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公開番号
2025160439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2025129308,2022560559
出願日
2025-08-01,2020-11-05
発明の名称
連携通報システム、携帯型通信装置、及び携帯型通信装置における連携通報方法
出願人
マクセル株式会社
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
G08B
25/08 20060101AFI20251015BHJP(信号)
要約
【課題】状況にあった外部機器の作動状況を反映させて通報できる連携通報システム、携帯型通信装置、及び携帯型通信装置における連携通報方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一つ以上の外部機器(2)を携帯通報装置(100)に通信接続して構成される連携通報システム(1a)であって、携帯通報装置は、外部機器から外部機器の状態を示す状態信号を受信すると、外部機器の状態を用いて定義された通報条件に通報先を関連付けた通報制御情報を参照し、受信した状態信号に基づいて通報条件を充足しているかを判断し、通報条件を充足していると判断すると、通報条件に関連付けられた通報先に通報する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つ以上の外部機器を携帯通報装置に通信接続して構成される連携通報システムであって、
前記携帯通報装置は、第1プロセッサ、不揮発性メモリ、前記外部機器と通信を行う第1通信器、及び予め定められた通報先に通報する通報器を含んで構成され、
前記外部機器のそれぞれは、前記携帯通報装置と通信を行う第2通信器を備え、
前記不揮発性メモリは、前記外部機器の状態を用いて定義された通報条件に通報先を関連付けた通報制御情報を記憶し、
前記第1プロセッサは、
前記外部機器から当該外部機器の状態を示す状態信号を受信すると、前記通報制御情報を参照し、前記状態信号に基づいて前記通報条件を充足しているかを判断し、
前記通報条件を充足していると判断すると、前記通報条件に関連づけられた通報先に通報させるための制御を前記通報器に対して実行する、
ことを特徴とする連携通報システム。
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【請求項2】
請求項1に記載の連携通報システムであって、
前記第1プロセッサは、前記通報をさせるための制御を前記通報器に対して実行した後、前記携帯通報装置により収集された当該携帯通報装置の周囲環境を表す情報を前記通報先に通報する、
ことを特徴とする連携通報システム。
【請求項3】
請求項2に記載の連携通報システムであって、
前記周囲環境を表す情報は、映像、音、位置情報のいずれかを含む、
ことを特徴とする連携通報システム。
【請求項4】
請求項2に記載の連携通報システムであって、
前記外部機器は、前記携帯通報装置による前記通報実行前は前記外部機器の機能を抑制した状態で動作し、前記通報実行に応じて通報を前提とした機能抑制を解除する、
ことを特徴とする連携通報システム。
【請求項5】
請求項1に記載の連携通報システムであって、
前記外部機器は、護身用具であって、
前記護身用具は、第2プロセッサ、高圧パルス発生器、及び高圧パルスの出力操作を受け付けるパルスボタンを含んで構成され、
前記通報制御情報は、前記パルスボタンの操作を用いて定義された前記通報条件を含み、
前記第2プロセッサは、前記パルスボタンが操作されたことを示す前記状態信号を前記携帯通報装置に出力する、
ことを特徴とする連携通報システム。
【請求項6】
請求項5に記載の連携通報システムであって、
前記護身用具は、前記高圧パルス発生器からの出力が制限される低出力モードと、前記制限が解除された通常出力モードと、の動作モードがあり、
前記護身用具が起動すると、前記第2プロセッサは、前記高圧パルス発生器の動作モードを前記低出力モードに設定し、
前記第1プロセッサは、
前記護身用具のユーザの生体認証処理を実行し、当該生体認証処理が成功すると、前記護身用具に対して前記生体認証処理が成功したことを示す認証成功信号を送信し、
前記通報先から通報応答を受信すると、前記護身用具に対して前記通報先との接続が確認できたことを示す接続確認信号を送信し、
前記第2プロセッサは、
前記認証成功信号及び前記接続確認信号を受信した場合に、前記高圧パルス発生器の動作モードを、前記低出力モードから前記通常出力モードへと切り替える、
ことを特徴とする連携通報システム。
【請求項7】
請求項6に記載の連携通報システムであって、
前記携帯通報装置は、ディスプレイ及びスピーカを含み、
前記第1プロセッサは、
前記護身用具との通信接続を終了する操作を受け付けると、前記生体認証処理を実行し、生体認証が成功すると前記護身用具に対して正常終了信号を送信し、
前記第2プロセッサから前記携帯通報装置との通信接続の維持が不可能であることを示す強制終了信号を受信すると、前記携帯通報装置と前記通報先との通信接続は維持したまま、前記ディスプレイの表示及び前記スピーカからの音声出力を停止する、
ことを特徴とする連携通報システム。
【請求項8】
少なくとも一つ以上の外部機器と通信接続可能な携帯型通信装置であって、
第1プロセッサ、不揮発性メモリ、前記外部機器と通信を行う第1通信器、及び予め定められた通報先に通報する通報器を含んで構成され、
前記不揮発性メモリは、前記外部機器の状態を用いて定義された通報条件に通報先を関連付けた通報制御情報を記憶し、
前記第1プロセッサは、
前記外部機器から当該外部機器の状態を示す状態信号を受信すると、前記通報制御情報を参照し、前記状態信号に基づいて前記通報条件を充足しているかを判断し、
前記通報条件を充足していると判断すると、前記通報条件に関連づけられた通報先に通報させるための制御を前記通報器に対して実行する、
ことを特徴とする携帯型通信装置。
【請求項9】
請求項8に記載の携帯型通信装置であって、
前記第1プロセッサは、前記通報をさせるための制御を前記通報器に対して実行した後、前記携帯型通信装置により収集された当該携帯型通信装置の周囲環境を表す情報を前記通報先に通報する、
ことを特徴とする携帯型通信装置。
【請求項10】
請求項9に記載の携帯型通信装置であって、
前記周囲環境を表す情報は、映像、音、位置情報のいずれかを含む、
ことを特徴とする携帯型通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯型通信装置(携帯通報装置)を用いた連携通報システム、携帯型通信装置、及び携帯型通信装置における連携通報方法に係り、特に外部機器の作動状況に応じて携帯通報装置から通報を行う連携通報システム、携帯型通信装置、及び携帯型通信装置における連携通報方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「携帯用端末機の本体を収納するケース本体の一側に収納及び突出自在に具備され前記ケース本体に具備された電源供給部から供給された電気エネルギーを増幅させて高い電流を発生させる衝撃部と、危急状況の時前記衝撃部を稼動させる操作部と、前記操作部により前記衝撃部が稼動される時の状況を音声又は映像に収集するマルチメディア部と、前記衝撃部の稼動時前記マルチメディア部に収集された音声又は映像とともに前記携帯用端末機の現在位置を特定機関に送信する通信部を含む(要約抜粋)」携帯用端末機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-92658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、護身グッズの作動状況に応じて特定機関に現在位置や音声、映像を送信できるので、危険に直面した時に自動的に通報されるので安心である。しかし、通報先や通報したい状況はユーザが置かれた状況によって異なるので、これを自由に設定したいという要求がある。この点について特許文献1では考慮されていない。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、状況にあった外部機器の作動状況を反映させて通報できる連携通報システム、携帯型通信装置、及び携帯型通信装置における連携通報方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、請求の範囲に記載の構成を備える。その一例をあげるならば、本発明は、少なくとも一つ以上の外部機器を携帯通報装置に通信接続して構成される連携通報システムであって、前記携帯通報装置は、第1プロセッサ、不揮発性メモリ、前記外部機器と通信を行う第1通信器、及び予め定められた通報先に通報する通報器を含んで構成され、前記外部機器のそれぞれは、前記携帯通報装置と通信を行う第2通信器を備え、前記不揮発性メモリは、前記外部機器の状態を用いて定義された通報条件に通報先を関連付けた通報制御情報を記憶し、前記第1プロセッサは、前記外部機器から当該外部機器の状態を示す状態信号を受信すると、前記通報制御情報を参照し、前記状態信号に基づいて前記通報条件を充足しているかを判断し、前記通報条件を充足していると判断すると、前記通報条件に関連づけられた通報先に通報させるための制御を前記通報器に対して実行する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、状況にあった外部機器の作動状況を反映させて通報できる連携通報システム、携帯型通信装置、及び携帯型通信装置における連携通報方法を提供することができる。なお、上記した以外の目的、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る連携通報システムの概略図
スマートフォンのハードウェア構成図
護身用具のハードウェア構成図
スマートフォンにインストールされる通報制御アプリの機能ブロック図
護身用具にインストールされる使用ロックアプリの機能ブロック図
第1実施形態に係る連携通報システムの制御の流れを示すシーケンス図
第1実施形態の変形例に係る連携通報システムの制御の流れを示すシーケンス図
第2実施形態に係る連携通報システムの概略構成図
第2実施形態においてスマートフォンに記憶される制御テーブルを示す図
スマートフォンで外部機器との連携設定を行う処理の流れを示すフローチャート
設定アシスト画面の例を示す図
設定アシスト画面の例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。全図を通じて同一の構成には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0010】
<第1実施形態>
第1実施形態は、携帯通報装置と外部機器とを1対1で接続し、外部機器の状態に応じて携帯通報装置から予め定めた通報先に通報する連携通報システムである。ここでいう「外部機器」とは、携帯通報装置とは異なる機器を意味する。更に、携帯通報装置に外部機器の動作制限及びその解除機能を持たせる点も本実施形態の特徴の一つである。
(【0011】以降は省略されています)
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