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公開番号
2025153561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056098
出願日
2024-03-29
発明の名称
調味料塗布装置および調味料散布部材
出願人
亀田製菓株式会社
代理人
個人
主分類
A23P
20/10 20160101AFI20251002BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】収容空間の外側への調味料の飛散を抑制することで、集塵機等の機器を必要とすることなく、衛生状態を良好に保持することのできる調味料塗布装置を提供する。
【解決手段】攪拌部と、調味料供給部と、調味料散布部材30と、を備える調味料塗布装置であって、攪拌部は、内部に食品材料を収容する収容空間が形成され、収容空間に収容された食品材料を攪拌し、調味料供給部は、食品材料に塗布する調味料を調味料散布部材30に供給し、調味料散布部材30は、上面側が開口された凹状に形成され、調味料供給部によって供給される調味料を貯留する貯留部31と、貯留部31の外周部の周方向にわたって設けられ、貯留部31から溢出する調味料を貯留部31の外周側且つ下方側に移動させて落下させることで調味料を収容空間に供給する移動落下部32と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
攪拌部と、調味料供給部と、調味料散布部材と、を備える調味料塗布装置であって、
前記攪拌部は、内部に食品材料を収容する収容空間が形成され、前記収容空間に収容された前記食品材料を攪拌し、
前記調味料供給部は、前記食品材料に塗布する調味料を前記調味料散布部材に供給し、
前記調味料散布部材は、
上面側が開口された凹状に形成され、前記調味料供給部によって供給される調味料を貯留する貯留部と、
前記貯留部の外周部の周方向にわたって設けられ、前記貯留部から溢出する調味料を前記貯留部の外周側且つ下方側に移動させて落下させることで前記調味料を前記収容空間に供給する移動落下部と、を有する
調味料塗布装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記移動落下部は、前記貯留部から溢出する調味料を移動させる移動面を有し、
前記移動面は、鉛直方向に対して5度以上85度以下の範囲内の角度をなしている
請求項1に記載の調味料塗布装置。
【請求項3】
前記貯留部は、上下方向に延在する円筒状に形成され、
前記移動落下部は、円錐台状に形成され、上底面が前記貯留部の下側に配置されている
請求項1に記載の調味料塗布装置。
【請求項4】
調味料を塗布する食品材料に対して調味料を散布する調味料散布部材であって、
上面側が開口された凹状に形成され、調味料を貯留する貯留部と、
前記貯留部の外周部の周方向にわたって設けられ、前記貯留部から溢出する調味料を前記貯留部の外周側且つ下方側に移動させて落下させる移動落下部と、を有している
調味料散布部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、菓子等の食品の製造時に、食品材料の外面に調味料を塗布するための調味料塗布装置および食品材料に対して調味料を散布する調味料散布部材に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の調味料塗布装置としては、攪拌部と、調味料供給部と、調味料散布部と、を備え、攪拌部が、内部に食品材料を収容する収容空間を有し、収容空間に収容された食品材料を攪拌し、調味料供給部が、食品材料に塗布する調味料を前記調味料散布部に供給し、調味料散布部が、攪拌部によって攪拌されている食品材料に対して調味料を散布するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-20号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の調味料塗布装置は、調味料散布部として噴射ガンを用いており、噴射ガンから空気と共に調味料を噴射することによって、攪拌されている食品材料に対して調味料を散布している。
【0005】
従来の調味料塗布装置で用いられる噴射ガンは、調味料の流路を小さくして調味料を噴射させているため、調味料として用いられる液体や粉体に関し、噴射を妨げない性質のものを選択する等の制約がある。このような制約として、液体の粘度、粉体の外径寸法、液体と粉体との混合割合等が挙げられる。このため、従来の調味料塗布装置では、複数種類の調味料の塗布を可能とするために、調味料の種類に応じた複数種類の噴射ガンを用意する必要があり、また、食品材料に塗布する調味料の種類の変更の度に噴射ガンを取り換える作業が発生することになり、食品材料に対する調味料の塗布に係るコストが増大する可能性がある。
【0006】
さらに、従来の調味料塗布装置では、噴射ガンから空気と共に調味料を噴射しているため、収容空間の外側に調味料が飛散することになり、調味料塗布装置の設置場所の衛生状態が悪化するおそれがある。このため、調味料塗布装置を設置する場所には、調味料塗布装置と共に集塵機の設置が必要となる。
【0007】
本発明の目的とするところは、収容空間の外側への調味料の飛散を抑制することで、集塵機等の機器を必要とすることなく、衛生状態を良好に保持することのできる調味料塗布装置および調味料散布部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る調味料塗布装置は、攪拌部と、調味料供給部と、調味料散布部材と、を備える調味料塗布装置であって、前記攪拌部は、内部に前記食品材料を収容する収容空間が形成され、前記収容空間に収容された食品材料を攪拌し、前記調味料供給部は、前記食品材料に塗布する調味料を前記調味料散布部材に供給し、前記調味料散布部材は、上面側が開口された凹状に形成され、前記調味料供給部によって供給される調味料を貯留する貯留部と、前記貯留部の外周部の周方向にわたって設けられ、前記貯留部から溢出する調味料を前記貯留部の外周側且つ下方側に移動させて落下させることで前記調味料を前記収容空間に供給する移動落下部と、を有する。
【0009】
また、本発明に係る調味料塗布装置は、前記移動落下部が、前記貯留部から溢出する調味料を移動させる移動面を有し、前記移動面は、鉛直方向に対して5度以上85度以下の範囲内の角度をなしている、ことが好ましい。
【0010】
また、本発明に係る調味料塗布装置は、前記貯留部が、上下方向に延在する円筒状に形成され、前記移動落下部は、円錐台状に形成され、上底面が前記貯留部の下側に配置されている、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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