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公開番号2025155577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024160438
出願日2024-09-17
発明の名称樹脂ペレット群
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類C08G 64/00 20060101AFI20251002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】ペレット搬送過程での生産トラブルを低減しつつ射出成形性に優れ、さらに成形後に異物の発生を抑制できる樹脂ペレット群を提供する。
【解決手段】ペレット群と微粉群とを含む樹脂ペレット群である。ペレット群はポリカーボネート樹脂を含み、目開き1.7mmの篩上に残存する粒子サイズを有する。微粉群はポリカーボネート樹脂を含み、目開き1.7mmの篩を通過する粒子サイズを有する。ポリカーボネート樹脂は、式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を含む。ペレット群100重量部に対する前記微粉の含有量は5ppm~4000ppmである。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025155577000024.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">34</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリカーボネート樹脂を含み、目開き1.7mmの篩上に残存する粒子サイズのペレット群と、前記ポリカーボネート樹脂を含み、目開き1.7mmの篩を通過する粒子サイズの微粉群とを含む樹脂ペレット群であって、
前記ポリカーボネート樹脂が式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を含み、
前記ペレット群100重量部に対する前記微粉群の含有量が5ppm~4000ppmである、樹脂ペレット群。
TIFF
2025155577000019.tif
34
170
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ポリカーボネート樹脂の鉛筆硬度がHB以上である、請求項1に記載の樹脂ペレット群。
【請求項3】
前記ポリカーボネート樹脂が、前記式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を20~95質量%含有する、請求項1又は2に記載の樹脂ペレット群。
【請求項4】
前記ポリカーボネート樹脂が、さらに脂肪族ジヒドロキシ化合物及び/又は脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を含む、請求項1又は2に記載の樹脂ペレット群。
【請求項5】
前記ポリカーボネート樹脂が、さらに下記式(2)及び/又は下記式(3)で表される構造単位を含む、請求項1又は2に記載の樹脂ペレット群。
TIFF
2025155577000020.tif
32
170
TIFF
2025155577000021.tif
34
170
【請求項6】
前記ポリカーボネート樹脂が、さらに下記式(4)及び/又は下記式(5)で表される構造単位を含む、請求項1又は2に記載の樹脂ペレット群。
TIFF
2025155577000022.tif
33
170
(ただし、上記式(4)中、R

~R

は、それぞれ独立に、直接結合、または、置換若しくは非置換の炭素数1~4のアルキレン基を表し、R

~R

は、それぞれ独立に、水素原子、置換若しくは非置換の炭素数1~10のアルキル基、置換若しくは非置換の炭素数6~10のアリール基、置換若しくは非置換の炭素数2~10のアシル基、置換若しくは非置換の炭素数1~10のアルコキシ基、置換若しくは非置換の炭素数6~10のアリールオキシ基、置換若しくは非置換のアミノ基、置換若しくは非置換の炭素数2~10のビニル基、置換若しくは非置換の炭素数2~10のエチニル基、置換基を有する硫黄原子、置換基を有するケイ素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、または、シアノ基を表し、R

~R

は、互いに同一であっても、異なっていてもよく、R

~R

のうち隣接する少なくとも2つの基が互いに結合して環を形成していてもよい。)
TIFF
2025155577000023.tif
32
170
(ただし、上記式(5)中、R

~R

は、それぞれ独立に、直接結合、または、置換若しくは非置換の炭素数1~4のアルキレン基を表し、R

~R

は、それぞれ独立に、水素原子、置換若しくは非置換の炭素数1~10のアルキル基、置換若しくは非置換の炭素数6~10のアリール基、置換若しくは非置換の炭素数2~10のアシル基、置換若しくは非置換の炭素数1~10のアルコキシ基、置換若しくは非置換の炭素数6~10のアリールオキシ基、置換若しくは非置換のアミノ基、置換若しくは非置換の炭素数2~10のビニル基、置換若しくは非置換の炭素数2~10のエチニル基、置換基を有する硫黄原子、置換基を有するケイ素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、または、シアノ基を表し、R

~R

は、互いに同一であっても、異なっていてもよく、R

~R

のうち隣接する少なくとも2つの基が互いに結合して環を形成していてもよい。)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリカーボネート樹脂を含む樹脂ペレット群に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ポリカーボネート樹脂は、透明性、耐熱性、機械的強度等に優れているため、光学記録媒体、レンズ等の光学部品、電気・電子部品、自動車用部品等の分野において、いわゆるエンジニアリングプラスチックとして広く利用されている。ポリカーボネート樹脂は、一般的にビスフェノール類をモノマー成分とする。
【0003】
ポリカーボネート樹脂は、一般には石油資源から誘導される原料を用いて製造される。近年、石油資源の枯渇が危惧されていることから、バイオマス資源から得られる原料を用いたポリカーボネート樹脂の製造が求められている。さらに、二酸化炭素排出量の増加、蓄積による地球温暖化が気候変動等をもたらすことも危惧されていることから、カーボンニュートラルの実現を可能にする植物由来モノマーを原料としたポリカーボネートの開発が求められている。
【0004】
かかる状況下、バイオマス資源から得られるジヒドロキシ化合物(無水糖アルコール)であるイソソルビドをモノマー成分として使用してポリカーボネート樹脂を得る方法が提案されている。また、イソソルビドから得られるポリカーボネート樹脂は優れた光学特性を有していることから、光学材料として有用であることが知られている。
【0005】
ポリカーボネート樹脂は通常樹脂ペレットとして提供され、ポリカーボネート樹脂製品は、各種用途に適した形状に樹脂ペレットを成形することにより提供される。特許文献1には、ビスフェノール類から得られるポリカーボネート樹脂からなるペレットとペレットの微粉とを共存させた光ディスク基板用ポリカーボネート成形材料が提案されている。特許文献1によれば、かかる成形材料によってペレットの可塑化時間を短縮させて成形サイクルを向上できることが記載されている。また、特許文献2には、イソソルビドをモノマー成分として使用して得られるポリカーボネート樹脂ペレットの包装体が提案されている、特許文献2によれば、かかる包装体によって輸送過程での微粉の発生を極力低減し、異物の少ないフィルム等の成形(製膜)が可能なポリカーボネート樹脂ペレットを提供できるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11―71510号公報
特開2013―216807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ビスフェノール類から得られるポリカーボネート樹脂は、剛性が低いため、ペレットの微粉サイズが細かい。そのため、例えばオートローダーの吸引によってペレットをタンクから成形機に搬送する際に、軽量な微粉が吸い上げられてオートローダーに設けられたフィルターに詰まり、オートローダーの搬送機能(具体的には吸引機能)を低下させてしまう。その結果、成形機へのペレットの供給不良が起こり、成形体の生産トラブルを引き起こすことがあった。
【0008】
一方、イソソルビドをモノマー成分として使用して得られるポリカーボネート樹脂ペレットでは、特許文献2のように、微粉量を極力少なくすると、射出成形中にスクリューの音鳴りが発生したり、射出成形時における計量時間の安定性が不十分になるおそれがあった。
【0009】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、ペレット搬送過程での生産トラブルを低減しつつ射出成形性に優れ、さらに成形後に異物の発生を抑制できる樹脂ペレット群を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
即ち、本発明は、以下の態様を有するものである。
[1]ポリカーボネート樹脂を含み、目開き1.7mmの篩上に残存する粒子サイズのペレット群と、前記ポリカーボネート樹脂を含み、目開き1.7mmの篩を通過する粒子サイズの微粉群とを含む樹脂ペレット群であって、
前記ポリカーボネート樹脂が式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を含み、
前記ペレット群100重量部に対する前記微粉群の含有量が5ppm~4000ppmである、樹脂ペレット群。
(【0011】以降は省略されています)

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