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公開番号
2025157889
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-16
出願番号
2024060216
出願日
2024-04-03
発明の名称
画像形成装置、同装置におけるセンサの異常判定方法およびプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20251008BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】複数のセンサに関して正常かどうかを、簡単な処理で正確に判定できる画像形成装置、同装置におけるセンサの異常判定方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置1内の状態を検出する複数のセンサ21~23と、複数のセンサに対して電力を供給する電源101と、電源から複数のセンサへ供給される電流値を検出する電流検出部102と、複数のセンサが正常な状態において電源から複数のセンサへ供給される電流値を基準値として取得する取得部103と、電流検出部102により検出した電流値と基準値を比較することにより、複数のセンサに関して正常か否かを判定する判定部102と、を有する画像形成装置1である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置内の状態を検出する複数のセンサと、
前記複数のセンサに対して電力を供給する電源と、
前記電源から前記複数のセンサへ供給される電流値を検出する電流検出部と、
前記複数のセンサが正常な状態において前記電源から前記複数のセンサへ供給される電流値を基準値として取得する取得部と、
前記電流検出部により検出した電流値と前記基準値を比較することにより、前記複数のセンサに関して正常か否かを判定する判定部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記センサは発光素子と受光素子を有するセンサであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記画像形成装置の製造が完了した時点において前記基準値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記画像形成装置のユーザーからの指示に基づき、前記基準値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記取得部は、前記画像形成装置において所定の画像形成の回数に達した際に、前記基準値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記取得部は、前記センサが交換された際に、前記基準値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記複数のセンサを制御する制御基板を有し、
前記取得部は、前記制御基板が交換された際に、前記基準値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記取得部は、前記複数のセンサが正常な状態であると判定された際に、前記基準値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記判定部は、前記画像形成装置における画像形成の安定化動作時に、前記複数のセンサに関して正常か否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記電流検出部により検出された電流値の経時変化に基づき前記センサの故障を予測する予測部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置、同装置におけるセンサの異常判定方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
上述したような画像形成装置には、搬送される用紙が通過したことを検出する通紙センサ、用紙の特性を検出するための検出センサ等、複数のセンサが用いられている。
【0003】
センサの故障やコネクタとの接続不良等により、センサに異常が発生することがある。このようなセンサが正常か異常かの確認のためには、次のことが考えられる。即ち、図5に示されるように、センサが例えば発光素子20aと受光素子20bを有するセンサ20である場合、CPUを含む制御部30が、LEDからなる発光素子20aをオン/オフして受光素子20bの出力変化の有無を確認すれば良い。
【0004】
しかし、図6に示されるように、発光素子20aと受光素子20bが遮光物200で遮光される場合がある。また、センサが反射型センサの場合に反射対象物が存在しないこともある。このような場合、発光素子20aをオン/オフしても受光素子20bの出力が変化しないため、異常の有無を確認できない。
【0005】
また、1つのセンサに流れる電流を測定することにより、コネクタとの接続不良や発光部の故障の検出は可能である。しかし、センサは複数使用されているため、各センサのそれぞれに電流検出回路を設けると必要となるポートや回路が膨大になる。
【0006】
また、図6に示されるように、複数のセンサ20の電流値を1つの電流検出回路で検出し、検出した電流値の変化のみでセンサの異常を検出しようとすると、次のような問題がある。すなわち、回路定数のばらつきやセンサの個体差によって最小電流が異なるため、1つのセンサが異常かどうかの検出が難しい、という問題がある。
【0007】
具体的には、代表電流値12mAのセンサが10個流れる電源系統において、総電流値120mAを検出したとき正常であると判定され、108mAであるとき1つのセンサが異常状態と判定される、と仮定する。
【0008】
しかし、回路定数ばらつきやセンサの個体差により、代表電流値12mAに対して、最小電流値9.2mAの可能性がある。この場合、最小電流値9.2mAが10個、正常であったとしても、総電流値は92mA(9.2×10)となり、1つが異常であるかの判断ができない。
【0009】
特許文献1には、複数の被制御対象に対する制御信号の出力の変化に応答して、被制御対象に流れる電流量を検出し、検出された電流量に基づいて、制御信号出力手段の正常・異常を判定する画像形成装置が開示されている。
【0010】
特許文献2には、シート検出センサの電源線に電流検出抵抗が設けられ、この電流検出抵抗に流れる電流を検出することで、検出電流に基づきシート検出センサの故障を特定する画像形成装置が開示されている。この特許文献2に開示された画像形成装置では、スイッチ素子であるFETにより、シート検出センサに電流が流れるタイミングと電流検出抵抗に電流が流れるタイミングが切り替えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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