TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025171912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024175063
出願日2024-10-04
発明の名称樹脂組成物、ペレット、および、成形品
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人弁理士法人特許事務所サイクス
主分類C08L 67/02 20060101AFI20251113BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】降温時結晶化温度Tcが高い樹脂組成物、ならびに、ペレット、および、成形品の提供。
【解決手段】本開示に係る樹脂組成物は、ポリブチレンテレフタレート樹脂と、カーボネート結合および/またはエステル結合を有する非晶性熱可塑性樹脂とを含み、ポリブチレンテレフタレート樹脂の記に示す活性チタンパラメータXが25以下である。
【選択図】 なし

特許請求の範囲【請求項1】
ポリブチレンテレフタレート樹脂と、カーボネート結合および/またはエステル結合を有する非晶性熱可塑性樹脂とを含み、
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂の下記に示す活性チタンパラメータXが25以下である、樹脂組成物。
TIFF
2025171912000017.tif
36
170
TIFF
2025171912000018.tif
21
170
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂が、チタン元素を30~500質量ppm含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂が、ナトリウム元素を0.1~100質量ppm含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂が、カルシウム元素を0.1~3000質量ppm含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂中の、下記式(3)で表される活性チタンの割合αが0.50以下である、請求項1に記載の樹脂組成物。
α=X/M・・・式(3)
(式(3)中、Xは活性チタンパラメータであり、[M]はポリブチレンテレフタレート樹脂中のチタン元素濃度(質量ppm)である。)
【請求項6】
前記カーボネート結合および/またはエステル結合を有する非晶性熱可塑性樹脂が、ポリカーボネート樹脂を含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂が、マテリアルリサイクル由来のポリブチレンテレフタレート樹脂を含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
さらに、反応性化合物を含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
射出成形用である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂の末端カルボキシル基濃度が25μmol/g以上である、請求項1に記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物、ペレット、および、成形品に関する。特に、ポリブチレンテレフタレート樹脂を主要成分とする樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
熱可塑性ポリエステル樹脂の中で代表的なエンジニアリンブプラスチックであるポリブチレンテレフタレート樹脂は、成形加工の容易さ、機械的物性、耐熱性、耐薬品性、保香性、その他の物理的、化学的特性に優れていることから、自動車部品、電気・電子部品、精密機器部品などの射出成形品に広く使用されている。
【0003】
ここで、ポリブチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物を射出成形する場合、降温時結晶化温度Tcが高いことが望ましい。降温時結晶化温度Tcが高いと、成形サイクルが向上するためである。
【0004】
かかる課題を解決するため、降温時結晶化温度Tcが高い、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物が検討されている(特許文献1、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2024-42437号公報
特開2011-084640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の通り、降温時結晶化温度Tcが高いポリブチレンテレフタレート樹脂組成物は検討されているが、樹脂組成物の用途等によって、新たな降温時結晶化温度Tcが高い樹脂組成物が求められる。
【0007】
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするものであって、降温時結晶化温度Tcが高い樹脂組成物、ならびに、ペレット、および、成形品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題のもと、本発明者が検討を行った結果、ポリブチレンテレフタレート樹脂として所定の条件を満たすものを用い、かつ、カーボネート結合および/またはエステル結合を有する熱可塑性樹脂を配合することにより、上記課題を解決しうることを見出した。
【0009】
具体的には、下記手段により、上記課題は解決された。
【0010】
[1]ポリブチレンテレフタレート樹脂と、カーボネート結合および/またはエステル結合を有する非晶性熱可塑性樹脂とを含み、
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂の下記に示す活性チタンパラメータXが25以下である、樹脂組成物。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

三菱ケミカル株式会社
硬化性組成物及びポリウレタン
16日前
三菱ケミカル株式会社
共重合体及び熱硬化性樹脂組成物
17日前
三菱ケミカル株式会社
モーター用絶縁フィルム及びモーター
3日前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物、ペレット、および、成形品
3日前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物、ペレット、および、成形品
3日前
三菱ケミカル株式会社
触媒およびそれを用いるメタノールの製造方法
3日前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物及びその成形品並びに透明樹脂改質剤
16日前
国立大学法人 東京大学
熱電変換材料、熱電変換モジュール、および熱流センサ
24日前
三菱ケミカル株式会社
シリカゾルの製造方法及び研磨方法
9日前
三菱ケミカル株式会社
ポリエステルフィルム、及びその製造方法
9日前
三菱ケミカル株式会社
ポリエステルフィルム、及びその製造方法
9日前
三菱ケミカル株式会社
ポリエステルフィルム、及びその製造方法
9日前
三菱ケミカル株式会社
シートモールディングコンパウンドの製造方法およびシートモールディングコンパウンド製造装置
3日前
三菱ケミカル株式会社
自己組織化炭素繊維束及びその製造方法と、プリプレグ及びその製造方法
11日前
三菱ケミカル株式会社
テレフタル酸と1,4-ブタンジオールのスラリー組成物及びその製造方法とそれを用いたポリブチレンテレフタレートの製造方法
16日前
三菱ケミカル株式会社
触媒、触媒の製造方法、並びにα,β-不飽和アルデヒド、α,β-不飽和カルボン酸、及びα,β-不飽和カルボン酸エステルの製造方法
5日前
株式会社カネカ
断熱材
16日前
東ソー株式会社
ペレット
1か月前
ユニチカ株式会社
透明シート
3か月前
ユニチカ株式会社
透明シート
1か月前
株式会社コバヤシ
成形体
1か月前
東レ株式会社
熱硬化性樹脂組成物
3か月前
住友精化株式会社
吸水剤の製造方法
2か月前
東レ株式会社
引抜成形品の製造方法
3か月前
東ソー株式会社
ゴム用接着性改質剤
1か月前
丸住製紙株式会社
変性パルプ
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
1か月前
東ソー株式会社
プラスチゾル組成物
16日前
東ソー株式会社
エチレン系重合用触媒
19日前
東レ株式会社
ポリプロピレンフィルム
1か月前
東ソー株式会社
樹脂組成物および蓋材
2か月前
横浜ゴム株式会社
重荷重タイヤ
1か月前
東ソー株式会社
樹脂組成物および蓋材
2か月前
日本特殊陶業株式会社
樹脂成形体
2か月前
UBE株式会社
衝撃吸収材
1か月前
続きを見る