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公開番号
2025135779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033734
出願日
2024-03-06
発明の名称
皮膚外用剤
出願人
株式会社ノエビア
代理人
主分類
A61K
8/39 20060101AFI20250911BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
本発明は、他の皮膚外用剤の使用の後に皮膚に塗布することにより、先に塗布した皮膚外用剤の浸透性を高める皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【解決手段】
下記(A)~(D)を含有する皮膚外用剤。
(A)二価カルボン酸及び平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル
(B)ベタイン
(C)ホスホリルコリン基含有重合体
(D)コメ発酵液
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(A)~(D)を含有する皮膚外用剤。
(A)二価カルボン酸及び平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル
(B)ベタイン
(C)ホスホリルコリン基含有重合体
(D)コメ発酵液
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、他の皮膚外用剤の使用の後に皮膚に塗布することにより、先に塗布した皮膚外用剤の浸透性を高める皮膚外用剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、スキンケア製剤として様々な有効成分等を配合したものが開発され、高い効果を発揮することが期待されている。スキンケア製剤の効果を最大限に活かすためには可能な限り皮膚に浸透することが好ましい。しかしながら、皮膚に浸透させることは皮膚のバリア機能に起因して容易ではない。
【0003】
皮膚への浸透性を向上させることを目的として様々な製剤が開発されており、例えばスキンケア製剤を塗布する前に使用することで経皮吸収を促進するとして、スキンケア製剤を塗布する前に使用するプレトリートメント剤等が開発されている(引用文献1、2)。しかしながら、必ずしも浸透性において十分満足できるものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-111722号公報
特開2022-124939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、他の皮膚外用剤の使用の後に皮膚に塗布することにより、先に塗布した皮膚外用剤の浸透性を高める皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下記(A)~(D)を含有する皮膚外用剤を提供する。
(A)二価カルボン酸及び平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル
(B)ベタイン
(C)ホスホリルコリン基含有重合体
(D)コメ発酵液
【発明の効果】
【0007】
本発明の皮膚外用剤は、他の皮膚外用剤の使用の後に皮膚に塗布することにより、先に塗布した皮膚外用剤の浸透性を高める効果を発揮する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下本発明を実施するための形態を説明する。
【0009】
[二価カルボン酸及び平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステル]
本発明で用いる二価カルボン酸及び平均重合度2以上15以下のポリグリセリンから構成されるオリゴマーエステルの二価カルボン酸としては、直鎖、分岐鎖、或いは環状構造の何れかを含む二価カルボン酸であれば特に限定されないが、合成のしやすさ、効果を向上させる観点から、二価カルボン酸の炭素数は、好ましくは2以上、より好ましくは8以上、さらに好ましくは12以上、さらに好ましくは14以上であって、好ましくは26以下、より好ましくは24以下、さらに好ましくは22以下、さらに好ましくは20以下である。また、同様の観点から、脂肪族二価カルボン酸が好ましい。具体的な炭素数2以上26以下の二価カルボン酸としては、例えば、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2,4-ジエチルペンタン二酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8-エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸、ジメチルエイコサン二酸、シクロヘキサンジカルボン酸等が挙げられる。これら二価カルボン酸は、いずれか1種を単独で、又は2種以上を適宜組合せて用いることができる。
【0010】
これらの二価カルボン酸のうち、炭素数14以上22以下の直鎖又は分岐鎖の二価カルボン酸が好ましく、炭素数14以上20以下の直鎖の二価カルボン酸がより好ましい。具体的には、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、オクタデカン二酸、8-エチルオクタデカン二酸、エイコサン二酸及びジメチルエイコサン二酸から選択される1種又は2種以上が好ましく、テトラデカン二酸及びエイコサン二酸から選択される1種又は2種がより好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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