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公開番号2025159135
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025135301,2024566952
出願日2025-08-15,2022-12-26
発明の名称第1の端末装置、第2の端末装置、基地局装置及び通信システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04W 76/50 20180101AFI20251009BHJP(電気通信技術)
要約【課題】緊急呼サービスをサポートしていないが、緊急呼サービスのフォールバックをサポートしている基地局及びネットワークと、U2Nリレーを介した、端末装置との間の緊急呼サービスを使用した通信を実現できるようにすること
【解決手段】リレー装置110#は、UE110の通信を、緊急呼サービスを利用することはできないが、緊急呼サービスのフォールバックをサポートしている第1のネットワーク、又は、緊急呼サービスのフォールバック先である第2のネットワークへリレーする端末側通信部111#と、UE110の通信を第1のネットワークへリレーしている場合に、UE110から緊急呼サービスへの接続要求を受けると、UE110の通信を、第2のネットワークへハンドオーバするプロトコル処理部113#とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通信システムにおける第1の端末装置であって、
前記通信システムは、互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって、前記第1の端末装置及び第2の端末装置を含む複数の端末装置と、基地局装置を含むネットワークと、を備え、
前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、
前記第1の端末装置が接続している前記ネットワークが緊急呼サービス(emergency service)をサポートしている場合、前記第1の端末装置は、前記第1の端末装置が前記緊急呼サービスを提供できることを示す第1の情報を、前記第2の端末装置に対して送信するように構成される、
第1の端末装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1の端末装置は、
前記第2の端末装置とDiscovery手続きを実行し、
前記Discovery手続きにおいて前記第1の情報を前記第2の端末装置に対して送信する
ように構成される、
請求項1に記載の第1の端末装置。
【請求項3】
前記第1の端末装置は、前記Discovery手続きにおいて前記第1の情報を送信した後に、前記第2の端末装置が前記緊急呼サービスを利用することを示す第2の情報を、前記第2の端末装置から受信するように構成される、
請求項2に記載の第1の端末装置。
【請求項4】
前記第1の端末装置は、
前記第2の情報を含むDirect Communication Requestメッセージを前記第2の端末装置から受信し、
前記第2の端末装置との直接接続を確立する
ように構成される、
請求項3に記載の第1の端末装置。
【請求項5】
前記ネットワークは、コアネットワークノードであるAMF(Access and Mobility Management Function)を更に含み、
前記第1の端末装置は、
前記AMFから、前記緊急呼サービスのサポートに関する第3の情報を受信し、
前記第3の情報が、前記ネットワークが前記緊急呼サービスをサポートすることを示す場合、前記第1の情報を前記第2の端末装置に対して送信する
ように構成される、
請求項1に記載の第1の端末装置。
【請求項6】
通信システムにおける第2の端末装置であって、
前記通信システムは、互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって、第1の端末装置及び前記第2の端末装置を含む複数の端末装置と、基地局装置を含むネットワークと、を備え、
前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、
前記第1の端末装置が接続している前記ネットワークが緊急呼サービス(emergency service)をサポートしている場合、前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置が前記緊急呼サービスを提供できることを示す第1の情報を、前記第1の端末装置から受信するように構成される、
第2の端末装置。
【請求項7】
通信システムにおける基地局装置であって、
前記通信システムは、
互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって、第1の端末装置及び第2の端末装置を含む複数の端末装置と、
前記基地局装置と、コアネットワークノードであるAMF(Access and Mobility Management Function)とを含むネットワークと、
を備え、
前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、
前記基地局装置は、緊急呼サービスのサポートに関する情報を前記AMFから受信し、前記情報を前記第1の端末装置に対して送信するように構成される、
基地局装置。
【請求項8】
互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって第1の端末装置及び第2の端末装置を含む複数の端末装置と、
基地局装置を含むネットワークと、
を備える通信システムであって、
前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、
前記第1の端末装置が接続している前記ネットワークが緊急呼サービス(emergency service)をサポートしている場合、前記第1の端末装置は、前記第1の端末装置が前記緊急呼サービスを提供できることを示す第1の情報を、前記第2の端末装置に対して送信するように構成される、
通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、第1の端末装置、第2の端末装置、基地局装置及び通信システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、SL(Side Link)通信(PC5通信とも称する)を用いたサービス又はアプリケーションを、EPS(Evolved Packet System)においても、第5世代(以下、「5G」ともいう)無線アクセスシステムの5Gコアシステムにおいてもサポートすることが検討されている。SL通信では、端末間で通信が行われる。SL通信を用いたサービスとして、たとえば、V2X(Vehicle-to-everything)サービス及びプロキシミティサービス等がある。SL通信においては、端末間の直接通信だけでなく、リレーを介した移動端末装置(以下、UE:User Equipment)と、NW(NetWork)との間の通信が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。なお、以下では、UEとNWとの間のリレーを実施するUEを、U2Nリレーと称する場合がある。
ここで、3GPPは、登録商標である。
【0003】
3GPPにおいてサイドリンク通信を利用してセルのカバレッジを伸長するために、セルのカバレッジ外にいる他端末に対して、サイドリンク通信を介して、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)又は5Gネットワークへのリレー接続を提供するU2Nリレーの機能が規定されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPPTR 38.836 V17.0.0
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、緊急呼サービス(Emergency Service)がLTE(Long Term Evolution)及び5Gで規定されているが、緊急呼サービスを利用する際に緊急呼サービスをサポートしているE-UTRAN又は5Gネットワークにフォールバックでハンドオーバする仕組みは、現在のU2Nリレーの規格では何ら開示されていない。
【0006】
そこで、本開示の一又は複数の態様は、緊急呼サービスをサポートしていないが、緊急呼サービスのフォールバックをサポートしている基地局及びネットワークと、U2Nリレーを介した、端末装置との間の緊急呼サービスを使用した通信を実現できるようにすることを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る第1の端末装置は、通信システムにおける第1の端末装置であって、前記通信システムは、互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって、前記第1の端末装置及び第2の端末装置を含む複数の端末装置と、基地局装置を含むネットワークと、を備え、前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、前記第1の端末装置が接続している前記ネットワークが緊急呼サービス(emergency service)をサポートしている場合、前記第1の端末装置は、前記第1の端末装置が前記緊急呼サービスを提供できることを示す第1の情報を、前記第2の端末装置に対して送信するように構成される。
【0008】
本開示の一態様に係る第2の端末装置は、通信システムにおける第2の端末装置であって、前記通信システムは、互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって、第1の端末装置及び前記第2の端末装置を含む複数の端末装置と、基地局装置を含むネットワークと、を備え、前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、前記第1の端末装置が接続している前記ネットワークが緊急呼サービス(emergency service)をサポートしている場合、前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置が前記緊急呼サービスを提供できることを示す第1の情報を、前記第1の端末装置から受信するように構成される。
【0009】
本開示の一態様に係る基地局装置は、通信システムにおける基地局装置であって、前記通信システムは、互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって、第1の端末装置及び第2の端末装置を含む複数の端末装置と、前記基地局装置と、コアネットワークノードであるAMF(Access and Mobility Management Function)とを含むネットワークと、を備え、前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、前記基地局装置は、緊急呼サービスのサポートに関する情報を前記AMFから受信し、前記情報を前記第1の端末装置に対して送信するように構成される。
【0010】
本開示の一態様に係る通信システムは、互いにサイドリンク通信を行うように構成された複数の端末装置であって第1の端末装置及び第2の端末装置を含む複数の端末装置と、基地局装置を含むネットワークと、を備える通信システムであって、前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と前記ネットワークとの間のリレーを実施するリレー端末装置であり、前記第1の端末装置が接続している前記ネットワークが緊急呼サービス(emergency service)をサポートしている場合、前記第1の端末装置は、前記第1の端末装置が前記緊急呼サービスを提供できることを示す第1の情報を、前記第2の端末装置に対して送信するように構成される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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