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公開番号
2025154330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057257
出願日
2024-03-29
発明の名称
皮膚外用剤
出願人
株式会社東洋新薬
代理人
主分類
A61K
8/27 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】紫外線散乱剤を配合しながらも、使用感及び安定性に優れた皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンとを含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンとを含有する皮膚外用剤。
続きを表示(約 49 文字)
【請求項2】
さらに、(D)キサンタンガムを含有する請求項1に記載の皮膚外用剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンとを含有する皮膚外用剤に関する。また、本発明は、(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンと、さらに、(D)キサンタンガムとを含有する皮膚外用剤に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
紫外線は皮膚の炎症や老化等様々な現象を引き起こすことが知られており、皮膚の炎症を緩和するため日焼け止め化粧料が使用される。日焼け止め化粧料には紫外線散乱剤や紫外線吸収剤といった紫外線防御効果のある成分を配合するが、例えば紫外線散乱剤には塗布時にべたつきやムラがあって使用感が悪いといった課題がある(特許文献1)。また、紫外線防御効果のある成分を含有する日焼け止め化粧料には他の種々の成分を配合するが、未だ使用感が悪いといった課題がある。さらに、紫外線防御効果のある成分や日焼け止め化粧料の安定性が悪く、例えば長時間保存した場合に成分が凝集しやすいといった課題があり、当該課題により、日焼け止め化粧料の外観が悪くなる上に、紫外線防御効果のある成分や日焼け止め化粧料の有する効果を十分に発揮できないといった課題も生じる(特許文献1及び2)。使用感や安定性を改善するために水溶性増粘剤を配合する場合も、未だ満足のいく使用感や安定性を得られず、したがって、使用感や安定性に優れた日焼け止め化粧料が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-172634号公報
特開2022-153341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明者らは、紫外線散乱剤を含有しながらも使用感や安定性に優れた皮膚外用剤の提供を課題として種々の検討を行った。
【課題を解決するための手段】
【0005】
その結果、本発明者らは、(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンとを含有する皮膚外用剤とすることで使用感や安定性に優れた皮膚外用剤の開発に成功し、本発明を完成するに至った。また、本発明者らは、(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンと共に、(D)キサンタンガムとを含有する皮膚外用剤とすることで、さらに使用感や安定性に優れた皮膚外用剤の開発に成功し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
<1>(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンとを含有する皮膚外用剤。
<2>さらに、(D)キサンタンガムを含有する<1>に記載の皮膚外用剤。
<3>(A)が酸化チタン、酸化亜鉛から選ばれる少なくとも1種である<1>に記載の皮膚外用剤。
<4>皮膚外用剤100質量部における(B)の含有量が0.01~1質量部である<1>に記載の皮膚外用剤。
<5>皮膚外用剤における(A)の含有量を1とした場合、(A):(B)が1:0.0005~3である<1>に記載の皮膚外用剤。
<6>皮膚外用剤100質量部における(C)の含有量が0.05~3質量部である<1>に記載の皮膚外用剤。
<7>皮膚外用剤における(A)の含有量を1とした場合、(A):(C)が1:0.005~3である<1>に記載の皮膚外用剤。
<8>皮膚外用剤100質量部における(D)の含有量が0.05~3質量部である<2>に記載の皮膚外用剤。
<9>皮膚外用剤における(A)の含有量を1とした場合、(A):(D)が1:0.005~3である<2>に記載の皮膚外用剤。
<10>皮膚外用剤における(A)の含有量を1とした場合、(A):(B):(C)が1:0.0005~3:0.005~3である<1>に記載の皮膚外用剤。
<11>皮膚外用剤における(A)の含有量を1とした場合、(A):(B):(C):(D)が1:0.0005~3:0.005~3:0.005~3である<2>に記載の皮膚外用剤。
<12>日焼け止め化粧料である<1>に記載の皮膚外用剤。
【0007】
本発明によれば、(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンとを含有することにより、使用感や安定性に優れた皮膚外用剤を提供することができる。さらに、(A)紫外線散乱剤と、(B)カラギーナンと、(C)ペクチンと共に、(D)キサンタンガムとを含有することにより、使用感や安定性がさらに優れた皮膚外用剤を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の皮膚外用剤ついて詳細を説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除等、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
【0009】
<(A)紫外線散乱剤>
本発明の皮膚外用剤は紫外線散乱剤を含有する。本発明において使用できる紫外線散乱剤としては通常皮膚外用剤に使用されるものであれば特に限定されないが、紫外線を散乱する効果が高い点から無機化合物が好ましく、金属酸化物がより好ましい。具体的には、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、無水ケイ酸、タルクから選択される1種または2種以上が挙げられる。これらの中でも酸化チタン、酸化亜鉛が好ましい。
【0010】
また、本発明で使用する紫外線散乱剤は、表面が未処理のものでも、疎水化処理、親水化処理等の表面処理がなされたものであってもよい。紫外線散乱剤の疎水化処理は疎水化される公知の表面処理剤を用いて行えばよいが、例えば、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルポリシロキサン等のシリコーン処理;アルキルシラン処理;パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルコール等によるフッ素処理;N-アシルグルタミン酸等によるアミノ酸処理;その他、レシチン処理;金属石鹸処理;脂肪酸処理;アルキルリン酸エステル処理等が挙げられる。また、紫外線散乱剤の親水化処理は親水化される公知の表面処理剤を用いて行えばよいが、例えば、シリカ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、水酸化アルミニウムによる処理等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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