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公開番号2025162865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-28
出願番号2024066333
出願日2024-04-16
発明の名称活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物および粘着シート
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人
主分類C09J 133/00 20060101AFI20251021BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】活性エネルギー線照射前の粘着力が良好であり、かつ、高温にさらされても活性エネルギー線照射後は、粘着力が低減され、糊残りもなく、さらに濡れ性の変化も生じさせない優れた剥離性を有する粘着剤を提供すること。
【解決手段】アクリル系樹脂(A)と水酸基含有ヒンダードアミン系化合物(B)を含有する活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アクリル系樹脂(A)と水酸基含有ヒンダードアミン系化合物(B)を含有する活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記アクリル系樹脂(A)が、アルキル基含有(メタ)アクリレート(a1)由来の構造単位、アミド基を除く官能基含有モノマー(a2)由来の構造単位を有する請求項1記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
【請求項3】
前記アクリル系樹脂(A)が、アミド基含有モノマー(a3)由来の構造単位を有する請求項1記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
【請求項4】
前記アクリル系樹脂(A)が、さらにエチレン性不飽和基を有する請求項1記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
【請求項5】
前記アクリル系樹脂(A)におけるエチレン性不飽和基の含有量が5~250mmol/100gである請求項1記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
【請求項6】
さらに、架橋剤(C)を含有する請求項1に記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の粘着剤組成物が架橋された粘着剤層を有する粘着シート。
【請求項8】
活性エネルギー線の照射により前記粘着剤層が硬化されて剥離可能となる、請求項7記載の粘着シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物および粘着シートに関するものであり、さらに詳しくは、半導体ウエハ、プリント基板、ガラス加工品、金属板、プラスチック板等の被加工部材を加工する際の一時的な表面保護用の剥離型粘着シートの粘着剤に使用される活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物、粘着シートに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、半導体ウエハを用いた集積回路の作製や穴開け等の加工工程においては、被加工部材の汚れや損傷を防ぐことを目的として一時的に上記被加工部材の表面を保護するための表面保護用の粘着シートが用いられている。そして、近年では加工技術の微細化や被加工部材の薄膜化等の理由で被加工部材に対して適度な粘着力が求められる一方、表面保護の役目を終えた後には表面保護用の粘着シートを剥離する必要があり、剥離する際には軽い力で糊残りなく剥離できることが求められている。また、近年では半導体ウエハに限らず様々な部材の加工時にも表面保護用の粘着シートが利用されている。
【0003】
かかる粘着シートとしては、活性エネルギー線を照射することにより硬化し、粘着力を低下させることができる活性エネルギー線硬化性の粘着剤組成物が有効であり、例えば、(1)エチレン性不飽和基を有するモノマーおよびオリゴマーの少なくとも一方とアクリル系樹脂とを配合したり、(2)アクリル系樹脂自体にエチレン性不飽和基を含有させたエチレン性不飽和基含有アクリル系樹脂を用いたりすることで、活性エネルギー線硬化性を発現させている。なかでも、アクリル系樹脂自体にエチレン性不飽和基を含有させたエチレン性不飽和基含有アクリル系樹脂は、活性エネルギー線照射による硬化後においても低分子成分が少ないことから、剥離後の糊残り低減に有利である。
【0004】
近年では、電子部品の製造工程において、粘着テープを貼付した状態の部品が高温にさらされることも少なくなく、そのため、電子部品の製造工程に使用する粘着テープには、高温条件に耐え得る耐熱性も求められており、特許文献1には、粘着剤層にヒンダードアミン系安定剤を含有するワーク加工用シートが記載されている。
【0005】
また、特許文献2には、側鎖に(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリレート系重合体に、特定の値以下の分子量を備えた紫外線吸収剤又は光安定剤を添加した粘着剤が耐候性、耐熱性及び力学物性に優れることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開2023/171079
特開2022-086816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1、2での開示技術では、高温の条件、例えば175℃以上の加熱処理条件下では十分は剥離性を得られない問題があり、いまだ満足のいくものではなかった。さらに加熱処理前後での被着体の濡れ性の変化については考慮されていなかった。
【0008】
そこで、本発明ではこのような背景下において、活性エネルギー線照射前の粘着力が良好であり、かつ、耐熱性に優れるため、高温にさらされても活性エネルギー線照射後は、粘着力が低減され、糊残りがなく、さらに加熱処理前後での被着体の濡れ性の変化も生じさせない優れた剥離性を有する粘着剤を得ることができる活性エネルギー線硬化性剥離型の粘着剤組成物を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
しかるに、本発明者は、かかる事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、粘着剤組成物として、アクリル系樹脂と特定の光安定剤を含有する組成物を用いることで、活性エネルギー線照射前の粘着力が良好であり、かつ、高温にさらされても活性エネルギー線照射後は、粘着力が低減され、糊残りもなく、さらに濡れ性の変化も生じさせない優れた剥離性を有する粘着剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0010】
すなわち、本発明は、以下の態様[1]~[8]を有する。
[1]
アクリル系樹脂(A)と水酸基含有ヒンダードアミン系化合物(B)を含有する活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
[2]
前記アクリル系樹脂(A)が、アルキル基含有(メタ)アクリレート(a1)由来の構造単位、アミド基を除く官能基含有モノマー(a2)由来の構造単位を有する[1]に記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
[3]
前記アクリル系樹脂(A)が、アミド基含有モノマー(a3)由来の構造単位を有する[1]又は[2]に記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
[4]
前記アクリル系樹脂(A)が、さらにエチレン性不飽和基を有する[1]~[3]いずれか一つに記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
[5]
前記アクリル系樹脂(A)におけるエチレン性不飽和基の含有量が5~250mmol/100gである[1]~[4]いずれか一つに記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
[6]
さらに、架橋剤(C)を含有する[1]~[5]いずれか一つに記載の活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物。
[7]
[1]~[6]いずれか一つに記載の粘着剤組成物が架橋された粘着剤層を有する粘着シート。
[8]
活性エネルギー線の照射により前記粘着剤層が硬化されて剥離可能となる[7]に記載の粘着シート。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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