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公開番号
2025159502
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024062105
出願日
2024-04-08
発明の名称
改札機、改札システム、改札機の制御方法および改札機の制御プログラム
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20251014BHJP(チェック装置)
要約
【課題】無線回線を用いて、電源を遠隔で任意のタイミングで容易にOFF/ONすることができる改札機を提供する。
【解決手段】改札機は、内部時計と、電源管理部と、受信部と、を備える。内部時計は、内部時刻を示す。電源管理部は、内部時刻にしたがい予め設定さられた時刻に電源をONする自動電源ON時刻値と、電源をOFFする自動電源OFF時刻値とを保持し、電源のON/OFF制御を行う。受信部は、外部から提供される電源OFF指令信号を受け付ける。そして、電源管理部は、電源OFF指令信号を取得した場合、当該電源OFF指令信号を取得した時の内部時刻に第1設定値を加えた第1時刻値を前記自動電源OFF時刻値として設定するとともに、第1時刻値に第2設定値を加えた第2時刻値を前記自動電源ON時刻値として設定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部時刻を示す内部時計と、
前記内部時刻にしたがい予め設定さられた時刻に電源をONする自動電源ON時刻値と、前記電源をOFFする自動電源OFF時刻値とを保持し、前記電源のON/OFF制御を行う電源管理部と、
外部から提供される電源OFF指令信号を受け付ける受信部と、
を備え、
前記電源管理部は、前記電源OFF指令信号を取得した場合、当該電源OFF指令信号を取得した時の前記内部時刻に第1設定値を加えた第1時刻値を前記自動電源OFF時刻値として設定するとともに、前記第1時刻値に第2設定値を加えた第2時刻値を前記自動電源ON時刻値として設定する、改札機。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
さらに、記憶部を備え、
前記電源管理部は、前記電源OFF指令信号を取得した場合、予め設定された前記自動電源OFF時刻値と前記自動電源ON時刻値と、を前記記憶部に一時記憶させ、前記第2時刻値に基づき前記電源がONされた場合、一時記憶させておいた前記自動電源OFF時刻値と前記自動電源ON時刻値を前記第1時刻値と前記第2時刻値とに代えて有効化する、請求項1に記載の改札機。
【請求項3】
監視盤と当該監視盤によって監視可能な改札機とを含む改札システムであって、
前記監視盤は、
前記監視盤が設置された場所とは異なる他駅に設置された前記改札機の監視をする監視部と、
前記改札機の電源を再起動するための電源OFF指令信号を送信する送信部と、
を備え、
前記改札機は、
内部時刻を示す内部時計と、
前記内部時刻にしたがい予め設定さられた時刻に電源をONする自動電源ON時刻値と、前記電源をOFFする自動電源OFF時刻値とを保持し、前記電源のON/OFF制御を行う電源管理部と、
前記監視盤から提供される電源OFF指令信号を受け付ける受信部と、
を備え、
前記電源管理部は、前記電源OFF指令信号を取得した場合、当該電源OFF指令信号を取得した時の前記内部時刻に第1設定値を加えた第1時刻値を前記自動電源OFF時刻値として設定するとともに、前記第1時刻値に第2設定値を加えた第2時刻値を前記自動電源ON時刻値として設定する、
改札システム。
【請求項4】
内部時刻を示す内部時計と、
前記内部時刻にしたがい予め設定さられた時刻に電源をONする自動電源ON時刻値と、前記電源をOFFする自動電源OFF時刻値とを保持し、前記電源のON/OFF制御を行う電源管理部と、
外部から提供される電源OFF指令信号を受け付ける受信部と、
を備えた改札機の制御方法であって、
前記電源管理部が、
前記電源OFF指令信号を取得する取得ステップと、
前記電源OFF指令信号を取得した時の前記内部時刻に第1設定値を加えた第1時刻値を前記自動電源OFF時刻値として設定する第1設定ステップと、
前記第1時刻値に第2設定値を加えた第2時刻値を前記自動電源ON時刻値として設定する第2設定ステップと、
を含む、改札機の制御方法。
【請求項5】
内部時刻を示す内部時計と、
前記内部時刻にしたがい予め設定さられた時刻に電源をONする自動電源ON時刻値と、前記電源をOFFする自動電源OFF時刻値とを保持し、前記電源のON/OFF制御を行う電源管理部と、
外部から提供される電源OFF指令信号を受け付ける受信部と、
を備えた改札機の制御プログラムであって、
前記電源管理部に、
前記電源OFF指令信号を取得させる取得ステップと、
前記電源OFF指令信号を取得した時の前記内部時刻に第1設定値を加えた第1時刻値を前記自動電源OFF時刻値として設定する第1設定ステップと、
前記第1時刻値に第2設定値を加えた第2時刻値を前記自動電源ON時刻値として設定する第2設定ステップと、
を実行させる、
改札機の制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、改札機、改札システム、改札機の制御方法および改札機の制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、駅舎等の改札口には、改札口の内側区域と外側区域を隔てて、利用券(乗車券)等の確認や管理、利用料金の徴収(電子マネーの引き落とし)等を行う改札機が設置されている。このような改札機は,運用中に再起動が必要な場合がある。例えば、瞬停等により改札機の動作が不安定になったり、一部の機能が停止したりする場合や改札機を動作させるプログラムを更新したりする場合、改札機の電源をOFF/ONして再起動する必要がある場合がある。このような場合、改札機が有人駅に設置されている場合は、駅係員等によって再起動操作が可能である。一方、改札機が無人駅に設置されている場合、近隣の有人駅等から駅係員が赴き、再起動操作を行う必要があり、非効率的であった。そこで、有人駅から遠隔で無人駅に設置された改札機の再起動を行う技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-139483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
改札機の遠隔操作を行う場合、通信回線を介して再起動操作を行う場合がある。この場合、有線回線を敷設できればよいが、無人駅とされ易い、例えば山間部等では、有線回線の敷設が技術面やコスト面で困難な場合がある。このような場合、有人駅と無人駅の改札機をLTE回線やルーター越えで接続することが考えられる。遠隔起動を行う技術としては、Wake on LAN(WOL)のマジックパケットを利用するものが知られているが、現状の改札機の場合、マジックパケットを用いた再起動に対応していないのが現状である。つまり、有線回線の敷設が困難な場合、改札機の電源を遠隔で任意のタイミングでOFF/ONすることが困難であった。したがって、無線回線を用いて、改札機の電源を遠隔で任意のタイミングで容易にOFF/ONして再起動を実現できる技術が提供できれば有意義である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に改札機は、内部時計と、電源管理部と、受信部と、を備える。内部時計は、内部時刻を示す。電源管理部は、前記内部時刻にしたがい予め設定さられた時刻に電源をONする自動電源ON時刻値と、前記電源をOFFする自動電源OFF時刻値とを保持し、前記電源のON/OFF制御を行う。受信部は、外部から提供される電源OFF指令信号を受け付ける。そして、前記電源管理部は、前記電源OFF指令信号を取得した場合、当該電源OFF指令信号を取得した時の前記内部時刻に第1設定値を加えた第1時刻値を前記自動電源OFF時刻値として設定するとともに、前記第1時刻値に第2設定値を加えた第2時刻値を前記自動電源ON時刻値として設定する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る改札機を含む改札システムの構成概念を示す例示的かつ模式的なブロック図である。ある。
図2は、実施形態に係る改札機の一例である簡易改札機の外観および設置状態を示す例示的かつ模式的な斜視図である。
図3は、実施形態に係る改札機の一例である簡易改札機の構成を示す例示的かつ模式的なブロック図である。
図4は、実施形態に係る改札システムの含まれる監視盤の構成を示す例示的かつ模式的なブロック図である。
図5は、実施形態に係る改札機の一例である簡易改札機の電源管理部の機能を詳細に示す例示的かつ模式的なブロック図である。
図6は、実施形態に係る改札機の一例である簡易改札機の再起動時の処理を示す例示的なフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下に記載する実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
【0008】
図1は、実施形態に係る改札機(改札機21、簡易改札機30)を含む改札システム1の構成概念を示す例示的かつ模式的なブロック図である。
【0009】
図1に示す構成において、改札システム1は、上位装置10、監視盤(監視装置)20、改札機21、および簡易改札機30等を含む。改札システム1は、例えば、鉄道などの事業者ごとに構築され、各駅などに設置される改札機(改札機21、簡易改札機30)等の各駅務機器が接続されるシステムである。
【0010】
以下に説明する本実施形態に係る改札システム1は、監視盤20が、通常の改札機21だけでなく、簡易改札機30を監視(制御)する構成を備える。改札機21は、駅係員が対応可能な改札口(管轄駅の改札口)に設置され、通行を制御するドア(開閉扉)等を有する改札装置であるものとする。また、簡易改札機30は、人物の通行を物理的に阻止するためのドア(開閉扉)等が設置されていない改札装置であるものとする。簡易改札機30は、例えば、駅係員が常駐していない無人駅あるいは閑散駅(以下、中間駅と称する場合がある)に設置され得る。また、簡易改札機30は、有人駅であっても駅係員が配置されていない場所に設けられた改札口に設置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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