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公開番号
2025158846
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061760
出願日
2024-04-05
発明の名称
輸送用冷凍機械の複合ユニット
出願人
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F25D
11/00 20060101AFI20251009BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】より高い熱交換性能を有する輸送用冷凍機械の複合ユニットを提供する。
【解決手段】複合ユニットは、凝縮器を収容する凝縮器ユニットと、凝縮器ユニットと結合され、圧縮機を収容する圧縮機ユニットと、を備え、凝縮器ユニットは、直方体状をなし、正面、及び一方側の側面にそれぞれ吸込口が形成された第一ケーシングと、第一ケーシング内に配置され、正面、及び一方側の側面に対して内側から対向する第一部分、及び第二部分を有する凝縮器と、第一部分の内側に設けられた第一ファン、及び第二部分の内側に設けられた第二ファンと、を有し、平面視で、圧縮機ユニットは、第一ケーシングの背面側における一方側に偏って配置されることで、圧縮機ユニットと第一ケーシングの背面との間に通風空間を形成している。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
輸送用車両に搭載され、冷凍サイクル装置を有する輸送用冷凍機械の複合ユニットであって、
前記複合ユニットは、
凝縮器を有する凝縮器ユニットと、
該凝縮器ユニットと結合され、圧縮機を有する圧縮機ユニットと、
を備え、
前記凝縮器ユニットは、
直方体状をなし、正面、及び一方側の側面にそれぞれ吸込口が形成された第一ケーシングと、
該第一ケーシング内に配置され、前記正面、及び前記一方側の側面に対して内側から対向する第一部分、及び第二部分を有する前記凝縮器と、
前記第一部分の内側に設けられた第一ファン、及び前記第二部分の内側に設けられた第二ファンと、
を有し、
平面視で、前記圧縮機ユニットは、前記第一ケーシングの背面側における前記一方側に偏って配置されることで、前記圧縮機ユニットの側面と前記第一ケーシングの背面で区画されている通風空間を形成している輸送用冷凍機械の複合ユニット。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記第二ファンの回転軸は、前記凝縮器の前記第二部分側から前記通風空間側に向かう方向に延びている請求項1に記載の輸送用冷凍機械の複合ユニット。
【請求項3】
前記第一ファンの回転軸は、前記第二ファンの回転軸と異なる高さ位置に設けられている請求項1又は2に記載の輸送用冷凍機械の複合ユニット。
【請求項4】
前記第一ファンの回転軸は、前記第二ファンの回転軸よりも下方に位置している請求項3に記載の輸送用冷凍機械の複合ユニット。
【請求項5】
前記第一ファン、及び前記第二ファンを支持するとともに、前記第一ケーシングの天面側から底面側にかけて広がる仕切板をさらに備える請求項1又は2に記載の輸送用冷凍機械の複合ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、輸送用冷凍機械の複合ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば冷凍トラックのように、貨物を低温状態で輸送するための車両には輸送用冷凍機械が設けられている。輸送用冷凍機械は、主として圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を有する冷凍サイクル装置を備えている。従来、これら冷凍サイクル装置を構成する圧縮機ユニットや凝縮器ユニット等は、車両の床下、即ちシャーシの下方に配置されることが一般的であった(例えば下記特許文献1参照)。
【0003】
ここで、近年は、バッテリーユニット(蓄電池)によって走行用の電力を賄う電気自動車の実用化が進んでいる。この種のバッテリーユニットは走行距離を確保するために、寸法体格が大きくなる傾向にある。このため、バッテリーユニットは車両のシャーシの下方に収容・固定されることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2004-526120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のようにバッテリーユニットが大型化すると、シャーシ下方に凝縮器ユニット等を配置した場合に、これらバッテリーユニットと高電圧回路ユニットとが近接して配置されることになる。そのため、凝縮器ユニットに必要となる空気の供給路(風路)が妨げられ、効率的な熱交換を行えないという課題があった。
【0006】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、より高い熱交換性能を有する輸送用冷凍機械の複合ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係る輸送用冷凍機械の複合ユニットは、輸送用車両に搭載され、冷凍サイクル装置を有する輸送用冷凍機械の複合ユニットであって、前記複合ユニットは、冷媒を凝縮する凝縮器を有する凝縮器ユニットと、該凝縮器ユニットと結合され、冷媒を圧縮する圧縮機を有する圧縮機ユニットと、を備え、前記凝縮器ユニットは、直方体状をなし、正面、及び一方側の側面にそれぞれ吸込口が形成された第一ケーシングと、該第一ケーシング内に配置され、前記正面、及び前記一方側の側面に対して内側から対向する第一部分、及び第二部分を有する前記凝縮器と、前記第一部分の内側に設けられた第一ファン、及び前記第二部分の内側に設けられた第二ファンと、を有し、平面視で、前記圧縮機ユニットは、前記第一ケーシングの背面側における前記一方側に偏って配置されることで、前記圧縮機ユニットの側面と前記第一ケーシングの前記背面で区画されている通風空間を形成している。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、より高い熱交換性能を有する輸送用冷凍機械の複合ユニット、及び輸送用冷凍機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る車両、及び輸送用冷凍機械の構成を示す模式図である。
本開示の実施形態に係る車両におけるシャーシ下方の構成を示す透過平面図である。
本開示の実施形態に係る冷凍サイクル装置の構成を示す冷媒回路図である。
本開示の実施形態に係る輸送用冷凍機械の電気系統を示す電気回路図である。
本開示の実施形態に係る複合ユニットの構成を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係る複合ユニットの構成を示す横断面図である。
本開示の実施形態に係る凝縮器ユニットの内部を背面側から見た透視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態に係る輸送用冷凍機械1の複合ユニット200(以下、単に複合ユニット200と称する。)、及び輸送用冷凍機械1について、図1から図7を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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