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公開番号2025154643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057758
出願日2024-03-29
発明の名称吸着装置及び研削装置
出願人株式会社東京精密
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01L 21/304 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】吸着体の孔の詰まりを抑制する。
【解決手段】吸着装置12では、ポーラスチャック18が第1吸引路30に吸引されて、ポーラスチャック18にワークWが吸着されると共に、スペーサリング22が第2吸引路34に吸引されて、スペーサリング22にダイシングフレーム46が吸着される。このため、ワークWの研削屑が第2吸引路34に侵入しても、第2吸引路34の研削屑がポーラスチャック18に到達しないため、ポーラスチャック18の気孔が研削屑により詰まることを抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内周側及び外周側にそれぞれ孔を有する吸着体及び吸着部が設けられ、ダイシングテープの内周側及び外周側にそれぞれワーク及びダイシングフレームが貼付されるワーク体が載置される吸着台と、
前記吸着体に連通され、前記吸着体が吸引されて前記吸着体に前記ダイシングテープを介して前記ワークが吸着される第1吸引路と、
前記第1吸引路とは別路にされて前記吸着部に連通され、前記吸着部が吸引されて前記吸着部に前記ダイシングテープを介して前記ダイシングフレームが吸着される第2吸引路と、
を備える吸着装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記吸着体に連通され、前記吸着体に流体が供給される第1供給路と、
前記第1供給路とは別路にされて前記吸着部に連通され、前記吸着部に流体が供給される第2供給路と、
を備える請求項1記載の吸着装置。
【請求項3】
前記第1吸引路の第1吸引バルブより前記吸着体側と前記第1供給路の第1供給バルブより前記吸着体側とが同一路にされて前記吸着体に連通されると共に、前記第2吸引路の第2吸引バルブより前記吸着部側と前記第2供給路の第2供給バルブより前記吸着部側とが同一路にされて前記吸着部に連通される請求項2記載の吸着装置。
【請求項4】
前記第1吸引路の第1吸引バルブより吸引源側と前記第2吸引路の第2吸引バルブより前記吸引源側とが同一路にされて前記吸引源に連通されると共に、前記第1供給路の第1供給バルブより供給源側と前記第2供給路の第2供給バルブより前記供給源側とが同一路にされて前記供給源に連通される請求項2記載の吸着装置。
【請求項5】
前記吸着部の孔が前記吸着体の孔に比し大きくされる請求項1記載の吸着装置。
【請求項6】
前記吸着体の上面が前記吸着部の上面に対し上側に配置される請求項1記載の吸着装置。
【請求項7】
請求項1記載の吸着装置と、
前記吸着体に吸着される前記ワークを研削する研削機構と、
を備える研削装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワーク及びダイシングフレームが吸着される吸着装置及び当該吸着装置を備える研削装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の研削装置では、粘着テープの内周側及び外周側にそれぞれウエーハ及びリングフレームが貼付されており、保持手段のウエーハ保持部及びリングフレーム保持部が吸引路を介して吸引されて、ウエーハ保持部及びリングフレーム保持部にそれぞれウエーハ及びリングフレームが吸着される。
【0003】
ここで、この研削装置では、ウエーハ保持部及びリングフレーム保持部に吸引路が連通されている。このため、仮にリングフレーム保持部から吸引路に異物が侵入すると、ウエーハ保持部の吸引路を介する吸引が解除される際に、吸引路の異物がウエーハ保持部に到達する可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-196709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、吸着体の孔の詰まりを抑制できる吸着装置及び研削装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様の吸着装置は、内周側及び外周側にそれぞれ孔を有する吸着体及び吸着部が設けられ、ダイシングテープの内周側及び外周側にそれぞれワーク及びダイシングフレームが貼付されるワーク体が載置される吸着台と、前記吸着体に連通され、前記吸着体が吸引されて前記吸着体に前記ダイシングテープを介して前記ワークが吸着される第1吸引路と、前記第1吸引路とは別路にされて前記吸着部に連通され、前記吸着部が吸引されて前記吸着部に前記ダイシングテープを介して前記ダイシングフレームが吸着される第2吸引路と、を備える。
【0007】
本発明の第2態様の吸着装置は、本発明の第1態様の吸着装置において、前記吸着体に連通され、前記吸着体に流体が供給されて前記吸着体への前記ワークの吸着が解除される第1供給路と、前記第1供給路とは別路にされて前記吸着部に連通され、前記吸着部に流体が供給されて前記吸着部への前記ダイシングフレームの吸着が解除される第2供給路と、を備える。
【0008】
本発明の第3態様の吸着装置は、本発明の第2態様の吸着装置において、前記第1吸引路の第1吸引バルブより前記吸着体側と前記第1供給路の第1供給バルブより前記吸着体側とが同一路にされて前記吸着体に連通されると共に、前記第2吸引路の第2吸引バルブより前記吸着部側と前記第2供給路の第2供給バルブより前記吸着部側とが同一路にされて前記吸着部に連通される。
【0009】
本発明の第4態様の吸着装置は、本発明の第2態様又は第3態様の吸着装置において、前記第1吸引路の第1吸引バルブより吸引源側と前記第2吸引路の第2吸引バルブより前記吸引源側とが同一路にされて前記吸引源に連通されると共に、前記第1供給路の第1供給バルブより供給源側と前記第2供給路の第2供給バルブより前記供給源側とが同一路にされて流体の前記供給源に連通される。
【0010】
本発明の第5態様の吸着装置は、本発明の第1態様~第4態様の何れか1つの吸着装置において、前記吸着部の孔が前記吸着体の孔に比し大きくされる。
(【0011】以降は省略されています)

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