両に搭載されるバッテリモジュールである、
請求項1に記載の基板取付構造。
【請求項3】
一面にコネクタが設けられ、
第1の貫通穴を備え、
前記一面の背面には、前記第1の貫通穴に対応する位置に第2の貫通穴を備えた補強板が貼り付けられ、
前記第1の貫通穴および前記第2の貫通穴に挿入された締結部材により、対象物に固定されるフレキシブルプリント回路基板であって、
前記補強板は、前記背面のうち前記一面のコネクタ設置領域に対応する領域を被覆するように設けられ、
前記第2の貫通穴の径は前記第1の貫通穴の径よりも小さく、前記一面側から見たときに前記第1の貫通穴から覗く前記補強板の一部分が前記締結部材の座面として機能する、
フレキシブルプリント回路基板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基板取付構造およびフレキシブルプリント回路基板に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、FPC(flexible printed circuit:フレキシブルプリント回路基板またはフレキシブルプリント配線板という)一面に補強板を設け、FPCの貫通穴と補強板の貫通穴との位置を合わせた上で、それらの貫通穴に補強板側からボルトを挿入し、FPCを対象物に締結する旨が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-295287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、FPCの貫通穴の径が補強板の貫通穴の径よりも小さいため、締結時にFPCを巻き込んでしまったり、締結時の力によりFPCが変形してしまったりする。また、局所的に応力がかかることにより、FPCの劣化の要因となることが懸念される。
【0005】
本開示の一態様の目的は、FPCへの悪影響を抑えることができる基板取付構造およびフレキシブルプリント回路基板を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る基板取付構造は、一面にコネクタが設けられ、第1の貫通穴を備えたフレキシブルプリント回路基板と、前記一面の背面に貼り付けられ、前記第1の貫通穴に対応する位置に第2の貫通穴を備えた補強板と、を有し、前記第1の貫通穴および前記第2の貫通穴に挿入された締結部材により、前記フレキシブルプリント回路基板が対象物に固定される基板取付構造であって、前記補強板は、前記背面のうち前記一面のコネクタ設置領域に対応する領域を被覆するように設けられ、前記第2の貫通穴の径は前記第1の貫通穴の径よりも小さく、前記一面側から見たときに前記第1の貫通穴から覗く前記補強板の一部分が前記締結部材の座面として機能する。
【0007】
本開示の一態様に係るフレキシブルプリント回路基板は、一面にコネクタが設けられ、第1の貫通穴を備え、前記一面の背面には、前記第1の貫通穴に対応する位置に第2の貫通穴を備えた補強板が貼り付けられ、前記第1の貫通穴および前記第2の貫通穴に挿入された締結部材により、対象物に固定されるフレキシブルプリント回路基板であって、前記補強板は、前記背面のうち前記一面のコネクタ設置領域に対応する領域を被覆するように設けられ、前記第2の貫通穴の径は前記第1の貫通穴の径よりも小さく、前記一面側から見たときに前記第1の貫通穴から覗く前記補強板の一部分が前記締結部材の座面として機能する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、FPCへの悪影響を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態に係るフレキシブルプリント回路基板に補強板を取り付ける前の状態を示す斜視図
本開示の実施の形態に係るフレキシブルプリント回路基板に補強板を取り付けた状態を示す斜視図
本開示の実施の形態に係るフレキシブルプリント回路基板をモジュールに取り付ける前の状態を示す斜視図
本開示の実施の形態に係るフレキシブルプリント回路基板をモジュールに取り付けた状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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