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公開番号2025154919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024058201
出願日2024-03-29
発明の名称処理対象物の分配方法及び処理対象物の回収方法
出願人JX金属株式会社
代理人アクシス国際弁理士法人
主分類B65G 47/16 20060101AFI20251002BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】長尺状部材を含む処理対象物を効率よく分配処理することが可能な処理対象物の分配方法及び処理対象物の回収方法を提供する。
【解決手段】長尺状部材を含む処理対象物を分配する分配器10と、分配器10に接続された切替シュート20とを備える分配装置100の下方に、複数の収容容器30a、30b、30c、30dと予備の収容容器34a、34bとを互いに隣接させて配置し、切替シュート20を複数の収容容器30a、30b、30c、30dに接続し、分配器10を介して切替シュート20内に供給される処理対象物を複数の収容容器30a、30b、30c、30d内に分配させ、切替シュート20の接続先を複数の収容容器30a、30b、30c、30dから予備の収容容器34a、34bへの接続に切り替えて、処理対象物を予備の収容容器34a、34b内へ分配させることとを含む処理対象物の分配方法である。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
長尺状部材を含む処理対象物を分配する分配器と、前記分配器に接続された切替シュートとを備える分配装置の下方に、複数の収容容器と予備の収容容器とを互いに隣接させて配置し、
前記切替シュートを前記複数の収容容器に接続し、前記分配器を介して前記切替シュート内に供給される前記処理対象物を前記複数の収容容器内に分配させた後、
前記切替シュートの接続先を前記複数の収容容器から前記予備の収容容器への接続に切り替えて、前記処理対象物を前記予備の収容容器内へ分配させること
を含む処理対象物の分配方法。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記処理対象物を前記予備の収容容器内へ分配させる間に、前記複数の収容容器を新たな収容容器と交換することを含む請求項1に記載の処理対象物の分配方法。
【請求項3】
前記長尺状部材を受け入れて前記複数の収容容器内へ分配させるための複数の開口部を有する収容部を備え、前記収容部内に、前記収容部内に落下する前記長尺状部材との引っ掛かりを抑えるための曲面部が形成された、前記分配器を用いることを含む請求項1又は2に記載の処理対象物の分配方法。
【請求項4】
前記複数の開口部に接続され、前記切替シュートの向きを前記複数の収容容器又は前記予備の収容容器に切替可能とするための柔軟性を有する素材で形成された接続部を備える前記切替シュートを用いることを含む請求項3に記載の処理対象物の分配方法。
【請求項5】
前記処理対象物の原料が、自動車シュレッダーダスト、家電シュレッダーダスト、又は電気電子部品屑を含む請求項1又は2に記載の処理対象物の分配方法。
【請求項6】
銅線屑を含む処理対象物をガス化溶融炉で燃焼処理し、前記処理対象物から可燃性物を除去することと、
前記燃焼処理で得られる燃焼処理物を磁力選別し、鉄屑を含む磁性物と前記銅線屑を含む非磁性物とに選別することと、
前記非磁性物を篩別処理して前記銅線屑を含む篩下物を得ることと
前記篩下物を得る篩別機の下方に、前記銅線屑を含む前記篩下物を分配する分配器と前記分配器に接続された切替シュートとを備える分配装置を配置し、
前記分配装置の下方に複数の収容容器と予備の収容容器とを互いに隣接させて配置し、
前記切替シュートを前記複数の収容容器に接続し、前記分配器を介して前記切替シュート内に供給される前記処理対象物を前記複数の収容容器内に分配させた後、
前記切替シュートの接続先を前記複数の収容容器から前記予備の収容容器への接続に切り替えて、前記処理対象物を前記予備の収容容器内へ分配させること
を含む銅線屑を含む処理対象物の回収方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理対象物の分配方法及び処理対象物の回収方法に関し、特に、銅線屑等の長尺状部材を含む処理対象物を複数の収容容器内へ分配する処理対象物の分配方法及び処理対象物の回収方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、資源保護の観点から、廃家電製品、PC、携帯電話等の電気電子部品屑、産業廃棄物等から有価金属を回収することが盛んになってきており、その効率的な回収方法が検討され、提案されている。
【0003】
例えば、特開平9-78151号公報(特許文献1)には、有価金属を含有するスクラップ類を銅鉱石溶錬用自溶炉へシャフト天井部から装入し、有価金属を炉内に滞留するマットへ回収するスクラップ類からの有価金属のリサイクル方法が開示されている。特許文献1の構成によれば、銅溶錬自溶炉での銅製錬にスクラップ処理を組み合わせるため、有価金属含有率が低いスクラップ類からでも低コストで有価金属を回収することができる。
【0004】
特開2010-236718号公報(特許文献2)には、自動車シュレッダーダスト(ASR)、家電シュレッダーダストのような産業廃棄物をトロンメルによって篩分し、所定のサイズを基準に篩別物をアンダーサイズとオーバーサイズとに分け、アンダーサイズの篩別物を流動層式ガス化炉に投入する方法が記載されている。
【0005】
このような回収処理においては一の装置から他の装置へと処理対象物を搬送する際に、フレキシブルコンテナバッグ等の収容容器へ一旦処理対象物を入れて、一定期間保管することがある。例えば、実全昭53-165578号公報(特許文献1)には、複数個のシュートの各上部を集合して上端の開口を円周状に配列し、この集合部に筒部を連成した振分シュートを備える分配装置を用いて汚泥を分配することが記載されている。
【0006】
実全平04-014228号公報(特許文献2)には、放射状に分岐した複数の排出シュートを備えた分岐ホッパーの内部に、上部に供給口を有しかつ排出口を分岐ホッパーの排出シュート側に向けた内部シュートを設け、内部シュートを分岐ホッパーの中心軸上で回転可能にした分配装置を用いて、ペレット状の食品又はカプセル、錠剤等の固形製剤を容器に均等化配分することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平9-78151号公報
特開2010-236718号公報
実全昭53-165578号公報
実全平04-014228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
廃家電製品、PC、携帯電話等の電気電子部品屑、産業廃棄物等の処理量は近年更に増加の一途にあり、大量の処理物を効率よく処理することがますます求められてきている。廃家電製品、PC、携帯電話等の電気電子部品屑、産業廃棄物等を原料とする処理対象物は、銅線屑等の長尺状部材が含まれることがある。
【0009】
このような長尺状部材を含む処理対象物を分配処理する場合、長尺状部材が分配装置内で引っ掛かって滞留し、他の処理対象物等と絡まったり、あるいは長尺状部材が分散装置外へと飛び出したりする場合がある。そのため、長尺状部材は粒状物等と比較して複数の収容容器内に均一且つ効率よく分配させることが難しいという問題がある。また、分配装置内で詰まり等が発生した場合には、詰まりを解消するために頻繁に分配装置を停止させる作業又は清掃処理等を要し、作業効率が悪化するという問題もある。
【0010】
上記課題を鑑み、本発明は、長尺状部材を含む処理対象物を効率よく分配処理することが可能な処理対象物の分配方法及び処理対象物の回収方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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