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公開番号
2025164769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2025109021,2024067647
出願日
2025-06-27,2024-04-18
発明の名称
皮膚外用剤
出願人
亀田製菓株式会社
,
一丸ファルコス株式会社
,
株式会社エトヴォス
代理人
弁理士法人レクシード・テック
主分類
A61K
8/99 20170101AFI20251023BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 植物性乳酸菌と所定の植物抽出物とを含む皮膚外用剤を提供すること
【解決手段】 ラクトバチルス カゼイ亜種カゼイ(Lactobacillus casei subsp.casei)327株の菌体と所定の植物抽出物とを含む皮膚外用剤。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
受託番号NITE BP-02707として寄託されたラクトバチルス・カゼイ亜種カゼイ(Lactobacillus casei subsp. casei)327株の菌体及びメリッサ抽出物を含む、皮膚外用剤。
続きを表示(約 86 文字)
【請求項2】
前記菌体が、死菌体である、請求項1に記載の剤。
【請求項3】
表皮ブドウ球菌の増殖促進用である、請求項1または2に記載の剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物性乳酸菌と所定の植物抽出物とを含む皮膚外用剤に関し、より詳細には、ラクトバチルス カゼイ亜種カゼイ(Lactobacillus casei subsp.casei)327株の菌体と所定の植物抽出物とを含む皮膚外用剤、などに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
本出願人らは、ラクトバチルス カゼイ亜種カゼイ(Lactobacillus casei subsp.casei)327株の菌体の添加で肌の保湿の維持が可能であることを確認している(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6805399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明者らは、ラクトバチルス カゼイ亜種カゼイ(Lactobacillus casei subsp.casei)327株の菌体と所定の植物抽出物との組合せの相乗効果を新たに確認した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
当該手段は、具体的には以下手段である。
(1)受託番号NITE BP-02707として寄託されたラクトバチルス・カゼイ亜種カゼイ(Lactobacillus casei subsp.casei)327株の菌体及びメリッサ抽出物を含む、皮膚外用剤。
(2)前記菌体が死菌体である、(1)に記載の剤。
(3)表皮ブドウ球菌の増殖促進用である、(1)または(2)に記載の剤。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本開示について例をあげて説明するが、本開示は以下の例等に限定されるものではなく、任意に変更して実施できる。また、本開示における各説明は、特に言及がない限り、互いに援用可能である。なお、本明細書において、「~」という表現を用いた場合、その前後の数値または物理値を含む意味で用いる。また、本明細書において、「Aおよび/またはB」という表現には、「Aのみ」、「Bのみ」、「AおよびBの双方」が含まれる。
【0007】
(植物性乳酸菌)
本発明に使用される植物性乳酸菌は、味噌、醤油、漬物、糠、牧草、米、麦、麦芽など加工食品を含む植物由来のものから分離され、糖質などを利用して乳酸を産生する乳酸菌である。前記植物性乳酸菌は、好ましくは、米を原料とした発酵食品から分離されたラクトバチルス属に属する乳酸菌を用いることができる。前記植物性乳酸菌は、例えば、米及び米加工品から分離され、抗変異原性を有する複数の植物性乳酸菌が報告されている(日本食品科学工学会誌、第48巻、第9号、693~696頁、2001年)。本発明の有効成分として用いられる植物性乳酸菌は、これらの中で、亜種カゼイ327株又はその変異株が最も好ましい。なおここで「変異株」とは、特定の菌株に対し、当業者に周知の方法により当業者がその性質に変化を及ぼさない範囲で変異させたもの、あるいは、それと同等であると当業者が確認できるものを包含する意味である。
【0008】
ラクトバチルス カゼイ亜種カゼイ(Lactobacillus casei subsp.casei)327株は、平成30年(2018年)5月8日(受託日)付で独立行政法人製品評価技術基盤機構、特許微生物寄託センター(〒292-0818日本国千葉県木更津市かずさ鎌足2-5-8、122号室)に国内寄託されている。受託番号は、NITE BP-02707である。(以下、本菌株を「K-1株」と称する)。
【0009】
本発明の有効成分として用いられる乳酸菌の菌体は、生菌体及び死菌体のいずれでもよいが、例えば、生菌体の増殖による異臭発生防止などを考慮すると好ましくは死菌体が用いられる。前記乳酸菌の菌体は、より好ましくは、上記乳酸菌を公知の加熱処理手段で殺菌して得られる加熱殺菌菌体が用いられる。加熱殺菌菌体は、上記乳酸菌を、MRS培地(ディフコ社製)などを用いて常法に従って培養して得られた培養物から、例えば、濾過、遠心分離等の方法により菌体を回収し、水洗後、水等に懸濁して120℃以下(好ましくは80~120℃)、30分以内(3秒~30分間)加熱処理した後、必要に応じて濃縮、乾燥することにより調製できる。また菌体を焼成、蒸煮(例えば170℃以下、60分以内)に付すことによって調製してもよい。なお、上記K-1株の乳酸菌は、「植物性乳酸菌K-1」として亀田製菓株式会社から入手可能である。このため、本発明においては、有効成分として用いられる乳酸菌として、このような市販品を用いてもよい。
【0010】
(皮膚外用剤とその作用)
本発明における「皮膚外用剤」は、上記K-1株の菌体と所定の植物抽出物を有効成分として含み、スキンケア作用を有する製剤又は組成物、である。ここで、「スキンケア」は、典型的には、塵埃、化学物質、微生物などの環境的影響や、皮膚組織内の水、天然脂肪、電解質などの内因性物質の損失に対する障壁としての皮膚の自然な機能が強化又は再生されることである。また、好ましい実施形態において用いられる死菌体は、上述したスキンケア作用等の効果が期待できるだけでなく、生菌の場合、製品製造以降の配送時や陳列時に形態変化を起こす可能性があるのに対し、それ以上形態変化を起こさない死菌体は好適に使用できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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