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公開番号2025159579
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062263
出願日2024-04-08
発明の名称乾燥装置
出願人株式会社GL HAKKO
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類F26B 17/32 20060101AFI20251014BHJP(乾燥)
要約【課題】配置するスペースを小さくすることができる乾燥装置を提供すること。
【解決手段】乾燥装置1は、被乾燥体が収容される本体部2と、本体部2を回動可能に片持ち支持する架台部3と、本体部2を回動させる駆動部4と、を備える。これにより、本体部2を回動可能に支持する架台部3は、本体部2を片持ち支持するように構成されているので、本体部2の片側にだけ軸受け部33を設ければよい。そのため、軸受け部を本体部の両側に設ける場合に比べて、乾燥装置1を配置するためのスペースを小さくすることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
被乾燥体が収容される本体部と、
前記本体部を回動可能に片持ち支持する架台部と、
前記本体部を回動させる駆動部と、
を備えることを特徴とする乾燥装置。
続きを表示（約 240 文字）【請求項２】
請求項１に記載の乾燥装置において、
前記本体部には、前記架台部に支持される面とは反対側の面に窓部を有する
ことを特徴とする乾燥装置。
【請求項３】
請求項１に記載の乾燥装置において、
前記本体部の内面にはグラスライニングが施されている
ことを特徴とする乾燥装置。
【請求項４】
請求項１に記載の乾燥装置において、
前記本体部の外周側に外套部が設けられている
ことを特徴とする乾燥装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、乾燥装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、被乾燥体を乾燥させるコニカルドライヤーが知られている（例えば、特許文献１等）。特許文献１では、二重円錐構造の本体における内缶の内面にグラスライニング等を施すことにより、腐食性物質の乾燥や均一混合を可能にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００３－６５６７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１では、本体の両側に設けられた軸受け部により、当該本体を回動可能に軸支していることから、本体の両側に軸受け部を設けるためのスペースが必要となり、コニカルドライヤーを配置するためのスペースが大きくなってしまうといった問題があった。
【０００５】
本発明の目的は、配置するスペースを小さくすることができる乾燥装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の乾燥装置は、被乾燥体が収容される本体部と、前記本体部を回動可能に片持ち支持する架台部と、前記本体部を回動させる駆動部と、を備えることを特徴とする。
【０００７】
本発明では、本体部を回動可能に支持する架台部は、本体部を片持ち支持するように構成されているので、本体部の片側にだけ軸受け部を設ければよい。そのため、軸受け部を本体部の両側に設ける場合に比べて、乾燥装置を配置するためのスペースを小さくすることができる。
【０００８】
本発明の乾燥装置において、前記本体部には、前記架台部に支持される面とは反対側の面に窓部を有することが好ましい。
この構成では、本体部は窓部を有するので、窓部を介して本体部に収容される被乾燥体を確認することができる。この際、当該窓部は、本体部において架台部に支持される面とは反対側の面に設けられるので、作業者が窓部を介して被乾燥体を確認する際に架台部と干渉してしまうことを抑制できる。
【０００９】
本発明の乾燥装置において、前記本体部の内面にはグラスライニングが施されていることが好ましい。
この構成では、本体部の内面にグラスライニングが施されているので、仮に被乾燥体が腐食性であったとしても、被乾燥体によって本体部が腐食してしまうことを抑制できる。
【００１０】
本発明の乾燥装置において、前記本体部の外周側に外套部が設けられていることが好ましい。
この構成では、本体部の外周側に外套部が設けられているので、本体部と外套部との間に熱媒体としての温水や蒸気等を流通させることにより、被乾燥体を加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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